永続のページ別館

愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

シナブロ 閑話休題

2007年03月21日 | ノンカテゴリー
「シナブロ」とは古い韓国語で「自然に少しずつ」という意味だそうです。

先日、チョナンカンさんがイ・ヨンエさんにインタビューをしている中で、好きな言葉は?との質問に答えたのがこの言葉です。伊那食品工業さん木の年輪にように着実に少しずつだけ成長していくのを良しとする考えに通じるものがあります。

「自然に少しずつ」・・・とってもいいですね。



「チャングムの誓い」はなぜかはまって、沖縄に行こうが、あいち経営フォーラムがあろうが、なんだかんだでほとんど見てしまいました。イ・ヨンエさんを見て吉永小百合さんを連想するのは私だけでしょうか?

さらにチェオクの剣にでチェオクをやっていた女優さんを見て松たか子さんを連想してしまうのは私だけでしょうか?

「あん」を増やす

2007年03月20日 | 気づき
いつか紹介しようと思っていたことを、尾張南青同の伊奈さんが、ブログで紹介していました。バグジーの久保社長さんがCDの中で紹介しておられましたが、高木善之さんの本で紹介されてもいるようです。元々のソースはどこかわかりませんが、非常に良い話です。



以下は伊奈さんのとこからコピペさせていただきました。

「うちの家はみんなが悪い」

ある小学校の女の子の書いた作文をご紹介したいと思います。
題は、『うちの家はみんなが悪い』と言う題です。

「今日私が学校から帰るとお母さんがお兄ちゃんの机の上を拭いていて、金魚鉢を落として割ってしまいました。『もっと気をつければ良かったのにお母さんが悪かった』とお母さんが言った。すると、お兄さんが『僕が端っこにおいたから僕が悪かったんだよ』と言った。でも、私は思い出した。昨日お兄ちゃんが端っこに置くときに、私も危ないなと思ったのにそれを言わなかったから『言わなかった私が悪い』と言った。夜帰ってそれを聞いたお父さんが『いや違う。お父さんが金魚鉢を買う時、丸い方じゃなくて四角い方にすれば良かったな、お父さんが悪かった』と言った。そして、みんな笑いました。いつも、うちはいつもこうなんです。うちはいつもみんなが悪いんです。」

印刷して目につくところに貼っておいて、人のせいにしそうになった時に読むといいですね。


同じCDで紹介されていたのが、まんじゅう屋さんを例にとって、「店を増やすとお客様は喜びますか?あんこを増やした方が喜びませんか?」という問いかけです。拡大より充実を基本とする、この考え方には共感します。

今年は「あんを増やします」

経営者としての心構え

2007年03月19日 | 愛知中小企業家同友会
17日の土曜日に基礎研修講座がありました。
今回は三河支部担当ということで刈谷で開催、報告者も三河の方でした。

同友会について知立機工の豊田さんの話があり、その後波多野建設の波多野さんの報告がありました。表題の経営者としての心構えは、その波多野さんがおっしゃった言葉です。

・同友会に入会した・・・決して偶然ではない貴方は選ばれた人、必然と知ること

・石の上にも3年・・・同友会にご縁をいただいたことにまず感謝できるまで・・・

・そして役員を受けてみる・・・役員の仕事は人の為~だから自分が一番学べて得をする

・利害関係のないお付き合い・・・例会で学び自社に実践、そしてその成果を会員へ

・素直に学ぶ姿勢で・・・基本を学ぶことが大切から経営者自身が本気で学ぶ

・学び方の本質とは・・・かっこつけずに学ぶことは汗かき、恥かき、欲をかき
            素直に学ぶことが最短の道

・勝ちもしないが負けもしない経営・・・人柄で仕事ができてその仕事ぶり(自信)で選ばれる(完全なる自立型企業の確立)

・有形資産(物・金)と無形資産(信用)・・・経営者として最高の財産とは”信用”を残すこと

・今一番価値ある賢い投資は経営者自身の学びのための投資(時間・金)・・・今日あるは明日のため、明日あるは将来のため

「無駄な日々を過ごすは多けれど道を極める日々は少なし・・・道元禅師」



非常に温厚な波多野さんから、人柄をうかがわせる話や天狗になっていた時代の話を聴きました。今は謙虚さがにじみ出ています。「勝ちもしないが負けもしない経営」これは波多野さんに、とってもお似合いです。

さて、私の経営と言えば...
何でしょうか?

七福醸造さんの見学 後記

2007年03月18日 | 気づき
七福醸造さんの見学レポートの後記です。


◆◆ 水は答えを知っている

工場見学の際に、余談として面白い実験を見せていただきました。滅菌したビンの中にご飯を入れて放置しておくとどうなるか?一つのビンには『ありがとう』もう一つには『バカヤロー』とテプラで印刷したものを貼り付けてあります。数年前に入れたご飯ですが、『ありがとう』の方は米粒がしっかり残っています。『バカヤロー』の方は原型をとどめず茶色のドロドロした汁になっています。

これは、『水は答えを知っている』などで江本勝さんが、かける言葉の違いで水の結晶
の形が変わる
というということを紹介しています。この写真のひとつと一緒に工場長さんが説明してくれました。

ということで、工場のあちこちには『ありがとう』の文字が貼ってあります。もちろん醤油のタンクにも、出荷するビンの一本一本にも、工場自体、名前が『ありがとうの里』です。

ちなみに、ある時ある見学者に工場長さんが、この『ありがとう』の話を語ったら、なんと江本さん本人だったそうです。すると恐縮する工場長さんに対し江本さんは『だったら、工場を見なくてもわかります。まずい醤油ができるわけないです。』と声をかけたということです。


ちなみにちなみに、『ありがとう』の方の米には青カビがついています。滅菌したので、付くはずないと思ったら、見学に来た小学生がビンを開けてしまったそうです。


◆◆ 会費を払っていてよかった

今回の見学は岡崎商工会議所の川本田舎子さんと減藤曲子さん(本当は正反対のキレイな名前です)のお陰で素晴らしいものになりました。二人とも身を粉にしてよく動いてくれました。

面白い話があります。
我々にくれたレジュメは減藤さんが作ったものなのですが、犬塚社長さんがこれを見て『よくまとまっているので欲しい』といっていました。すごいでしょ、本人が欲しいって言うなんて。


川本さんは自腹であちこち研修に行っている大変な勉強家です。明るくて、人あたりも抜群に良いです。今度はS年塾にも参加するそうです。全部有給をつぎ込んで、お金も自腹で参加するなんて、女N垣のと言っていいでしょうか?見事に研修極道ぶりです。きっと本家のN垣さんのように素晴らしい人になるでしょう。(今もだけど)

川本さんは私が会議所の専門指導員として税理士会から派遣されたときに勝手がわからないので、カチカチになっているときに近寄ってきてくれて、笑顔でほぐしてくれた人です。ヒナの刷り込みではありませんが、私の中では『いい人』として確立して、この方のことが大好きです。T夫さん、S年塾ではよろしくお願いします。


他にも面白いことに...
二人とも五日市さんを知っていて、川本は講演も行ったそうです。さすが研修極道。
今回の企画も減藤さんと二人で『20人集まって、企画も成功しました。感謝します』こんな類のことを言いながら進めていたそうです。そりゃ、いいものができあがるはすです。


今回の見学&講演は、行けなかった人は仕方ありませんが、行かなかった人は非常にもったいないです。こんな機会なかなかありません。会員でよかったです。会報をチェックしていてよかったです。二人の職員さんと、七福さんを紹介してくれたYノ印刷のY川さんに感謝します。


最後に、
100キロ完歩することができました、感謝します。

七福醸造さんの見学3

2007年03月17日 | 気づき
七福醸造さんの見学レポート3です。

◆◆ 社長さんの数々の言葉

・『感謝する心』が商売の原点(スーパーは物が売り物だと思っている)
・お客様に幸せを売るのが本当。
・朝、夫婦ゲンガをしたら会社を休みなさい。(ワクワクした状態で会社に来てください→沖縄教育出版さんと同じだ。)
・社員一人一人を幸せにできるか

◎人間は何のために生まれてくるか? → 『人間は幸せになるために生まれてくる』
◎人間には生まれてきた使命がある。 → それが何かを常に考えなさい 
◎自分にとって一番大切なものは?  → いろいろあるけど、多数決をとったとするなら『家族』になるはず ・・・ 『社員を家族として扱えるか』そんな問いかけを感じます。家族になるために一緒に苦難を乗り越えるのが、各種体験研修だとも感じます。

・トイレがキレイだと言うなら、上っ面ではなく、奥に手を突っ込んで本当に綺麗かどうか評価して。



◆◆ 阪神大震災の支援活動

会社がお金と人の大きな犠牲を払って、阪神大震災の現場で炊き出しをし続けた話もうかがいました。この話は道徳の教科書にもとりあげられたそうです。ネギ、豆腐、アゲ、大根。それぞれ提供してくれた業者・農家さんの感動する支援も聞けました。
・ネギ・・・契約農家さんなので売れないといわれたが被災者のためと知ると自分達の食べる分などを供出してくれたそうです。抜いて・洗って・束ねて。1000の契約に対して、300をタダで上乗せしてくれたそうです。
・豆腐・・・不良品だからタダでよいと偽って良品をもたせてくれた。
などなど


◆◆ 泣ける社員

クリスマスの夜に身重の母が、行き倒れて自分は凍死したけど子供だけは世に送り出して、その子は牧師さんに助けられて12年後のクリスマスの夜に真相を伝えられたところ<母の墓に行って(凍えそうなのに)裸になって抱きついて命をくれた感謝をした。かいつまむとそんな話をしてくれました。

研修室の前半分は会議所からの参加者、後ろに社員さん。私は前半の最後列。
後ろでたくさんの社員さんが泣いているのを感じました。

美容室のバグジーさんもそうでしたが、素直に感動して泣ける人がたくさんいるのは素晴らしいことです。それだけやさしい心・思いやりの心を持っている人がたくさんいるということです。日々の体験研修がこの土壌を作っていることは間違いありません。

『親子の情』
全てにこれをどれだけ持てるか?

最後に大きな課題をいただきました。



七福醸造さんの見学2

2007年03月16日 | 気づき
七福醸造さんの見学レポート2です。

◆◆ 100キロウォーク

この会社を有名にした名物研修です。11回を数えるうちに外部の参加者も増え、一昨年は400人、昨年は600人を超えました。今年は850人を目指すそうです。北海道、沖縄から来る人もします。

社長は100キロの目的は『地獄を見ること』と明言しておられます。どんな健康な人でも50キロを超えると限界になるので、60キロからどう動くか?これが学びになるそうです。地獄を見ると本性が出るの、怒る人・泣く人いろいろいるそうです。でも中には、90キロ過ぎて自分も辛いのに、人を気遣う人、笑顔で頑張ろうと声をかける人もいるそうです。こんな人に会うと自分のことばかり考えている残念に自分に気づきます。

『つらい中で人のことを思いやる心』
『自分ひとりでは絶対に成し得ないものであり、支えてくれる人がいることへの感謝』
こんなことに気づいて欲しいそうです。

100キロでの逸話を話し出すとキリがないそうです。
いくつか聴いた内容を全部書くのも大変なので私も割愛します。
良い事例はDOIT!でも社員さんの生の声で実感を込められて紹介されています。


工場長さんは、寂しくて寒くて暗い夜道を歩くので、一緒に参加して高校生の娘さんと必然的に手をつなぎ、腕を組んで歩いたそうです。家族とのコミュニケーションがとれ、絆が深まったいう副次的な事例も教えてくれました。応援していた別の家族も見ていて涙した光景もあったそうです。


◆◆ 早朝会議

朝6時半から環境などについて語り合うそうです。
自分にできることは何か?

・Myはし → 森林伐採の防止
・My袋  → レジ袋のムダ
・車での乗りあわせ通勤 → CO2の輩出削減

こんなことに日常的に取組んでいるそうです。
最高級のカツオ、昆布などが生命線のこの会社の社員さん。地球をいたわることも真剣です。


◆◆ 砂漠の緑化

毎年、モンゴルへ砂漠の緑化のために植林に行っているそうです。100キロの参加費はこの植林費用に回ります。これも全て体験研修のためだそうです。

『なんでそんなにボランティアをするのか?』
そんな残念な質問をした人もいましたが、社長さんは『研修をしているだけ』と一蹴していました。『


七福醸造さんの見学1

2007年03月15日 | 気づき
昼間、岡崎商工会議所の部会で碧南の七福醸造株式会社さんの見学に行ってきました。工場見学をしたあと、90分ほど犬塚敦統(あつのり)社長さんの話をうかがうことができました。七福さんでは、年に数回、工場の操業をストップして3日間徹底して『環境整備』をしています。本日は、その集中環境整備というめったにない機会に会社を訪問することができました。逆にお陰で社員さんも社長さんの話を聞くことができるため、研修室に大勢集まり、我々と一緒に話を聴きました。

もちろんDOIT!のビデオで事前学習済みです。現地で実際に見て聴いて、映像で見たことの真意・背景を確認していきましたので学びは二倍です。行って見て改めて思います。DOIT!はその会社のエッセンスを見事に取り出して50分~60分にまとめています。食べ物で言えば美味しい部分がどこかを教えてくれているので、現地でその美味しい部分を心して味わうことができました。


この会社、『体験教育』を基本としている素晴らしい会社でした。


◆◆ 挨拶におどろく

会う人会う人が工場に響く大きな声で『こんにちは』『いらっしゃませ』と出迎えてくださいます。帰りにはもちろん、『ありがとうございました』の声です。最後にバスで工場を去る際には全員が並んで手を振って見送ってくださいました。工場操業日では見られない光景でしょう。

自然に大きな声で挨拶をする。これは、この会社では当たり前のことになっています。素晴らしいことです。



◆◆ 環境整備

毎朝8時から9時の間(就業時間中です)に環境整備といって一つのものを徹底して磨くことをしています。雑誌ひとつ分の大きさより小さい範囲を磨くそうです。それ以上広いのと磨けないそうです。環境整備は掃除とは違います。目的は心を磨くことです。
(掃除はいつやっているのかなぁ...?)

『心を磨く』とは、挨拶が良くなるとか、ニコニコするとかそんなこととは次元が違う。
→『人のためにつく心』を磨くという意味に感じました。

機械の銘板がツルツルになっている現物を見せていただきました。文字の刻印や色が残っている違う銘板と比較すると違いに驚きます。石に穴を開ける水みたいです。


なんと、お医者さんが三日間研修にきて環境整備に参加していました。

確定申告。コンプリート

2007年03月14日 | 仕事
おかげさまで、なんとか確定申告をのりきりました。おとといの段階で、「年末に土地を売ったんですけど」という電話をいただいたときには、冷や汗をかきましたたが。

もうひとつは、国民年金の納付の証明書をなかなかいただけなかったのですが、「とりあえずFAXだけでも」と食いついたら、なんと引き落としの通知であり、添付義務を満たすための「証明書」ではなかったので大慌てです。急いで社会保険事務所へ再発行の手続きに行っていただきました。(お疲れ様でございました。)

やはり、段取りが命と痛感しました。


ということで、夜だというのに、ビバルディの「春」を聞いて、自分をねぎらっています。ただ、第二の冬がすぐ目の前に迫っています。3月決算の法人のお客様が多いので、4月5月は大変です。これを終わって春を迎えるころには世間は夏です。


15日は、ぐちゃぐちゃになった事務所の整理に入ります。


「状態」の掘り下げ

2007年03月11日 | 経営品質
以下、下書きで掲示してあり公開されていないことに気づきました。
大変失礼致しました。



昨日、鬼澤さんのブログの紹介をしたついでに、アセスメントする際に気をつけなければならないこととして、基本に返る大切に記述を今日もとりあげます。

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2月1日(木)

今日から2月。この日記も1ヶ月何とか休まずに続けられました。

今日も東京で研修。
今日から2日間は「セルフアセッサー認定特別研修」の講師。

今年度から経営品質協議会の人材育成プログラムが変更になったのだが、今年度はまだ完全には新プログラムへの移行をしていないので、従来のプログラムであった「アセスメントコースG1・G2・G3」もかなり開催されていた。今日からの研修は、その受講生を対象に、認定セルフアセッサーになるための研修という位置づけになっている。

アセスメントする際に気をつけなければならないことは、単に「こんなことをやっている。」「こんな仕組みがある。」といったコンテンツだけをみて、良いとか悪いとかを判断するのではない。
コンテンツではなく状態を見ていく視点を持たなければならない。

以下の流れで、取り組みや仕組みがある状態を掘り下げていく。

・「それをやり始めたきっかけは何か?」(背景・動機)

・「それをやることは全体目的の中でどう位置づけられているか?」(活動の意図)

・「それをやることで何を期待しているのか?」(活動目的)

・「実現性・実行性を高めるためにどのようなことをやっているのか?」(方法)

・「それをやることに誰々が関わっているのか?」(展開)

・「いつまでに、どれだけ、どの程度やろうとしているのか?」(目標)

・「なぜその目標にしたのか?」(目標の立て方)

・「目標と結果の差異をどのように評価・解釈しているのか?」(振り返り)

・「やってみて何に気づいて、これからどうしようとしているのか?」(学習と継続的革新)

みなさんも自社の様々な取り組みをセルフアセスメント(反省)してみてはどうですか。

経営品質向上プログラムは、本当に良く考えられた、顧客価値を高めるための「思考の枠組み」だと思う。
もちろん思考の枠組みなので、どうすればいいのかの答えは自分たちで考えなければならない。

今日の講義でも強調したことは、あくまでもこれはツールなので、本当に経営革新に役立つこともあれば、使い方次第ではかえって組織内での反発や抵抗を生んでしまい、組織がおかしくなることもあると、わかった上で使って欲しいということ。

明日はケーススタディで参加者に、組織の状態に合わせた経営革新の進め方を深く考えてもらいます。

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状態の掘り下げについて大切な着眼です。これは、実は同友会のディスカッションでこのことに触れることが数多くあります。しかし、体系的でないので、話がグタグタになってしまったりします。

同友会で大切にしていることを、どう考えて、どう実践していけばよいか?それを体系的に導いてくれるのが経営品質だと思っています。



お互い、ちょっと気遣えば...

2007年03月10日 | 気づき
◆◆ 

4月8日、あの夜回り先生こと水谷修先生の講演が安城で開催されるということで、主催者のソロプチミストさんがチケットの無料配布をしました。新聞の告知では13時30分からということで、それを見計らって言ってみましたが、大変なトラブルになっていました。

超人気を予測した方々が朝から並び収集がつかなくなってしまったようです。それで配布予定の人数を超えてしまったため、整理券をとっとと配ってしまって、13時半に再度来てくださいということになったらしいです。

それを知らない人々が時間前になって大変な列を作っていましたが、結局配布が済んでしまっているということでカンカンです。いろいろに要素が交錯しており、判断の難しいところですが、お互いちょっと気遣えば問題にならなかった気がして残念でした。


◆◆ 朝から待たせればよかったのか?

新聞で13時30分と書いてあったので来てみたら終わっていた。
これで叱られるのなら、早くき人を延々待たせておけばよかった。
こんな考え方もあります。


◆◆ 予定人数を超えたなら

早くから並んでいる人が予定人数を超えてしまったので、配布をしてしまいました。事情を話して、あとから来てくれた人に「ごめんなさい」の一言をに言って回ればよかったのに、もらえないと知らない人の列を放置したのはいかがなものか?


◆◆ タダでもらえるのに

タダなのに、とんでもない権利主張をするオヤジさんがいて、みんなを煽動してゴネていました。タダでもらえるだけありがたい話なのになんでこんなに威張るのでしょうか?任意団体が好意で配布してくれるのだからと一歩引いて考えればいいのに。


◆◆ これだけ大きいホールなのに

これだけ大きいからもらえるでしょ。強気なオバ様は勝手に決め付けていました。「会」というものに主催して講演会を企画した人ならわかると思いますが、まず会の関係者から埋めます。会の会合だから当たり前ですよね。それを、くだんのオヤジさんは「事前に横流しをしているに決まっている」とほえていました。

主催側は「一般の皆様への配布枠」として告知すればよかったかもしれません。また、殺到した場合の処置も考えておくべきだったと思います。

コンサート慣れした若い子たちは13時30分と言われて13時30分に来るような甘い考えはありません。これは混雑すると思慮はめぐらせて、労力かけて早く来たのですから、当然もらう権利があるでしょう。


◆◆ 何より怖いのは文字が一人歩きすること

新聞にのった時点で内容が一人歩きしたのが怖いです。内容の照会先として電話番号が載っていましたが、そこへ電話して細かい内容を確認した人が何人いたでしょうか?いつの間にか、「公共の行事」となってしまって、権利意識バリバリの人が内容を都合よく解釈して、しかも対応を誤って、ややこしくしてしまいました。



オヤジさん、同友会のH沼さんよりも、背が高くて横もガッシリしていました。しかも三人組で。ちょっと「いい加減にしなさい」と言いたかったですが、ちょっと勇気が足りませんでした。
会の会長さんのお手並み拝見と思って、勉強のために、一連のトラブルを傍観させていただきましたが、冷静にしていたからこそ、見えたものがありました。

お互い、ちょっと気遣えばいいのに...と。


◆◆ 本気になりましょう。

水谷先生はリンパ種をわずらい、そんなに先が長いはずではありません。命を削って、やっていることなので感動するのでしょうか?DVDを持っていますが、吸い込まれます。

残念なのは、券が欲しくて人が殺到してトラブルになるほど共感者が多いのに世の中が良くならないということです。それは、どんな勉強も同じです。「実践する人」がほんどいないからです。
これは、水谷先生の本をたくさん読んでいる家内がボソッと言ったことですが、的を得ています。

私ももっと本気で子育て・子育ちに取り組まないといけないと感じました。



しかし、水谷先生の話。聴きたいなぁ...
家内はヤンキー先生の話は岡崎に来たときに聴いたのですが、その前年が水谷先生だったそうです。一年早く子どもが入学してたら情報が入ったらしいです。
私の情報網はまたまだ甘い。