coffee break おしゃべりしましょ

美味しいものがあれば幸せ♪

余震の中で

2011-03-25 10:13:59 | つぶやき

日差しは暖かそうなのに、キーボードを打つ手はいつまでも冷たい。
お彼岸も終わったというのに、ちっとも暖かくならない今年、どうしちゃったのでしょう。
相変わらずガソリンスタンドには長い行列、灯油も手に入りにくい状態。
暖房をけちけちしているので、寒がりの私は家の中でもダウンを着て生活しています。

原発が予断を許さない状況の中、天気予報を見るように放射線量をチェックすることから始まる朝。
そんな昨日、3号機で作業中に3人が被曝し、2人が病院に運ばれたというニュース。心が痛みます。
自衛隊員や消防隊員はじめ、現場で命がけで作業をしてくださっている方々には、本当に頭の下がる思いです。
命に関わる危険な作業なのに「自分を行かせてください」と申し出る自衛隊員の方が後を絶たないとも聞きました。
隊員の方にも、大切なご家族がおありだと思うと、本当に申し訳なく思いますが、頑張ってほしいとも思ってしまいます。

22日、郡山の浄水場でも150ベクレルの放射性ヨウ素が検出され乳児の飲料は控えるようにとの指示が出ました。
我が家に小さい子はいないけれど、農産物の次は飲用水?いよいよ来たかと内心穏やかではありませんでした。
浄水器は付けているけれど、水溶性の放射性ヨウ素に効果があるというデータはないそうです。
息子によれば、ヨウ素は日にちが経つと薄くなるから汲み置きした水を使うといいということ。これでは断水状態に戻ったような気分です。
幸い我が家に繋がる浄水場では検出されていなかったのですが、念のため、5リットルの飲用水タンクに3つほど汲み置きしておきました。

夫の会社も、1,2階は大丈夫でしたが、役員室がある3階が足の踏み場もないほど壊れ、夫が法務局から戻ると、何も守ることができなかったと女性社員が呆然としていたそうです。
金額的にはかなりのダメージを受けたようですが、誰にも怪我がなかったのが何よりでした。
夫はその後、事務所の後片付けと並行して、放射能漏れの風評被害で物資が届かないといういわきに生活物資を届けるため、食品やガソリンの手配に奔走していました。
これまで何度も逆境に立たされたことがある夫ですが、そのたびに「大丈夫だよ!」と軽く笑い、ここまで来たので、今度もきっと大丈夫・・・

地震の後、断水になった我が家にも、日頃お付き合いのあるホテルやレストランからいち早く届いたお水やお弁当の差し入れがあったり、お店の食材を女将さんがわざわざ届けてくださったり。
「普段よりご馳走だな~!」なんて不謹慎にも息子たち。
情けは人のためならず。痛切に感じました。

我が家の被害は、被害と言うにはあまりに小さく、最大の被害は「お母さんのぎっくり腰だよ」って言われてしまいました。
本当は地域の防災委員で炊出し班なのですが、参加できませんでしたし。。。トホホ・・・
近くの行政センターにも約50名の方が避難生活をしていらっしゃるというのに(-_-;)

今回は役に立つどころかみんなの足を引っ張ってしまって・・・
ガソリンの入手が安定したらリハビリに行って、早く治したいと思っています。

あ~あ、早く暖かくなってほしいな~



今は、備忘録としての日記のようなもので、愚痴やボヤキも多いのでコメント欄は閉じさせていただいてます。
余震が怖くて、お返事も書けないので(^_^;)
でも、皆さんのブログにはお邪魔させていただいて、ほっこりしたり、ニンマリしたりしています。
こんな時、ブログをしていて本当によかったなあと思っています♪



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