ウッドチャック一家のヤドカリ生活

アメリカンロッキー山脈南部に棲むウッドチャック一家のRV キャンピングカー旅行& DIY記

ロッキーマウンテン国立公園の旅 (3)

2007-07-06 | アメリカの国立公園
旅の3日目。今日は公園の西側に行ってみる。
昨日走ったUS34号線では全く野生動物を見ることが出来なかったので、今日はシープレイクからアルパインビジターセンターまで標高差1000mのダートロード(マップ上の黄色い道路)を登ってみる。このダートロードは一方通行で対向車が来る危険はないし、遅い車はすぐ道を避けてくれるのであまりストレスは感じないですむ。路面はフラットで整備されているので普通車でも通行可能である。(ただ雨が降ってぬかるんだ場合は分からないけど。)この道路上で2種類の野生生物に遭遇。一種類目はこれ。

最初は道路上に落ちている石かと思ったら動いた。後でレンジャーに聞いてみるとイエローベリード・マーモット。ウッドチャックに似ている。

次に遭遇したのは鹿。

鹿なんてロスアラモスでもちょくちょく見かけるのだが、ここで見るとなぜか感激もの。「カメラ!カメラ!」と皆で騒ぎ、子チャック(弟)は「僕は見られなかった。」と泣き出す始末。


九十九折れの道を登っていくと森林限界を超え、急に見晴らしがよくなり、やがて頂上近くビジターセンターが見えてくる。

ビジターセンターからはUS34号線で山の西側にひたすら下り、公園を抜けてグランドレイクの町に到着。この町は公園東側のエステスパークに比べこぢんまりと落ち着いていて、かといって寂れてもいないので結構気に入った町である。ただこのあたりの松はほとんど松食い虫に侵されていて山肌がまっ茶色なのが残念。

N40.251155 W105.819175 標高2570m この町でおみやげを購入後、公園でお弁当を食べる。

昼食後はアダムス滝まで 1.2kmの短いハイキング。

N40.23660 W105.79803 標高2590m

その後、公園に戻り、Coyote Valley River Walk という簡単なレンジャープログラムに参加する。

N40.34456 W105.85862 標高2700m

日光戦場ヶ原のような草原の中を小川のようなコロラド川が流れている。あのグランドキャニオンを流れるコロラドリバーの源流はここロッキーマウンテン国立公園内にあるのだ。解説してくれたパークレンジャーはまだ若い女子大生。このような仕事に就けてうらやましい。

今日はここまで、US34号線をキャンプ場まで戻る。戻る途中公園内で見かけたのがエルクの群。

でも今日もビックホーンシープを見ることが出来なかった。


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2 コメント

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Unknown (TOMCAT)
2007-07-19 21:54:59
マーモットさんかわいいですね。
写真では判らないのですがサイズはどれくらいなんでしょう。
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RE:Unknown (ウッドチャック)
2007-07-20 11:27:08
マーモットの大きさは 猫よりも少し小さい程度でした。
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