阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

感謝の気持ちと政界再編への決意

2013年12月31日 17時26分48秒 | 政治

 改革勢力を結集し、野党再編、そして政界再編を!

 2013年がまもなく終わろうとしています。皆様に支えて頂き、衆議院議員として二期目の仕事をさせて頂いていることに心から感謝を申し上げます。

 政治家としての私の使命、そして今年の大きな目標は野党再編、そして政界再編を実現する一員として「土」になることと決意しています。

 私自身は再編を担う中心になるにはまだまだ力不足と感じています。しかし、様々な政策協議や法案の作成、共同プロジェクトなどを通して異なる政党のメンバーが信頼を醸成し、将来の再編を目指していくための場を作ることは可能と確信しています。大きな花を咲かせるためには必要な「土」に徹して、役割を果たす覚悟です。

 現在、日本維新の会の政調副会長として、国家政策部会長を務めています。さらに党の国際局を設立。国際局長を拝命し、『世界遺産議連』や、『ミャンマーの民主化を支援する議連』、『日本キルギス友好議連』、さらに『WFP(世界食糧計画)議連』などの超党派の議員連盟で事務局長も務めています。これらの場を通して「改革勢力を結集」する機会と大きな流れを作って行きたいと決意しています。

 昨年暮れ、南アフリカのマンデラ元大統領が逝去されました。1994年4月、南アフリカが人種隔離政策と訣別し、全人種が参加した初めての選挙が行われた時、私は平和構築活動で南アフリカにいました。憎しみを捨て去り、多様性を受け入れて新しい社会をつくる喜びとエネルギーがあふれた社会の始まりに感動したのを覚えています。

 マンデラ氏が逝去した同じ日、強行採決の果てに成立した特定秘密保護法。平和にデモをしている人々を『テロリスト』と切り捨てた石破茂自民党幹事長の言葉に象徴されるように、自由な発想や行動を制約し、民主主義を否定する恐ろしい法律です。国民の権利よりも国家の権力という現政権の考え方には多くの方が疑問を感じていると思います。

 このような現政権に対してしっかり対峙できる力のある野党をつくる必要性を痛感しています。私たち日本維新の会は本来、「右でも左でもなく真っ直ぐ前に進む」改革政党。2014年こそは、野党再編、そして政界再編につなげる動きを生み出し、皆さんの期待を担える健全な改革勢力を作れるように全力で取り組んでまいります。


                          衆議院議員 阪口直人