こだわりのあなろぐ盤

JAZZ 親爺の聴くクラシック

東京ライヴ

2007年08月26日 | 音楽ソフト
残暑の日曜日

今日もアナログ盤を聴く。

[LP]
BILL EVANS LIVE IN TOKYO

1973年 東京郵便貯金会館ホールでのライヴ録音

いソノてルヲの声も明瞭で、拍手からホールの大きさも想像できるくらいの良録音
ピアノやベースの音も、すっきりして鮮度も高い。
V15 typeⅢでピックアップされた音は、ピアノが強打されても揺らぐことはなく、
「ここはちゃんとトレースするかな」といった不安をまったく抱かせない。
A面の最内周のMY ROMANCEでもそれはまったく変わらない。ドラムスのソロ、
ベースのアルコの再生も見事だ。
結局、このカートリッジのよさはこのトレース能力の高さではないか。

使いこなしでは、銅のリッツ線に交換することで音の安定感が増し、太く力強く
なったようだ。高域の質感も問題ない。JAZZ再生には成功している。
私のLP-12には、BASIK PLUSというアームがついている。スタティックバランスで
見た目はAKITOに似ている。「必要最低限よりは少し上」というような意味の命名で
あろうが、使いやすいしパフォーマンスも侮りがたいのではないだろうか。
来年にはサーカスキットでLP-12をアップグレードしようと思っているが、
アームのアップグレードは基本的に必要ないと思う。

COUNT CLASSIC LP 30 (SA)CD 5 JAZZ LP 21 (SA)CD 3 ETC LP 0 (SA)CD