阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

ひとりひとりの自立が民主党を強くする

2010年09月15日 18時38分47秒 | 政治
 昨日の臨時党大会では菅直人総理が再選を果たしました。この結果を受けた私の決意を書こうと思います。

 民主党の場合、自民党のような派閥がありませんが、私は先輩議員も含めた議員同士のネットワークをつくる意味ではグループに参加する意義があると考え、いくつかのグループや勉強会に参加しています。そのひとつが「小沢グループ」のひとつ、「一新会倶楽部」です。政治活動の原点は徹底的に地域を歩き、地元の方々との対話を重ねること-そんな基本を叩き込んで頂きました。一方で、若手中心に政策についての自由闊達な議論を行い、自分たちの中からリーダーを生み出そうとするグループの会にも積極的に参加しています。対極的なグループに属することで、自分自身の政治家としての可能性が広がると考えています。

 一方で、このようなスタンスでいると、ひとたび代表選挙になれば立場は大変難しいものになります。義理人情も大切なことですから相当に悩みましたが、熟慮を重ねた上で菅総理を支持することにしました。その理由はすでに書いたので繰り返しませんが、私の中で次第に大きくなったのは、

「ひとりひとりが政治家としての自立を果たすことが民主党を強くする」という確信です。

 路上で、畑の中で、またこのブログにおいても小沢さんへの期待を沢山いただきました。
「一遍小沢さんにやってもらいたいんよ」「今こそ、強いリーダーシップを!」「政策も小沢さんの方がずっとええこと言っちゃあらよ」

 それ自体は民主党の議員として本当に嬉しいことです。また、菅さんではダメ。小沢さんに投票しないと、次の選挙は応援しないというメールや電話も多数いただきました。

 しかし、誰が総理になったとしても、今、日本が直面している問題をすぐに解決できる特効薬などありません。

 そんな現状を踏まえ、「剛腕・小沢一郎」に引っ張ってもらうことに期待するのか、それとも、新人議員を含む我々全員が、それぞれの専門性や問題意識に基づいて現状打開への覚悟を持って闘うのか、どちらが日本の未来にとって良いのか判断することが私にとっての選択の基準になっていったような気がします。

 「1年生議員の最大の仕事は2年生になることだ!」そんな小沢さんの温情は有難いことだと思います。小沢さんの体制なら、より気兼ねなく、地元活動の時間を取れたかもしれません。しかし私たちは、小選挙区ごとに考えると平均40万人あまりの人口から選ばれた代表ですから、新人もベテランも関係なく最大限仕事をすることが国民への責任の果たし方だと思います。

 このブログにも書きましたが、選挙戦の中盤、菅さんを囲んでの会がありました。私は「総理、聞いてください」と切り出し、様々な専門分野を持ち、平均数万軒を歩いて地元の声を聞き、国民の代表として選ばれた新人議員の能力を最大限活かせる体制に変えることこそ国民への責任ですと強く訴えました。鋭い表情で聞いていた菅さんが、自分の新人時代の話-社民連というたった5人の政党で、丸山ワクチンの認可を求める活動などを通して官僚の既得権益に風穴を開けた経験を熱く語り始めました。「そうなんだよ! 俺は首相直轄の100の特命チームを作って400人全員参加でやりたいんだ!」わが意を得たりとばかりパッと輝いた総理の顔は、大変印象深いものでした。

 その日以降、菅さんの演説の中に、議員全員の力を最大限活かせる民主党に進化させることを約束した言葉が入るようになりました。

 私は、一番機能する集団は「行動する小集団」だと思っています。ピーター・ドラッガーによれば、人類が最初に作った集団は狩りをするための集団だったそうです。獲物を待ち伏せ、追い込み、仕留め、解体する。その作業はそれぞれが役割を責任もって果たし、全員が頭と体をフル回転させ、ひとり三役も四役も果たすことで遥かに大きな集団にも立ち向かうことができるのです。そして、ほとんどの民主党の議員はそんな戦略で選挙を闘い、勝ってきたはずです。

 私は、決して反小沢ではありません。小沢一郎という政治家の類まれな先見性や改革者としてのビジョンを評価し、尊敬するひとりです。また、閉塞感の広がる社会ですから、強いリーダーシップで閉塞感を打開できるリーダーに期待する気持ちもよく分かります。しかし、今は、一人一人の国会議員、いや全ての日本人が知恵を出し切り、行動することでしか、私たちが直面している問題は解決できないと思っています。


 "Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country."(「国家に何を求めるかではなく、国家のために何ができるかを考えようではないか」)

 1961年、J・F・ケネディが米国大統領に就任した際の演説の有名な一節です。これは今、国民一人一人に問われている課題であり、国民の代表である我々国会議員にとっては全員が共有すべき使命だと思います。

 日本が置かれた厳しい状況を考えると政権与党・民主党の議員にとって一刻の猶予もありません。400人を超える民主党所属の国会議員全員が参加する政権運営、ひとりひとりがキープレーヤーになる政治を目指し、日本国の運営に関わっていく責任と自覚を持って日々の活動に臨む決意です。


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16 コメント

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Unknown (めぐみ)
2010-09-15 22:53:12
阪口さん。。。

やっぱり私たちの意見は、ちっともあなたの考慮に入っていなかったのですね。

皆、あなたの理想はよく分かっているのです。もちろん、あなたの言う方向に進むことが、真の民主国家です。あなただけでなく、あなたの選択を批判した人びとも、そのような国家になってほしいと痛切に願っています。しかし、そのためにも、今、すべきことは別にあるでしょう。

質問です。あなたは以下の状況にどう対応しますか?ひとりひとりが政治家としての自立を果たすことが民主党を強くする」前に、民主党が最悪のタイミングで解散総選挙に追い込まれ、また野党に戻る。一年生議員のほとんどが落選する。
世論とやらに後押しされた弱い首相が再選され、野党、特に自民党は喜んでいましたね。渡辺みんなの党党首によると、菅さんはやりやすい、と官僚たちには噂だそうですね。それが事実でないとしても(事実ですけど)その噂はマスコミによって吹聴されるでしょう。
そもそも、この日本で、保守与党に改革派野党が勝ったという事自体、昨年の政権交代は奇蹟だったのです。どうしてそんな奇蹟をもっと大事にしてくれないのか。民主党を盤石な与党にするため、ひとりひとりが我慢することも必要でしょう。はっきり言わせていただくと、自分の力を買い被っている新人議員さんが多すぎます。

もう一つ質問です。菅さんは、ひとりひとりの議員がその専門性を発揮し、自立して、その能力を発揮させよう、そういうことを述べ、それは阪口さんが菅さんを支持した大きな理由でもあるわけですね。同じことが、小沢さんのもとでは無理なのですか?小沢さんは、強くて恐いから、新人議員が自分の能力を発揮するのは無理なのですか?本当に能力のある人なら、どんなトップのもとでも自立して能力を発揮できるのではないですか?

とにもかくにも、早く若い人たちに雇用を、また日本の隅々まで染み渡っている官僚支配を一刻も早く打ち破ってくれることを期待します。あまりにも阪口さんと話がかみ合わない場合には、そろそろあなたのブログを見るのはやめますので、書き込みもしません。ご安心くださいませ。ただ、前回のブログで犯罪者でない人を犯罪者と呼んでいるコメントを承認したことについて、再度説明をお願いします。
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に依拠した自律 (ゴズミックダスト)
2010-09-16 02:46:41
はじめて書かせていただきます。

Unknown (めぐみ)さんのご意見に強く賛同します。

坂口さんが主張されるお考えは、自己矛盾に陥っていて、単なる自己弁護のように思います。

1.『菅氏が「全員が活躍できる場を作る」といったから、私も菅氏の下なら活躍できると思った。』のような、内在する依存心を与えられる「行動する小集団」の影に隠す、モラトリアム期にある未だ自律出来ていない貴方が、自律を語る矛盾。

2.『強いリーダーシップがある小沢氏の下では、自分の意見は通りそうにも無いと思った。』と暗に語り、眼前にあった自説を通す小さな改革も出来ず、改革実行能力の限界、ご自身の逃避行動を隠し、40万人の意を戴した改革行動をやりたい、出来ると語る矛盾。

「・・・全員参加でやりたいんだ!」と、危機に直面して当たり前の団結、「挙党体制」を声高に叫ぶことでしか正当性を得られない菅氏の主張は、そこまで依拠した正当性が「脱小沢」という排除の原理であった事実に蓋をする詐欺的主張であることは、少しの考察でわかるはず。

J・F・ケネディの言を借りてご自身の主張を正当美化しようという甘言、そして、ご自身の能力不足を小沢氏に還元するかのような讒言含み、何をか言わんや!です。

以上、率直な意見を書かせていただきました。失礼しました。
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中学校の教科書ですか…? (Shinta.H)
2010-09-16 09:38:57
言葉が上滑りしているのに、気付いていないのですね。決意表明というわりには、主観的かつ感情レベルの言説で終始していますよね。具体的な政策を語るわけでも無く、ただ党内で「行動する集団」として機能したいという願望の表明ですね。そこには、民主党の新人議員であっても、有能であり専門性も持っているというわけですね。わたしは決意よりは、何を具体的に実行し、どのような人々を救うのかを、ここで聞きたかったのです。国民という曖昧な言葉で説明してはいけません。

阪口議員の決意からは、政治家あるいは専門家と呼ばれる人々に共通して感じる、ある種の思い上がり、謙虚さの無さを感じます。置かれている時代、社会環境、政治情勢、公民権運動などという社会的背景の違いがあるにも関わらず、ましてや戦時下[ベトナム戦争]のアメリカ合衆国[合州国]での大統領演説という、余りにも「人口に膾炙されすぎた、手垢の着いた」冷戦時代のケネディ演説を持ってくるなど、まるで現代社会あるいは中学校の公民教科書そのままではないですか。数多くのベトナムの人々の犠牲の上にあった演説であるという事実にも触れないのですね。国際貢献ということにこだわる阪口議員が知らないはずはないですよね。えっ、ベトナム戦争はもう少し後だって、違います。軍事顧問団として介入し、ケネディの手も充分にベトナム民衆の血で汚れていた時代です。そういう面もある大統領だということを説明せずして、メディアが日本人向けに捏造した虚偽のケネディのimageを利用するのですね。ケネディ幻想。オバマ幻想。

私は、ある西部の満員の集会で数人の役人が、人ごみを押し分けて演壇に近づこうとしていた。彼等は「そこをどけ、われわれは人民の代表だぞ!」と怒鳴った。ところが、間髪いれず群集の中から答があった。いわく、「てめえたちこそどけ、おれたちが人民だぞ!」 [レオ・ヒューバーマン(1954)『アメリカ人民の歴史、上・下』岩波新書]の言葉で答えます。[なお、これは中学校の歴史教科書に登場いたします、ご参考までに]

1990年代の終り頃から続く、構造改革路線[規制緩和という美辞麗句、美しい言葉には汚い実態を隠蔽する効果あり、もちろん阪口議員らが期待する「412人の内閣?」というやつもですね]によって、どれだけ世の中の社会的弱者[障害者や老人あるいは非正規労働者、女性の地位低下…それを自己責任・自助努力というのですから、たまりません。事実は政府の無責任の裏返しそのものです。これはケネディ演説の底流にある「自分で立ち直れ」思想-フロンティア精神などと称していますが-があるのだということに気づきませんか。共助の観念が色濃く残る日本の風土のそれとは違うのですよ。個人と社会の間には「世間」ががっちりと存在するわが国なんですよ]が痛めつけられたか、にもかかわらず、自ら進んで「従属する主体、subject」となり、小泉・竹中路線を「進んで」支持したのです。自分の足を食べる結果になるとも思わずに。メディアは規制緩和を進めるとこうなると知っていたはずなのに、マスコミと一体となったあの情報操作に踊らされましたよね。余りの苦しさにそう思ったのも、宜なるかなですよね。

あの時代の雰囲気を思い出すだけで、嘔吐感に襲われる私です。[その中心に、和歌山出身の竹中そして世耕という二人の政治家がいましたね、岸本周平さんはどうでしたか?]。自ら進んで選択した結果によって裏切られ、足腰も立てないようにさせられた人々が、最後にどうしようもなく選択したのが、当時日本共産党ぐらいしか主張していなかった「国民生活第一」だったのです。基盤の薄いそして影の薄い民主党を支持したのではなく、「その言葉に含まれる様々な内容」に自らの生活の困難性を投影して支持したのです。「阪口議員に投票したのではなく、その主張をして、当選の可能性のある議員を探したら、そこに阪口議員がいたからなのです。端的に言いましょう。「阪口議員に投票したのではなく、そこに阪口という名の候補者がいたから…」という偶然にしか過ぎないのですよ。山本でも田中でも鈴木でも佐藤でも、当選したかも知れません。[ちなみに自民党の石田議員は私の高校の一級下にいましたが…] 何といってもほとんどの人が阪口議員を知らないのですから、周囲の人たちを除いて…。

もちろん、その後、阪口議員は地域をよくまわっており、住民とも気さくに話す議員だったことを認めるのにやぶさかではありません。このことはここに明記しておきます。だからこそ、このようなコメントを書いているのであって、信頼あるいは期待しない議員に、このようなことをする訳がありませんから。

ピーター・ドラッガー然り、ケネディ然り、民主党議員が頑張っている然り、新人もベテランもなく然り、阪口議員との話で「パッと輝いた総理の顔」然り[ちょっと自慢したいという阪口議員の思惑が見られる]、ひとりひとりがキープレーヤー然り、然り然り然り…。すべて理念上の然り…。

その反面、具体的な事実として上げられるのが、「小沢さんには一遍やってもらいたいんよ」、「政策も小沢さんの方がずっとええこと言っちゃあらよ」との地元の方との路上の話をあえて方言で紹介し、それでも「誰が総理になったとしても、今、日本が直面している問題をすぐに解決できる特効薬などありません」という常識論・一般論。ちなみに、「特効薬がある」と述べている人間など管見の限り、だれもいないのにも関わらずですよ。とすれば、菅でも小沢でもというわけですね。[もしかして、自民党でも民主党でもと言い出しませんね-極論です。すみません]しかし400人以上の民主党議員がいればできるというわけですか。コックが多いとスープは不味い。船頭多くして船山に上ると申します。空理空論です。多様な存在がいると菅氏は話していましたよね。でも、その数だけの思惑あるいは利害関係があるということですから、調整だけでは解決しないことが多々あるという厳然たる事実。どうします、できますか。「しなければならないのです、そうしないと民主党は立ち直らないのです」と阪口議員がすぐに反応してくるのが目に見えるようです。でも語りではともかく、文章に書くと軽いですよね。分かります。主観的願望なんですよ。それが、阪口議員が上記で展開している決意内容のαでありωなのです。だから私の心にも響いてこないのです。

地元の言葉を「方言」で紹介し、自らの理想とすることは「標準語」で語る。そして実際の行動は、後者に依拠して展開するという決意なのですね、とちょっと皮肉りたくなっている「虚無的な感覚」に囚われた私がそこにいるという悲しさ。議員との乖離を少しでも埋めることができないのかと手さぐりで書いたコメント。支持者の方々には、いやな気持ちが残る投稿になったかもしれないが、[地元のお年寄りの方々、使い捨ての非正規労働者、自殺者が少なくないこの地域、負担を強いられる障害者、母子・父子家庭の生活の苦しさ等々]その人たちを見据えつつ、私の内部から沸き上がってくる思いのみに依拠して、昨晩から推敲を重ねたコメントであることをここに明記して、投稿としたい。なお、これからも阪口議員に一票を投じた責任[次の選挙まで]がある者[人民]として、ベトナム人を「グースとして殺害し続けた」アメリカ軍隊の総司令官という側面のあるケネディのそれではなく、レオ・ヒューバーマンの言葉に依拠して、投稿し続けたい。時間があれば…という限定つきだが。

かくして、和歌山第2区の「党員・サポーター票」開票結果。小沢353票[45%]:菅435票[55%]ちなみに、第一区小沢324票[38%]:菅533票[62%]、第三区小沢191票[40%]:289票[60%]という。和歌山県下での「党員・サポーター票」の比率で、小沢支持がもっとも高かったのは阪口議員の第二区であったという事実だけが深く深く残るのだ。

(追記)「いいと思う (海南市民) 2010-09-13 18:59:00 あなたの判断は正しいと思います。犯罪者を総理にしないでください」は、先日も、誹謗中傷の内容だとして該当の投稿の削除と掲載理由の説明お願いしたのですが、コメント読んでいただいているのですか? 再度、めぐみさんと同様に、削除と返答を求めます。[失礼しました]

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Unknown (和歌山県の有権者)
2010-09-16 12:36:56
「めぐみ」さんも「ゴズミック」さんも小沢一郎先生の支持者のように見受けられますがいかがですか?もう阪口代議士を批判すのはやめましょう。あらゆるリスクを覚悟の上自分の考え方を発表してくれたのですから・・・
それで阪口議員の政治スタンスがより鮮明に理解できたのですから・・・、
共鳴する国民(有権者)もいれば共鳴しない国民もいます。党員・サポータ票13.9万(65%)対9万(35%)が一つの証拠です。
ちなみに前回のコメント欄で「政治家としての決断の重要さ」を投稿した時、「何故小沢一郎を選択するのか管 直人を選択すのか」その考え方を表明しない同僚議員を具体的に名出しで批判(自分は批判と思っていない議員として当然である)コメントを送信したところ誹謗、中傷と見なされ見事第一回目の記事は削除されました。阪口議員は同僚議員をかばう心やさしい犠牲的精神に富んだ人間であることを申し添えときます。
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お手数ですが訂正願います (和歌山県の有権者)
2010-09-16 12:46:36
「政治家としての決断の重要さ」の中での訂正箇所
・たた単に→ただ単に
・阪本先生にとっては→とってはの「は」削除
・恩義とかしがらみ→恩義とかしがらみそして
・議員として失格あり→議員として失格であり
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ノーサイド (山北の住民)
2010-09-16 18:27:31
 代表戦前もそうでしたが、インターネットの投稿は小沢支持が多かったですね、たいがいこの種の調査はインターネットの調査は当てになりませんし、又今回は全くチェックを入れず公開されています、過去に有る議員のブログが炎上したのを目の当たりにしております。
 今回の阪口さんの判断にたいし色々な意見が寄せられていますがご自分の考えと違うからと、もういいやと言われている方、今度の選挙に自民その他ですか? では石田さんは何かしましたか? 少なくとも民主に投票しなければ小沢さんも有りませんよ。
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Unknown (きのした)
2010-09-16 19:54:45
「民主党の場合、自民党のような派閥がありませんが」とありますが、本当にそのように信じられているのでしょうか。ではマスコミの報道は全部間違いなのですね?
組閣の顔ぶれと今後の政権運営をじっくり拝見させて頂きます。

それはそれとして、阪口さんはおそらく、お人柄はまじめな方だと思います。お仕事を頑張って下さい。

私は今回は民主党サポーターでしたが、党を信じているわけではありません。今後は人物本位で選ぼうと決意しました。

なお、小沢氏の起訴は証拠不十分のためあり得ないと大林検事総長が8月に記者会見されています。


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和歌山県の有権者さんへ (めぐみ)
2010-09-16 22:20:11
きのしたさんのコメントを読んでいると、私もクソマジメに批判しているのがあほらしくなってきました(T_T)

しかし、和歌山県の有権者さんからの一応はご質問のようですので、お答えさせていただきます。

そうです。私は今回の代表選については、小沢支持者です。経済を活性化させる上でも、より庶民目線で、官僚と対峙する覚悟があるという点でも、野党との争いに負けないという点でも、小沢さんのほうが、格段に上と思い、しつこくも何度もここに投稿させていただいています。

ただ、小沢ファンとか信者というのではありません。小沢という生き方に惚れるとするなら、女性より男性なのじゃないかなと女性の私は思います。

また、阪口さんの支持者でもあります。しかし、私そんなに粘り強くないのでもう過去形になりそうですが。きっと、Shinta.Hさんなどのほうが、言葉は辛辣ですが(笑って許してください)、気長に阪口さんの成長ぶりを見届けてくれると思いますよ。

批判こそ、ありがたいというのは、阪口さん自身よくお分かりなのだと思いますよ。だからこそ、こうやって反対意見もアップしてくれているのでしょう。

そのような誠実さ、真面目さ、心の広さは、阪口さんの大きな魅力だと思います。ですが、人間誰しも短所、弱点はあります。本当の敵は、そのような弱点を目ざとく見つけて、徹底的につけこんでくるのですから、阪口さんの弱点にしつこくも何度も目を向けるようにご忠告している私たちは、感謝されてもいいんじゃないでしょうか?(笑)

阪口さんご自身も、もしや、私などのあなたを批判した輩は、単に小沢信者であなたと菅さんをくさしたいだけだなどと思われていたら(そんなことはないと信じておりますが)、私の説得力不足も含めて残念なかぎりです。

それでは、本当に失礼しました。一刻も早く、景気が良くなり、官僚支配が終わり、地域が活性化し、自殺者が減り、お年寄りが安心して暮らせ、児童虐待もいじめもない世の中になることを祈っています。
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Unknown (田丸)
2010-09-17 01:24:46
私もめぐみさんと同様今回の代表選では小沢さんを支持しておりました。
理由はめぐみさんとほぼ同じに加えて、
検察の可視化法案を阻止しようとする検察と、記者クラブ廃止される事によるマスコミ利権を奪われては困るマスコミが手を組み、小沢潰しにかかり世論誘導した事により、マスコミと検察の目的達成を阻止したかったからです。
このような事を許していたら、国民は益々舐められ、この国は検察とマスコミ独裁国家になってしまいます。
結局残念ながら、管さんが勝利した事で、検察とマスコミの思う壺になってしまいましたが…
どんな有能な政治家でもマスコミと検察が手を組めば潰せる独裁国家である事を国民と民主党議員が許してしまったのです。
今回小沢さんを当選させる事が国民はバカではないと、検察、マスコミへの強いメッセージになり、まさに改革だったのです。

マスコミは多額のスポンサー料を払ってくれる経団連も精通してますから、
今後は経団連と仲の良い自民党を盛り上げて行く事でしょう。小沢VS管さん、なら、官僚役人よりで、総理の居座さえ与えていれば抵抗しない管さんを盛り上げ、民主党VS自民党ならば、マスコミ関係者富裕層、大手スポンサーである経団連よりの政策中心の自民党の支持に動いて行く事でしょう…。


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×グース→○グーク。本ブログに感謝。 (Shinta.H)
2010-09-17 01:52:11
>なお、これからも阪口議員に一票を投じた責任[次の選挙まで]がある者[人民]として、ベトナム人を「グースとして殺害し続けた」アメリカ軍隊の総司令官という側面のあるケネディのそれではなく、レオ・ヒューバーマンの言葉に依拠して、投稿し続けたい。

文中「グース」は「gook[グーク]」の誤りです。手元の研究社『リーダーズ英和辞典第2版』によると「東洋人、アジア人、南洋人、土人、珍奇な人」とありますから、現在使用するのが厳禁の言葉ということになりますね。

語源については諸説ありますが、韓国という発音がhan-gookとのことからとの説[つまり朝鮮戦争の頃に朝鮮人兵士を米兵が呼称した差別用語]があるが、実は20世紀前後の米西戦争-米比戦争の頃にはフィリピン人を、米兵たちが「グーク」と読んでいた記録がある。

ちなみに、米比戦争では、ダグラス・マッカーサーの父親[アーサー~]が、フィリピン駐留米軍司令官で、独立運動を徹底的に弾圧したことでも知られる。また、日露戦争時に、息子のダグラスを連れて、観戦したとの記録が、史書に記録されている。

という重要な部分を、ミスタッチではなく、何十年も思い込んでいたことを恥じると共に、ここに訂正して、皆さまにお詫びいたします。

ところで「[略]Shinta.Hさんなどのほうが、言葉は辛辣ですが(笑って許してください)、気長に阪口さんの成長ぶりを見届けてくれると思います」[めぐみ]との評[有り難うございます。でも買いかぶりでは…]ですが、私はこのような機会に正当な議論を戦わすことで、暴論には静論[私の造語]を唱え、正論には異論があることを教え、愚論には精論で答える、というある種の「言論に基づく公共空間」をここに構築したいと願っているのです。

私が最も嫌悪するのは、人間関係の厚薄で考えを変更したり、事実確定を怠った議論、正義を振りかざして別論・異論として切って捨てる暴力、そして熱狂という悪徳に基づく奥行きのない思い込みに基づくそれです。[私も、走りすぎる筆を抑えるのに苦闘しております]

ということで、折角懐の深い「心にかける橋ブログ」にそのようなコメントが散見されることに憂慮しております。[私のもその傾向があるように思われますので要注意です] 上記の海南市民の方の暴論。はたまた「今回は全くチェックを入れずに公開されている」[山北の住民さん]という思い込みです。違います、チェックが入っています。その基準も公開されております。何日か前の管理人のコメントをお読みください。また、和歌山の有権者さんの投稿もお読みください。

また「今度の選挙に自民その他ですか? では石田さんは何かしましたか? 少なくとも民主に投票しなければ小沢さんも有りませんよ」[山北の住民さん]ですが、皆さまのコメントを見る限り、そのような主張をしている方は、どなたもいないし、何とか支持者として自らの意見を伝えたいという思いが溢れたの投稿のように思われます[菅さん支持でも、小沢さん支持でも]が、どう読めば、そのような解釈がでてくるのでしょうか、どうなんでしょう。ただ「ちなみに自民党の石田議員は私の高校の一級下にいましたが…」という文章があるだけなんですが…。

そうですね、議論の展開というものは、「あれかこれか」という二分法に囚われてしまう傾向があるのですね。「あれかこれか」それとも「それか」という第三の選択肢[菅さんの好きな景気回復第三の道(増税しても使い方さえ注意すれば景気は回復するという初歩的な知識不足に基づくあれですね)とは趣が違いますが…]を思考するのも必要かと思われます。もちろん、それにまず気付かなければならないのは「私であること」充分には承知しております。

さあ、今日から、明日から、世論調査という魔物が、菅内閣を苦しめることになるのはここ数年間のメディア状況から予想されます。「政治のおもちゃ化[私の造語]」という奴ですよ。のたうちまわる、その様子を見て、ある種の人たちは「それ見ろ小沢の方が良かった」とか「菅・岡田・仙谷は何だ…」とか色々言うでしょう[それが正しい場合も多いのだが、後付けの議論に過ぎないので捌け口としてだけ成立する議論なのだが、私も言ってしまうことが多い]。

ただ、確信を持って言えるのは、少しぐらいの変化があっても、下がり基調で数字が展開していくのは確実だということです[例外は小泉の衆議院解散の時のみ]。それこそ、記者クラブメディアの得意とする戦術です。善悪二元論が好きなメディアは常套的に、悪役=敵を作り出すことで視聴率を稼ぎ、新聞広告を増やし、既得権の確保に狂奔するでしょう。「きのしたさん」が書かれてるようになお「小沢氏の起訴は証拠不十分のためあり得ないと大林検事総長が8月に記者会見されています」発言は、九月一日、日本記者クラブ主催でのことであり、「小沢氏を有罪とする証拠はない」と明言している[ビデオ中継が録画で見られる]ことからして小沢氏に対する攻撃が近日中にできなくなる可能性が大きい。そうなったとき、次の悪役には誰が選ばれるのか、予想できるではないですか…。[大林検事総長の発言を報道しない記者クラブメディア、なぜ?]

そうです。もう皆さま方は、理解されましたでしょうね。菅でも小沢[この方は、以前から具合が悪いと考えている]でも、手ぐすね引いてそのドラマの撮影を待っているのです。懲りない、反省のない、薄っぺらなドラマなのですが、喜んで見る人々が多数で視聴率も稼げるのです。主演男優賞は菅さん[本当は仙谷さん]、助演男優賞は岡田さん、主演女優賞は蓮舫さん、助演女優賞は? でしょう。ただし、演出・監督・脚本は記者クラブメディア、そしてブロデューサーは○○○○ということで、恐ろしくてここに書けません。現場を知らない玄葉さんも、義父のように狙われるでしょう…。

菅さんが踊れば踊るほど、演出過剰なドラマになるでしょうが、過剰な刺激はすぐに厭きられて、使い捨てられて行くのですね。でも、それを愉しむ人間にだけはなりたくないという「決意」を持って、私なども、そして私の周囲の人にも、その策略を話して、一喜一憂しないようにと忠告し、その推移を静かに見守って行きたいものです。せめて、菅内閣が、自民党よりはひどくならないことを願うばかりです。

ようやく紀北地方にも、「秋の匂い」どころか「秋!」がやってきました。その後には必ず「冬」が来ます。世論[輿論・公論ではない]に支持された政権は、世論によって貶め辱められるのです。世論調査の数字が良かったと持ち上げられた麻生さんの行き着いた先を思い出してください。菅さんも「未納三兄弟」の発言で、八十八ヶ所巡りに追いやられたではありませんか。充分に心して、阪口さんのいう「ノーサイド」の精神でやっていただきたいと願っていたのですが、決定して行く人事が発表されて行くにつれ、その理念とは遥かに遠い距離にあるように感じられますが、阪口議員はどのように思われますか? 改造内閣決定後に、ご意見を聞かせていただければ、幸いです。

なお、冒険的登山で最も難しい判断が迫られるのは、頂上を前にしての「撤退」であると言われます。阪口議員には、その撤退する勇気を持ちつつも、保持する理念に基づく信念で、進まれることを願います。そして、いつも、地元で生活に困っていると思われる社会的弱者と言われる人々の現実の姿を思い浮かべながら、より優れた政治的判断をなされるように、切に切に、お願い申し上げる次第です。

また、何かの機会に、阪口さんと話せる機会があれば幸いです。ネットで最も足りないのは、メッセージを身体から発するという感覚が掴めないということです。このことは、両者の演説が終了したときに、田中秀征が「小沢は身体で話す、でも菅は言葉で話す」と喝破したので明らかです…。阪口議員が、身体全体でメッセージを発する政治家になられることを期待しているということも併せてお伝えいたします。

では、このように熱中して投稿する機会が再び訪れるのかは不明ですが、少しのチェック・削除はあったものの、このブログに何度か書かせてもらえたことを感謝いたします。ここ数週間のブログの投稿者の皆さま方には、「不愉快な表現」など、私に行き届かなかったことも多々あったと思われます。その点を謝罪すると共に、このテーマに関しての投稿を終了いたします。有り難うございました。そして、失礼いたします。[不勉強な院生 岩出市在住]
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