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生の楽しみ方

2023-02-10 06:35:44 | 日記
哲学というやつは、しかめっ面した賢人なる人が、難しそうなことを語るようなものだと感じていた。
だが、こんな言葉もあった。
紀元前の古代ギリシャの哲学者エピクロスだ。
普段の生活の中の漠然とした不安を、一刀両断に切り捨ててくれるかのような言葉だ。

私たちは生きている間は死んでいない、死んでしまった後はもはや生きてはいない
 エピクロスはたしか、エピクロス学派で「快楽主義」をとなえた方だったかな。
 生きている間は、とにかく快いことをして、人生を大いに楽しむことが大切だなんちゃらだったような気がする。
 なんともはや能天気にも受け止められそうな教えだが、それはこういうことらしい。

 悩んでもしょうがないことで悩んだり苦しんだりしても、意味がないことだ。
 とくに死ぬことを悩んではいけない。
 死は人の運命で、誰でも死ぬものだ。
 そのために人は、往々にして生きている時から自分が死ぬことに恐怖心や不安を持つものだ。
 しかし、死におびえることには意味がない。
 なぜならば、生きている間は人間は死んではいないし、死んでしまった後はもはや生きていないのだから、死後を不安に思う必要もない。
 自分が死ぬことをあれこれ考えるよりも、今生きているこの人生を快いものにすることが大切なのだ。

 →少なくともいつかは来るお迎えを、不安に思う必要はなさそうです。 
  生きているうちは、生きていることを楽しめばよいようです。
  凡人ならば、なおさらそうなんでしょうね。気楽なものです。