こだわりのあなろぐ盤

JAZZ 親爺の聴くクラシック

SME SPA-1HL

2007年08月10日 | オーディオ
JRの冷房にやられた金曜日

カートリッジをMCにすると、問題になるのはSTEPUP。とりあえず
オーディオニックスTK2220につないで音を確かめたが、このトランスはもう
長い間SPU専用で活躍してきたトランス。他に何かということで、当分使って
なかったSMEのPHONO-EQを出してきた。

プリアンプは、CL-32のボリュームが不具合になった後は、タンゴのLCRユニット
を使った自作アンプを使っていたが、SNの悪さがどうしても気になった。
このSPA-1HLは、デザインが良かったのとトランスが載っているのが気に入って
購入した。#7のレプリカが手に入ったときに比較の結果、お蔵入りとなった。

タマは、ムラード製で赤いドットがついているECC83と交換しているが、これは
ラックスがCL36の初段用にセレクトしたものだとこのタマを買った真空管屋の
親父が教えてくれた。真偽のほどは不明だが、しっとりとしたいい音のタマと
思う。#7の初段はテレフンケンの◇を入れているが...。 

接点を磨き、真空管は2~3度抜き差しして接触抵抗を減らす。このトランス
への入力はバランス受けなので少しだけ工夫がいるが、たいした手間ではない。
音も聴いてみたが、やっぱり冴えない、少し電源入れっぱなしにしてみようと
思う。