永続のページ別館

愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

すばらしい会社はまたまだある

2007年11月25日 | 書評
やたらと名古屋に呼ばれる機会があり、お陰様で電車の中で読書ができました。


お勧めの本はこれです。


宇宙一愛される経営
株式会社ライブレボリューション/増永 寛之
総合法令出版

このアイテムの詳細を見る



この「ライブレボリューション」という企業、企業憲章『LR HEART』を創りあげ、その価値観から数々の制度をつくり独自の企業文化を創りあげて、躍進を続けています。



「メンバー第一、顧客第二主義」
「サービス残業・ノルマ・競争なし」
「完全禁煙」

その『LR HEART』は私の価値観に合っているらしく、非常にすんなり受け入れられました。そのまま私のところで使いたいぐらいです。


こんなすばらしい会社があるなんて知りませんでした。
設立して7年ちょっとですが、どこまで伸びるか楽しみです。

正義とは何か?

2007年11月24日 | ノンカテゴリー
◆◆ 将来が恐ろしい


白水徳彦の「世界自動車事情」 モノまね中国自動車産業が脱皮へ躍起 新開発手法で開発時間を数分の1に(日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

独自技術も最初は模倣から始まった

 「日本は何百年も前に中国から漢字を導入して、その知財権にたいして正当なロイヤリティー(使用料)を支払ったでしょうか」

 「欧米のメーカーだっておなじです、中国が発明した火薬にその知財権に正当な使用料を払った国はいまだかつてどこにもないのです」

 ちょっとぐらい中国のメーカーが自動車のデザインを真似たからといって、自分のことを棚にあげてがたがた言うな、ということらしい。

 といっても、「ただ乗り」だけが中国自動車メーカーが模倣をする理由ではない。もちろんそんなメーカーもあることは事実。

 しかし、音楽や書道などの芸術の基本が模倣であるように、先見の明のある中国の自動車メーカーには、真似をすることを通してクルマ作りの基本を急速に学ぼうとする強い意志が感じられる場合もある。また、その習得した基本を応用して、中国独自のデザインプロセスや、クルマ作りの新しい工程を生み出そうという動きもある。


◆◆ その正義は誰にとっての正義か?

正義感の強い人間ほど、自分の価値観を押し付けて、トラブルになりやすい。

ある本を読んでいてこんな内容のことが書いてあり、自己に照らして反省している最中に上記の記事を読んだので考えされられました。

自分が正しいと思っていても、立場が変わればそうでなくなることがたくさんあります。


経済最優先の中国の方々にとっては、
模倣は正義
環境破壊をしてしまった反省から環境への配慮は呼びかける先進国は正義ではない。

ブッシュ大統領擁するアメリカ合衆国は
目先の利益を確保すること正義
地球の将来を考えることは正義でない

欧米に多い、超資本主義型(特にウォール街中心)経営にとっては
配当、目先の報酬のためには何でもすることは正義
長きをはかり、次の世代に配慮することは正義でない

こんな感じなのでしょうか?


◆◆ 我々のエゴはどこまで続くのでしょうか?

テレビで放映していました。
アイスランドの人々は温暖化で生活が激変しています。
週に一度しかな魚が食べられなくなっています

エネルギーを99%化石燃料に依存しない社会をつくっており、100%を目指して奮闘しています。エゴで動く人々に影響が真っ先に行けばいいのに、違う人々に影響出てしまっています。


考え出すと、とても複雑な心境になります。


我々は何を信じて、何をすればいいのでしょうか?

100キロ後遺症?

2007年11月21日 | ノンカテゴリー
100キロウォークを制覇して3週間を過ぎますが、いまだに足が痛みます。
筋肉痛ではなく、肉ばなれ状態なので自然に回復するのを待つのに時間がかかるのでしょうか?

それよりも、今になって...

両足のあちこちのマメが破れて皮が破れてめくれはじめました。
両方の小指は、皮がふやけてめくれるのに応じて爪がグラグラしてきたので、もしかたらとれるかもしれません。

別に皮が破れても痛くないのですが、もぞもぞして気が散ります。
ツメの方も、歯がグラグラしている状態をみなさんご存知ですね。
放置しておけばよいのに、いじりたくなります。

この気持ちわかりますよね。

企画会議がありました。

2007年11月20日 | 仕事
ちょっと、このところ更新ペースが落ちています。

めちゃめちゃ忙しいという感じではないのですが、机の前に座る時間がないのは確かのようですでも先週の土日は仕事でしたが...。

19日の月曜日はこんなこともしていました。
ブロックス(DOIT!)さんの名古屋事務所へうかがいました。

きょうビスばりに面白い編集をしていただき、DO IT!ブログ初登場とあいなりました。

本当はリフレッシュのため背伸びをしている写真なのですが...(^^;)

でも、まあ、相変わらず遠慮せずに、プロ相手に写真のセリフを別のシーンで口にしたのも事実です。




名古屋で面白いことをやりますので、ご期待下さい。

声をかけていただいた西川さんに感謝します。


ドブ川再生プロジェクト4回目

2007年11月13日 | ノンカテゴリー
◆◆ 500回おめでとうこざいます

日曜日に放映された素敵な宇宙船地球号ドブ川再生プロジェクト4回目でした。
今回は放映500回記念として、取り上げられていました。

旧芝川プロジェクト

埼玉県の旧芝川の再生については、何度か記事にしてきましたが、明らかに綺麗になっていく様子がわかります。

今では、カワセミが見られるスポットになったということで驚きの再生ぶりです。

素晴らしいです。




◆◆ この一言につきます。

『一度壊れた自然を再生するには、いったんやっておしまい、ではなく、おかしいところを直しながら維持管理していくのが大切です。』

番組で紹介されたこの一言につきます。
継続して自然を守っていくこと。
これは地域住民の力、当事者意識がなくては進みません。
誰かがやってくれるのでは?ではなく
こんなときこと
『オレがオレが』
と前に出ていただきたいと思います。

地域のみなさんには今後も頑張っていただきたいと思います。
番組もしっかりと見守ってあげて欲しいと思います。


◆◆ 来年は

来年7月の同友会の定期総会は埼玉だった気が...


川を見にいこうか...


おおっ!
川越胃腸病院さんも埼玉だ...
川越は川口の隣ぐらいだったような...

イビサさんも川口市だ...


タダでは転ばない
という
必ずついでを作る私の遠出。

来年の埼玉も、なんとか『ついで』を作りたいと思いました。



調査研究委員会

2007年11月09日 | 仕事
一昨日ですが、税理士会岡崎支部の調査研究委員会(私はここの担当です)の主催で種類株式についての研修がありました。講師は税理士法人トーマツの記虎(きとら)先生でした。


せっかくなので、以前、伊藤大輔さんに助けていただいたお客様の定款を持っていき、説明を聞きながら理解をすすめました。

このお客様に導入した種類株式の位置づけがいまひとつわかっていなかったので、事前の質問募集の際にヒーロー株について取り上げていただくお願いをした次第です。

おかげさまで、狭義の種類株式と別の属人的株式であり、その効果はこうでこうでと、クリアになりました。プロの説明を聞いて、プロのやった仕事がどこまで、配慮を深めて行われたものかが理解できました。


また、ある手法で株価を徹底的に薄めて相続対策を実施するプランも説明していただき、ワクワクしました。これは使えます。

いい勉強になりました。感謝します。

第12回三河湾チャリティー100km歩け歩け大会6 エピソード3

2007年11月05日 | ノンカテゴリー
◆◆ ノウハウ? 

今回は装備などをどうしたかという話です。



◆ 雨具

上下セットのちゃんとしたやつを用意しました。
ただの合羽だとヒザから下が濡れてしまい大変だったようです。
私は防寒着としても大変重宝しました。
寒がりなので最初から最後まで着ていました。
風を一切通さないのでとても暖かかったです。

◆ 軍手

ありがとうの文字の入った蜂須賀手袋特製?の軍手を用意しました。
ありがとうの気持ちを忘れそうになると手の甲を見ます。
 夜は気温が下がるので手が冷たくなります。
 カサをもっていたのでポケットに手を入れることもできないので重宝しました。

◆ カサ

重たくて邪魔でないかと思いがちですが以外に気になりません。
両手で持ち替えたり、肩に乗せたりするので大丈夫でした。
当日は横なぐりの雨だったので、メガネをしている私はカサがないと前が見えなくなります。
合羽だけの人は生地の質や雨の量にもよりますが、雨がしみてくるので、体が濡れ、冷えてくると体力を奪われます。

そして思わぬ効果が『ツエ』でした。
雨のあがった後半は杖として大活躍です。
杖を持ってくる人の気持ちがよくわかりました。
腕の力で後押しできるので足の負担が減ります。
杖を二本用意してくる人もたくさんいます。

◆ バンドエイド

バンドエイドのマメ・靴ずれブロックは最高でした。
かかとと親指の横に貼っておいたら、最初から最後まで、水にふやけることもなく、ピッタリと足を守ってくれました。お勧めです。

足の小指にも絆創膏を巻いておきましたが、さすがに長距離歩くと痛みます。
絆創膏の貼ってない指先の方にしわよせが行って、そこが大きく血豆になりました。でも、破れるまではいきませんでした。

絆創膏の形をしていてクッション材のはいったマメ防止用のものも使用しました。
こちらも、使うと楽になります。


◆ テーピングテープ

足の裏に貼っておきました。
そのせいがどうか、足の裏にはマメができませんでした。
(正確にはテープがよれた部分が一箇所できかかった程度です。)

足が濡れる場合は伸縮性のテープはふやけてしまいます。
伸縮しない材質のものがお勧めです。


◆ くつ下

五本指の靴下を何足も用意しました。
靴が濡れているのですぐ湿ってしまうのはさけられませんが、同じものをズッと履いているのに比べれば、かなり負担が減ると思います。
靴下には、家族みんなに『ありがとう』と書いてもらいました。
靴をぬぐたびに『ありがとう』の文字を目にして『おまじない』のかけ直しをしました。

◆ ザックカバー

バッグが濡れないようにするカバーです。
中身が濡れないようにするためには必要です。


◆ カンテラ(炭鉱夫さんがヘルメットの上につけているライト)

本当に真っ暗な夜道を歩きます。
両手がフリーで前方を照らすには、カンテラが便利です。
事前に懐中電灯を持ってくるように連絡が入っているのに、持ってこない人が何人もいました。信じられませんでした。
都会の方でしょうか?田舎の夜は本当に暗いのです。注意しましょう。

◆ 耳あて

今回は、用意したけど使いませんでした。
つければ暖かいと思います。


◆ 地図ケース

私は持っていませんでしたが、他の方が持っているのを見て便利だと思いました。
クリアファイルみたいなのに地図をいれて、首からかけたり、カバンにつけたりして、いつでも地図を見られるようになっていました。
極限にくるとポケットから地図を出すだけで大変です。
次回歩く場合には用意したいと思います。


◆ シャツ

綿だと湿ったままかなぁと思って、化繊の入ったやつ(汗を吸って蒸発させるやつ)を着ていきました。そのせいでしょうか?汗はかくのですが、ベタベタ感はありませんでした。綿だと蒸発しないので、きっと冷えますね。

◆ 靴

靴は厳選しましょう。
私はウォーキングシューズを買おうと思ってお店に行きましたが、長距離歩くならランニングシューズがいいと店員さんに薦められて、そちらにしました。かかとが厚く、負担がからないので結果良かったと思います。かかとが薄いと衝撃が腰にきますね。


◆ Edyカード

コンビニの買い物で重宝しました。小銭のやりとりが不要です。財布はカバンにしまっておいて、Edyカードと小銭だけをポケットに入れておきました。
こんなときでもマイルを貯めることは忘れませんでした。(^^;)


◆ サポーター

ヒザが悪いので用意していきました。
やはり足の負担が軽減され、曲げ伸ばしが楽になります。


こうしてみると、いろいろ考えて用意しましたね。
地獄を見るのが目的なので準備しすぎは考え物ですが、一方で、どうしたら完歩できるか?考えることも大切のようです。

物に頼る前に、歩くトレーニングをしておけと言われそうですが...


◆ 絶対欠かせないもの

思いやりと感謝の心、全ては自己責任という精神。

私たちは
『独りではありません』
でも全員の全部の行程を見守っていただくこともできません。

お店に迷惑をかけない。
町に迷惑をかけない。
人に迷惑をかけない。

極限に追い込まれた状態でも他を思いやり、徹底した自己責任での行動。
これが大切です。

極限に追い込まれた頃に田原の歩道の無い道を歩くことになります。
歩道がないのは行政上の基盤整備の問題であって、主催者のせいではないし、そこを歩いてはいけないという法もありません。でも、地元の人は迷惑するし、危険を感じます(本当にゴメンナサイ)。また、こちらもガクガクの足腰で歩いていて怖いし、すれ違いざまに車に吸い寄せられそうになることもあり危険を感じます。

疲れているから自己責任で安全確保をしなくていいわけはありません。普段いない連中が歩いているからと邪魔に感じても、運転手さんは安全運転をしないといけません。お互いが思いやらないと成立しません。

これは100キロ歩け歩け大会という非日常の行事で明確に浮かびあがるだけで、日常から必要なことです。自分の事だけ考えてはいけません。


◆ あると力が100倍湧くもの

友情
家族の愛


第12回三河湾チャリティー100km歩け歩け大会5 エピソード2

2007年11月03日 | ノンカテゴリー
◆◆ ありがとうと言えない光景。

今回はちょっと残念に感じた部分を紹介します。



・歩き出して数キロした地点のドミーさん。
朝の9時ごろです。トイレに長い列ができてしまいました。
開店前の掃除のために準備していたご婦人が掃除ができずに呆れて行ってしまいました。
開店前なので、お店でお金を使うこともでませんでした。
本当に申し訳ありません。

・みんながゾロゾロ歩いているので、信号の左折、信号のないところで細い道から大通りへ、駐車場から通りへ、出ようとしている車両の方が全然出られずに困っていました。立ち止まって先に行ってもらうという配慮が欠けていて大変ご迷惑をおかけしました。

・好意で場所を貸してくれているコンビニさんなのに、絆創膏、テーピングのテープその他のゴミが平気で下に捨ててあります。もちろん飲食したゴミもです。トイレや入口にもたむろして、地元のお客さんの出入りにも支障が出てしまったと思います。申し訳ありません。

・ゼッケンは助けてくれる人が我々を認識するもの。付け替えるのが面倒だからと言って、ゼッケンの上に服を着るのは、些細なことですが残念なことです。

・人間性を磨く研修として参加するはずが、いつしかお客様気分の人が増えているのではないかと心配です。

このまま人数が増えて、各人の行動に配慮がない場合はいつか中止に追い込まれるでしょうね。そうならないためにも、何のためにゼッケンに『ありがとう』が書いてあるか自問自答が必要です。

・森林保護につとめる七福醸造さんの主催。
 なのに、ゴールで出てくる弁当に割り箸がついていました。
 マイ箸持参の大会にしましょう。

第12回三河湾チャリティー100km歩け歩け大会4 エピソード1

2007年11月01日 | ノンカテゴリー
100キロ歩けたことの原動力の一つに島袋勉さんという人物の存在があったことは間違いありません。今回は前後しますが、その島袋さんについての話です。


100キロ歩け歩け大会の前日、10月26日に七福醸造さんの会議室で島袋勉さんの話をうかがうことができました。もともと大浜小学校での講演会の情報をDOITの西川さんよりいただいて、問い合わせをしたらそちらは関与してないが、大人向けの内容で同日にある勉強会主催の講演会があるという情報を七福醸造の葉山典彦さんよりいただきました。

部外者なのでダメかと思ったら、葉山さんの骨折りで参加させていただくことができました。
問い合わせをしたからこそ恵まれた機会です。
行動してみるものですね。


◆◆

講演会は数年前にテレビ番組のアンビリーバブルで紹介された内容の放映から始まりました。
足を失って絶望してから、希望を見つけて走り出し、不可能といわれたホノルルマラソンの完走を果たすまでの話です。




以下は講演の内容を殴り書きでメモしたものです。

◆◆

止まっていると、うっ血して足がしびれるので、歩きまわっていないとだめだそうです。
6年前に事故にあい、ヒザ下数センチを残して両足を失う。
人の体は良くできていることが、なくしてわかり、体(健康)に気をつかうようになった。

◆◆ 『受け入れる』

長野の身障者リハビリセンターで同情を期待して甘えている自分に気づき、『そこから何か学ばねば!』と思い、
まず、現状を受け入れた。
現状を受け入れているということを態度で示すために下記のことを決意。
1.ないものねだりをしない
2.言い訳をしない
3.悪いところを隠さない

◆◆ 『悩んでいるのは時間のムダ。できることは何か?これを考える。』 ・・・ プラス発想

自分が一歳児レベルの歩行能力と知り、赤ちゃんを手本に歩き方を学び始める。
 → 過去の自分との比較をやめた。

・病院にいるからこそできることは?
→ 歩く訓練 → キズができる → 包帯を巻く → 義足がはけない → はかないからできることは?
→ 義足の勉強だ → 義足を分解してみる

・どうしたらヒザで歩けるか?  ・・・  まず、『歩こうと思う』
→ バレーのヒザあてを使ってみるが失敗 → 足のある人はなぜ痛くないのか? → はだしであるけば痛いよなぁ → 靴を反対に履く → トイレに行けるようになった

◆◆ 痛みと付き合う決意

国立のリハビリセンターへ移る
ここで体を義足に合わせるという考えを知る → 骨の角をとったりする手術を実施 → ヒザ上で切断するように提案を受ける(残すと痛みが大きい) → もし痛かったらもう一回切ればいい、切ってしまうと元に戻せない → 残してもらう決断()

◆◆ 『あきらめることはない、工夫すればできる』

スポーツを通してするリハビリで
目が悪くてバドミントンができない(目が悪いのに見えたもの打っている) → できないからやらないと言ったら、『できないから練習する』と教わる → 脳でズレを修正して打つことを習得

◆◆  痛みと付き合う

足の痛みに悩まされていたとき脊椎損傷の人に出会う。
脊椎損傷の人は痛みがないので外へでかけて足の指をぶつけてツメがもげてもわからないので、帰ってきたときに指がもげても分からないかもと冗談を交わす。
ここで、痛みがあることは大切であると気づく。・・・痛みに(痛みがあるということに)感謝することができるようになった。

◆◆  『あきらめた時に物事ができなくなる』

首から下が動かない人と合うと、この人はパソコンの訓練をしていた。
両手がないとパソコンはできないと思っていた自分がいる。

そして、この人はとても明るいことに気づく。 → 小さな進歩に喜んでいる。
センター内の暗い人の共通の話題は「将来の不安」 → 将来に失望したときに暗くなる

◆◆ 会社が倒産しそうなので退院を決意

記憶障害のため思ったことをすぐ忘れてしまうので、会社に戻って気づいた悪い点を全部メモしていった。 →どうしていいかわからない → 今自分にできることは? → 寝ること → 翌日スッキリした頭で考えると  → 良かった。悪いところがこんなにあるんだ。と思えた → 悪いところは直せばよくなる。 → 悪いことを探すのが楽しくなった
→ 悪いと認識できさえすれば、改善策は生まれてくる

◆◆ 社長に復帰 記憶障害の壁に挑戦

自信をとり戻すことからはじめた
毎日すべきことをカードに書いて冷蔵庫に貼る

本を10回読んでも覚えられない → あきらめない → 100回読んでみよう → ダメだったら...
→ 「それは、その時に考えよう」 (プラス発想)
→ 人間の脳は3%しか使われていないと聞く → 能力開発してみようと思う
→ 赤ちゃんの学び方をここでも活用。 → 赤ちゃんは五感を使って覚える → なんでも舐める、なんでも聞く、なんでも嗅ぐ 

『どんなに能力低くてもおぎなう方法がある』

◆◆ マラソンに挑戦

会社も立て直せた。
今、一番苦手なことは歩くこと、走ること。
これがやれれば、何でもできるようになるのでは?と思う

両足義足の人でマラソンしている人は世界にいなかった。
医者にも絶対ムリといわれた。
でも、車イスでなく、普通に他の人と走りたいという強い思い。
↓ 『考える』
弱いところを補うには? ・・・ 手 → 松葉杖を使って走ることに


◆◆ ゴールをイメージ

マラソンに出場したものの、途中で『何でこんなことやっているんだ?』と弱気になることも。

『目標を達成できた時のことだけを考える』  ・・・  ゴールを明確にイメージする。


◆◆ 大切なのは

『やりたいこと、目標を持つこと』

『決して言い訳をせず、できる方法だけを考える』

事故にあって気づいたのは、いつ何がおきるか分からないということ。自分も例外ではないということ。

何がおきても後悔しない生き方をしない
やりたいことをやる。やり残さない。


◆◆  Q&Aより

・足を失う前後の周りの変化は?
失う前は仕事中心で接する人は仕事がらみの利害のある付き合いばかり。
失った後は広い範囲であり、かつ、利害のない付き合い。

・自殺者が多いことについての問いに対し
二つ下の弟さんを小学校のときに白血病で失っており、死というものを人より身近に感じている。
事が起きると自分の問題が一番大きいことのようにふるまう人々が多いと思う。
一方で病院で生きようとしている人達は、『恵まれた環境=あるものに感謝している』

・現在の仕事の内容
方向だけ示し仕事のやり方について指示しないようにしている。『考えてもらうように』
(忘れてしまうので)自分がメモしていないということは報告したことにならないというルール
 → 言った・言わないは一切ない。

・こだわり
明るい色を身につけるようにしている。
不自由さは変わらないが、気分は変えることができるから。


◆◆ すばらしい話でした

非常に前向きな方で、聞いているだけで元気づけられます。
与えられた環境の中で何ができるか?仕事をしていくうえでも非常に大切な考え方です。
『考える』という行動にエネルギーを注いでいると感じました。
大脳生理学上、考えることと悩むことは同時にはできないといいます。
悩むのはムダとわりきった以上、常に考えている状態が良い状態なのでしょうね。


◆◆ 感謝

企画してくれたみなさんに感謝します。
取次ぎをしてくれた葉山さんに感謝します
すばらしい話をしてくれて島袋さんに感謝します