臨時国会は終盤を迎えています。会議や勉強会が続き、なかなか国会事務所に座る時間もないほど忙しい日々が続きます。
私たちにとっての大いに考えさせられたことは、大阪市長選挙、知事選挙における大阪維新の会の圧勝でした。
圧倒的な民意を得た大阪都構想。国としてもできる限り実現可能性を探ること、またそのための協議に入ることが必要と思います。私はアジアの活力の要因を分析していますが、例えば中国の発展過程を見ていると、大都市、また大都市を中核とした経済圏において自由にビジネスを行える権限と環境整備を付与してきたことが大きな力になっていることを感じてきました。例えて言えばシンガポールが何十個もあるような中国。その経済のダイナミズムに対抗するためにも、私は関西圏内において大阪を中心に自由な経済圏とシステムをつくるべきであると思っています。大阪都構想は、そんな可能性を拓くきっかけになり得るのではないでしょうか。
アジア諸国との競争に勝ち抜くこと、同時に共存共栄できるシステムを構築する志を持って進める価値があると思います。
さて、先週の地元活動の様子、和歌山の魅力を伝える写真と共に紹介します。
写真上:23日はかつらぎ町四郷の「串柿まつり」に参加。地域の可能性を拓く道路の在り方についてスピーチをしました。
写真上「いっぺ、議員バッジちゅうの見たかったんじょ。おまんの見せちょおくれ」とお願いされ、私のバッジを見せているところです。
写真上:かつらぎ町四郷は、柿があちこちに吊るされ、柿色のカーテンのような風景が続きます。
写真上:堀越観音の住職さんに、四郷の歴史や、人々の生活の変遷についてお話を伺いました。
写真上:23日の午後、古川亜希さんがお手伝いに来てくれました。カンボジアでの除隊兵士支援や選挙監視活動の仲間で、まだ学生だった頃から私の選挙を手伝ってくれた古川さん、今回は数時間でしたが、支援者の訪問活動をサポートしてくれました。
写真上:オーナー自ら資材を運び、古民家を改築して作った茶屋「月空」のたたずまいです。四郷を訪ねた時は、足を運びようにしています。
写真上:土曜日は、いつものように自転車に乗って支援者を訪問。途中、多くの方々と対話をしました。
だから、社会の意思を決定するために、個人の意見をよく聞いて、優れた個人を選ばなくてはならない。だがしかし、首長が多数決で選ばれた後も、日本人は首長が自分自身で意思決定ができないことを民主的と考えているようである。
このような個人主義のない状態では、政治指導者も社会も身動きが取れない。
‘民主主義は最低だ’ という人も多いが、これ以上の政治形態はまだ見つかっていない。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
干し柿のカーテンも初めて見ました。
すごいですね
post-conflictの国々においてdemocratizationの仕事をしていた経験で言うと、確かに他の統治形態よりは民主主義の方が良いように思います。しかし、その国の歴史や文化、また政治や経済の状況に応じた民主主義の在り方があるようにも思います。