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愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

七福醸造さんの見学2

2007年03月16日 | 気づき
七福醸造さんの見学レポート2です。

◆◆ 100キロウォーク

この会社を有名にした名物研修です。11回を数えるうちに外部の参加者も増え、一昨年は400人、昨年は600人を超えました。今年は850人を目指すそうです。北海道、沖縄から来る人もします。

社長は100キロの目的は『地獄を見ること』と明言しておられます。どんな健康な人でも50キロを超えると限界になるので、60キロからどう動くか?これが学びになるそうです。地獄を見ると本性が出るの、怒る人・泣く人いろいろいるそうです。でも中には、90キロ過ぎて自分も辛いのに、人を気遣う人、笑顔で頑張ろうと声をかける人もいるそうです。こんな人に会うと自分のことばかり考えている残念に自分に気づきます。

『つらい中で人のことを思いやる心』
『自分ひとりでは絶対に成し得ないものであり、支えてくれる人がいることへの感謝』
こんなことに気づいて欲しいそうです。

100キロでの逸話を話し出すとキリがないそうです。
いくつか聴いた内容を全部書くのも大変なので私も割愛します。
良い事例はDOIT!でも社員さんの生の声で実感を込められて紹介されています。


工場長さんは、寂しくて寒くて暗い夜道を歩くので、一緒に参加して高校生の娘さんと必然的に手をつなぎ、腕を組んで歩いたそうです。家族とのコミュニケーションがとれ、絆が深まったいう副次的な事例も教えてくれました。応援していた別の家族も見ていて涙した光景もあったそうです。


◆◆ 早朝会議

朝6時半から環境などについて語り合うそうです。
自分にできることは何か?

・Myはし → 森林伐採の防止
・My袋  → レジ袋のムダ
・車での乗りあわせ通勤 → CO2の輩出削減

こんなことに日常的に取組んでいるそうです。
最高級のカツオ、昆布などが生命線のこの会社の社員さん。地球をいたわることも真剣です。


◆◆ 砂漠の緑化

毎年、モンゴルへ砂漠の緑化のために植林に行っているそうです。100キロの参加費はこの植林費用に回ります。これも全て体験研修のためだそうです。

『なんでそんなにボランティアをするのか?』
そんな残念な質問をした人もいましたが、社長さんは『研修をしているだけ』と一蹴していました。『