猫と鴨長明

鴨長明（かものちょうめい）は、その著の「方丈記」があまりにも有名だ。
その方丈記は、日本の中世の鎌倉時代に書かれたものらしい。
兼好法師の徒然草、清少納言の枕草子と並んで高く称されていますよね。
おいらも、国語や古典の時代に学びましたが、ちょっと距離のある感じでした。
でもこんなことを聞けば、とても身近に感じます。

◆人生を受け止める
　鎌倉時代とは１３世紀前半だ。
　自然災害が多かった時期で、政治的にはかなり不安定な時代だった。
　だがそんな時代に鴨長明は、四畳半の小部屋に移り住んだそうだ。
　齢は当時としては既に寿命の６０歳手前だ。
　
　そこで感じたこととは、こうらしい。
　どんな場所にいても、余計な執着心さえ手放すことが出来れば、心は穏やかになるということだ。
　なかなかそんな風に自ら小さな存在になるのは難しそうです。
　だが鴨長明はそうした。
　そういう心の持ち方があるということは知っておきたいものですよね。
　で、猫はどこにいったかというと、そういう生活や考え方がまさに猫の生きざまだそうです。

　→たしかに。
　　おいらも猫ちゃんが大好きだし、猫の生き方がうらやましく感じています。