阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

「民主化」への闘い-天安門事件から20年

2009年06月04日 23時59分25秒 | 政治
 1989年6月4日。あれから20年になる。

 当時、キヤノン株式会社の輸出部で中国を担当していた。私は中国からの留学生とも親しくしていたが、北京からの凄惨な映像は、彼らと一緒に観た。

 「友人が、弟が、民主化デモに参加している!」

 誇らしく、しかし心配しながら話していた友人の前で、人民解放軍の戦車が、平和的デモを行う学生たちを蹂躙していった…。

 同じ年の11月9日。民主化と自由を求める市民が、壁が崩壊したベルリンで、いや世界中で歓喜の歌を歌うニュース映像を食い入るように観ていた。

 「民主化支援」。そんな活動への関心、いや、運命的な遭遇を感じていたが、3年後、会社を辞めて国連ボランティアとしてカンボジアの民主化支援活動に飛び込むとは、その時は想像していなかった。

 モザンビークで、ボスニア・ヘルツェゴビナで、東ティモールで…。長い旅は続いた。 

 そして、今。私にとってのルーツ和歌山で、日本の政治を真に民主化するため闘いに身を捧げている。自分の運命の不思議さを想う…。

 
 あれから20年だ。



 写真:橋本市でのコール&ダッシュ作戦。体型と足の速さはあまり変わっていない。ヘアスタイルはちょっと変わったかなぁ。頭皮には悪い生活です。



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