フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

台 風と共に去りぬ!!

2012年01月17日 | ラングドック・ルシオン

彼を送って帰ってきてからも、台風情報から目が離せなかった。

 

とにかく祈るしかなかった。

 

遅くまで台風情報を見ていると、関西は通り抜け、ゆっくり進んでいるようだった。

 

明けて翌朝、一早く台風情報を見る。

関東圏へ直撃だが、彼のフライト時間より少し遅そうだったことを確認し、彼からの連絡を待った。

 

彼から「無事飛行機は予定通り羽田まで飛ぶ」と、少し明るい声連絡があった。

 

後は羽田での空港バスへの乗り継ぎだ。

空港の構内図とバス乗り場を印刷して説明したので、飛行機さえ時間通りに着けば間に合いそうだ。

羽田から連絡があった。

「予定のバスに乗れる!!」と、声は一段と明るくなっていた

成田での免税手続きも心配していたが、「最悪時間がなければ、少しのことなので手続きはパスすればよい」と言っておいた。

しかし成田から再度電話があった。

「何もかもうまくいった。免税手続きも出来た。あなたのおかげだ」と声は弾んでいた!!

 

よかった!!本当に良かった。

私も嬉しかった。

 

最後までやきもきした子だったが、それだけに思いもひとしおだ。

「手のかかる子ほどかわいい」と言うところだろうか。

 

パリに着いてからすぐにまた感謝のメールが届き、彼の初来日はとりあえず無事に終わったようだ。

 

そしてその一年後の冬、この経験を超えて少し逞しくなった彼は、再来日するのであった。

もう暑さと台風の夏は御免と言うことのようだが、それは無理もない。

むしろ賢明であろう。

 

二回目の彼の日本旅行はいかに?

 

 

 

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