阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

キルギス共和国での選挙監視活動(1)

2011年10月30日 00時59分31秒 | 政治

 キルギス共和国での大統領選挙監視活動に来ています。今朝5時過ぎに首都・ビシュケクに到着。オトゥンバエワ大統領、国会議長、EUからの選挙監視チームの団長、キルギス日本友好議連の方々、さらに選挙管理委員長と会談し、明日に控えた大統領選挙をめぐる状況についてヒアリングをしました。特にオトゥンバエワ大統領は、1時間20分にわたって民主化への思い、キルギスの未来について、また選挙情勢について語ってくれました。本当に貴重な意見交換の機会になりました。


写真:オトゥンバエワ大統領と大統領公邸で再会!

写真:大統領公邸前で。午後から雪になり、夕方には吹雪になりました。

 一党独裁国家に囲まれたキルギスが大統領制から大統領制・議院内閣制の並立的な制度に移行し、かつ、現職のオトゥンバエワ大統領が立候補せず、選挙による政権移譲を行う。これは中央アジアにとっては歴史的な出来事です。「民主化支援」は私のライフワークのひとつで、これまで11ヶ国19回にわたって紛争地域(Post-Conflict nations)において選挙支援活動や選挙監視活動を行ってきましたが、キルギス共和国の歴史的な試みを知り、このチャレンジを何とか応援したいと思いました。昨年の国民議会選挙に続いて選挙監視チームを組織しましたが、今年は5名の国会議員が参加したことに、大きな意義を感じています。


写真:キルギス日本友好議連の方々と。

 明日は4時に起床し、ウイグル人が多く住む地域などを中心に、監視活動を行います。

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