阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

お世話になった方々に、私の決意と感謝-民主党離党と日本維新の会への参加について

2012年11月19日 12時00分39秒 | 政治
このたび、民主党を離党し日本維新の会に入会することを決意致しました。

2003年に民主党公認候補として国政に挑戦するチャンスを頂いて以来、多くの素晴らしい諸先輩や同期の方々と出会い、政治家として育てて頂きました。
何よりも、皆様方の温かいご支援のおかげで国会に送って頂き、政権交代を実現できたこと、心から感謝を申し上げます。一方で、多くの皆様にご心配、ご迷惑をおかけすること、心からお詫びを申し上げます。

日本維新の会の参加する理由は、官僚ではなく政治家にしかできない役割として、抜本的に国の地方の統治の仕組みを変える挑戦をしたい、その一点です。世界で勝てる日本を作り、和歌山などの地方の衰退を食い止める唯一の方法と確信するからです。

このブログでも再三、報告してまいりましたが、私は、原発の未来を問うなど、国民の将来に大きな影響を与える政策については、諮問型「国民投票制度」の創設を主張してきました。また、民主主義を鍛える「国民投票」のようなプロセスを経て、リーダーを国民が自ら選ぶ「首相公選制」を実現したいと訴えてきました。また、関西や東北、九州などの広域の地方経済圏に対し、輸出を含む権限と財源を与え、地域の特徴やアイディアを活かしてそれぞれが経済を活性化することは、日本国内にシンガポールや香港を沢山作る効果を生み出し、トータルで日本経済を活性化する効果があると、持論を展開してきました。

このような私の考えを理解、共有した上で、日本維新の会の議員から「一緒にやろう!」と声をかけて頂き、気持ちが動き、高ぶりました。政党を移ることは有権者の方々、そして私を育てて下さった民主党の先輩方や仲間に対する裏切りではないかと、強い葛藤に悩み抜きましたが、改革の志は同じ。今こそ必要な役割として、抜本的に国と地方の統治の仕組みを変える挑戦に踏み出すべきと覚悟を決め、日本維新の会への参加を決意しました。

紛争地域でのボランティアから国会議員を志した初心、政権交代を目指して熱く燃えた日々、与党の新人議員として、可能な限り現場主義でと奮闘した思いを忘れず、全力を注いで参ります。今後とも宜しくご指導をお願い申し上げます。

阪口直人