柳沢伯夫厚労相が「女性は産む機械」と発言しました。
少子化問題対策に関わる大臣としては非常に不適切な発言ですね。でも、さらに驚くべきは塩崎官房長官の発言です。「不適切だったと私も思うが、直ちに訂正している。結果を政策で出していくことが大事だ」と擁護しました。(安倍首相も同様の発言をしています)
これって「不二家の3秒ルール」と同じですよね。すぐに訂正すれば何でも許されるのかな?
私は一度の失敗や失言で全てが否定される社会はおかしいと思うけど、でも、大臣の立場の重さを考えれば、この女性蔑視発言は許されるものではないと思います。野党の女性議員が辞任要求をしているだけでなく、不妊に悩む高市早苗氏や野田聖子氏など自民党の女性議員も強い不快感を示しています。
私はカンボジアやボスニアなどの紛争地で活動中、地雷原で生活したことがありますが、地雷を踏んだら次の瞬間にはサヨウナラというのが現地での現実でした。今のは間違いでした。次はちゃんと歩くのでなかったことにして! とはならないのです。国民の未来を守るため「戦場」で身体を張って闘うのが大臣の役割。自らが招いた問題に対する身の処し方は、ご自分で決断すべきだと思います。
さかぐち直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ
少子化問題対策に関わる大臣としては非常に不適切な発言ですね。でも、さらに驚くべきは塩崎官房長官の発言です。「不適切だったと私も思うが、直ちに訂正している。結果を政策で出していくことが大事だ」と擁護しました。(安倍首相も同様の発言をしています)
これって「不二家の3秒ルール」と同じですよね。すぐに訂正すれば何でも許されるのかな?
私は一度の失敗や失言で全てが否定される社会はおかしいと思うけど、でも、大臣の立場の重さを考えれば、この女性蔑視発言は許されるものではないと思います。野党の女性議員が辞任要求をしているだけでなく、不妊に悩む高市早苗氏や野田聖子氏など自民党の女性議員も強い不快感を示しています。
私はカンボジアやボスニアなどの紛争地で活動中、地雷原で生活したことがありますが、地雷を踏んだら次の瞬間にはサヨウナラというのが現地での現実でした。今のは間違いでした。次はちゃんと歩くのでなかったことにして! とはならないのです。国民の未来を守るため「戦場」で身体を張って闘うのが大臣の役割。自らが招いた問題に対する身の処し方は、ご自分で決断すべきだと思います。
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一言言いたい気分でした。
これはありえない発言です。
心のどこかで、こう思っているから口に出てくるのです。こんな人が日本の大臣だと思うと情けない。
民主党には、とことん追求してもらいたい。
阪口さんのたとえもわかりやすいです。こんな大臣にも、任命責任者の安倍首相にも怒りの気持ちでいっぱいだわ。
・この人がどの程度、少子化問題に貢献できているのかなどといった部分に対する具体的な批判をすべきでは?たとえこの人が差別論者だとしても少子化問題を解決できる能力のある人間なら問題ない。
・ひとの揚げ足をとるよりも、野党は自分たちの政策をしっかりすることを考えたほうがよい。有権者は、揚げ足取りに奔走する野党をみてあきれている。
コメントありがとうございます。
・地雷や不二家との比較は、内容についてではなく、撤回すればすむものではないという比喩として挙げています。
・「失言程度」「差別論者でも少子化問題を解決できればいい」という見識には賛成しかねます。
・私も「揚げ足取り」と見られても仕方がない議論には時に不快感を覚えます。しかし、この問題への女性議員たちの対応を揚げ足取りとしてみていいものとは思えません。病気で不妊になってしまった自民党の高市早苗氏などは「私は不良品ということか?」と憤慨しています。
私は女性ですが、この発言に対して持つのは、差別されたという感情的な怒りではなく、むしろ、この程度の人間か、という「呆れ」に近いものです。
問題を解決できる能力さえあれば、どんな品性のない人間でもいいのでしょうか?国民の代表ですよね?問題解決能力はもちろんのこと、いろいろな人の立場に立って発言できるような、品性を兼ね備えた人であることを望みます。
有権者は、国民が恩恵を実感できる政治を行っていない与党にもあきれていると思いますよ。
・比喩として効果的ではないという意味で発言しました。
・私は大臣が代表とは思っておりません。単なる事務屋の長という程度です。ですから、仕事さえしっかりしてもらえば結構です。品性という意味では政治家は似たり寄ったりだと思っていますし、判断材料が少なすぎます。
・この柳沢氏に対してはあきれるばかりだというのには同意しております。で、とるに足りない人物の一言に振り回されてる時間がもったいないと単純に思っているだけです。その分魅力ある政策などなどアピールすればよいだけ。もちろん監視役としての野党の機能は理解していますが、有能な頭脳の使いどころが違うのでは?と日々危惧しています。
よく国会でこの手の失言なり、スキャンダルなりで審議の時間をつかったり、ボイコットしたりという場面をみますが、それでほかの審議ができないことは問題ではないのでしょうか?もっと国民大多数の生活や将来に関わる切迫した問題が山積みだと感じているのですが・・・
また、国会議員の審議ボイコットというのは正当な認められた権利ですか?私から見れば、自分に気に入らないことがあるからサボって妨害してやれという程度にしか見えません。ちゃんと働けよと!
あとは返答し忘れていたので・・・
>有権者は、国民が恩恵を実感できる政治を行っていない与党にもあきれていると思いますよ。
・そうでしょうね。だから、選挙に行く人が少ないのでしょう。さらに、変わって政権を任せられる野党がいないのも問題でしょう。いつも選挙にいくたびに、どこがいいかではなく、どの党がましかというように感じさせられます。
・失言程度と思うかは人それぞれという点に関しても、そのとおりでしょう?どちらが多いかで、柳沢氏も淘汰されるのでは?
政治家の品性は似たり寄ったり・・・であればなおさら、阪口さんのような方に、国会に乗り込んでいってもらい、新しい風を吹かせてもらいましょう!!
皆さん、コメントありがとうございます。
一瞬トピが荒れるのではと危惧したのですが、品位のある論議をして下さって感謝しております。
私がこのような「失言」(あるいは「本音」?)に対して自分なりに評価する際には、「弱い立場の人に配慮したものであるか」「尊厳と品格のある国家の代表の言葉として相応しいか、つまり国際的にみて恥ずかしくないか」を基準にすることが多いのです。
少なくともこの2点において、柳沢厚生労働大臣の発言には、擁護できる点は皆無だと思います。
しかし、国会の審議時間がこのようなレベルの低い発言によって短縮されることは国民にとって損失だと思います。国会対策上の戦術としては一定の効果があっても、国民の未来を守るための前向きな議論により時間を費やすことが優先されるべきでしょう。しかし、それを野党の責任とみなすのは、本末転倒だと思いますよ。
一方、国会における審議拒否は、私は基本的には賛成できません。数の横暴で与党が強引な採択をしようとした時、審議拒否はより大きなメッセージとして伝わるケースもあるのかもしれません。しかし審議拒否は敵に背中を向ける行為。国会は議論をする場なのですから、審議拒否や欠席戦術を濫発することは、やはり本末転倒だと思います。