阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

インドネシア・ジャワ中部地震

2006年05月28日 23時20分38秒 | ボランティア
 昨日発生したインドネシア・ジャワ中部地震では、現時点で犠牲者が5000人に迫る大惨事になってしまいました。

 私が客員教員として教えているガジャマダ大学は、今回の中心的な被災地であるジョグジャカルタにあるため、私が教えている学生や教員が無事かどうかも気になります。

 今回のニュースを聞いて、私自身に関係のある地域が地震災害にたびたび襲われることにショックを受けました。小5~中2の頃、近くに住んでいた神戸の街は阪神大震災で壊滅的な被害を受け、同じく小学校3~4年を過ごした長岡も中越地震によって大きな被害を受けました。さらに、私が活動や研究の対象にしているインドネシア・アチェ州が、スマトラ沖地震・津波による未曾有の大災害に襲われたのも記憶に新しいところです。たまたま動ける状況だったこともあり、いずれの地域にもすぐに駆けつけて救援活動をしましたが、今回は、私自身は身動きが取れず現地に行くことはできません。しかし、被害を免れた学生たちと連携して何ができるのか、連絡を取り合っているところです。   

 ガジャマダ大学での私の授業では、同じインドネシアのアチェやマルクをテーマにして、紛争や災害からの復興を図るときに、何を対象にして、どんな優先順位で復興支援活動を行えば、社会に対するダメージを最小化できるのか、学生たちと丸2日間にわたりディスカッションをしました。今回、まさに、授業のテーマにしていたことが現実になって、議論しあったことが、教室の中だけのものでは終わらないよう自分に何ができるのか、考えていきたいと思っています。


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