歴史的に見て、中国は偉大な国だと思う。
だが、現在の中国がそうなのかはわからない。
どんな国もそうだと思うのだが、その時々の施政者によってその評価は変わるものかもしれない。
そんな評価はさておいて、紀元前中国の哲学者老子は、いろいろなことを教えてくれる。
これは、そんな教えのひとつだ。
◆人に勝つ人と言うものは力(権力・経済力・腕力)がある、だが本当に強いのは自分の弱さに勝つ人だ
この言葉は、勝負にこだわって他人のことばかりにとらわれてはいけないということを教えてくれる。
他人との勝ち負けにこだわらないということは、みんなで仲良く一等賞でゴールインする徒競走のことではない。
自分が勝負事を好きならば、そのまま勝負を続ければいい。
だが、ライバルよりも上に行かなければとか、負けたら自分は負け組だなどと受け止めてはいけない。
勝ち組とはどういったものなのか、権力があったりお金をたくさん持っている人ではありません。
人脈があったり弁が立っても同様です。
他人との勝負にこだわってはいけません。
他人に勝つよりもずっと難しいのは、自分に勝つことです。
自分の置かれた状況を知り、それに不満を持たない、欲を出さない。
それができるのが、真の強さであると老子は説いているようだ。
→わかったようなそうでもないような気がするが、要は自分の人生に勝ちも負けもないということのようですね。
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