永続のページ別館

愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

記念日

2009年01月30日 | 沖縄教育出版
今日は尊敬する沖縄教育出版の川畑保夫社長さんの誕生日だったと記憶しています。

「軽装備経営」を唱っているこの会社、今や無借金です。
最高益を更新中ということで、とどまることを知りません。
マチ金にまで手を出したその昔とはうって変わって、今や超優良企業です。

「彼らがいなかったら、今のウチはない」

川畑さんは、いつもこの言葉を口にしています。
彼らとは、知念会長ほか障がい者のみなさんです。
義務による雇用ではなく、戦力として彼らを捉えています。

というわけで、沖縄教育出版さんといえばが生き生きと働く姿が有名です。
どれぐらいかは、下記の二冊にエピソードが載っています。暖かい空気を感じてとれると思います。

どうして、私がこの人・この会社に魅かれるのか?
次回、考察してみたいと思います。



こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した
鬼丸昌也
こう書房

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月曜日の朝からやる気になる働き方
大久保 寛司
かんき出版

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ちなみに1月30日は私が初めて事務所セミナーを開催し、ブロックスの西川社長さんをお招きした記念日でもあります。その後の怒涛のご縁は、このブログでもよく取り上げていますが、そのきっかけとなった日です。

今日という日に感謝したいと思います。

旧暦元旦を迎え

2009年01月27日 | ノンカテゴリー
炭師・原伸介さんより年賀状が届きました。

自然の風趣と調和した旧暦を推奨しているということで、今年の旧暦元旦である1月26日にあわせて送ってくださいました。

うれしいことに、夫婦それぞれに手書きで一通ずつです。
忙しいのにありがたいことです。

文面もそれぞれ違い、私のは、サイコーの日(20.11.14)に岡山へ行く途中で話をした内容を覚えていてくれて、その話題に触れた文面でした。

「良いもの(人)を、どんどん他の人に伝える」

この役割は大切であると言ってくれており、よき理解者を得た思いです。

「すばらしい人」の話を聴きに全国あちこちへ行っている私を、
「すばらしい人」に会ってきた感動を聴いて欲しくて自慢して回っている私を、
「すばらしい」と言ってくれました。

とても 「うれしい」 です。

この有難い言葉に恥じないように、これからも、みなさんに、いろいろ紹介していきたいと思います。


旧暦元旦を向かえ、心を新たにします。


今年もよろしくお願い申し上げます。

「オバマ」フィーバー

2009年01月21日 | ノンカテゴリー
オバマさんが大統領に就任しました。

キング牧師の夢の実現にむけての一歩が踏み出されました。

人口3億の国で200万人が歴史の立会人になろうと集まったようです。

1億3千万の国で首相就任の際に70万人が押しかけるなんて到底想像できません。

事の大きさ、期待の大きさが大変なもののようです。

米国にとって、日本にとって、世界にとって、よき大統領となりますように。

なぜこの色なのか?

2009年01月19日 | ノンカテゴリー
寒い日には欠かせないストーブ・ファンヒーター。

灯油とガソリンを間違えて火事になる例が毎年でます。

灯油は無色。

ガソリンは赤。

色が違います。

「しょうゆチュルチュル※」の管は透明なので、入れる際にかならず色をチェックしましょう。

※灯油ポンプの元はドクター中松がしょうゆを移し変えるために発明したものだとか。その商品名が「しょうゆチュルチュル」。テレビでこれ見てウケた、我々夫婦は、灯油ポンプでなく「しょうゆチュルチュル」と呼んでいます。


セルフのスタンドの「ガソリン」はだから持つ所が赤なのでしょう。

知らなかったのは軽油は緑の着色がしてあるということです。(買ったことないので)

だから、持つ所は緑色です。

なぜこの色なのか?

この疑問を持つことが火事を防ぎます。

この疑問を持つことが大切な命を守ります。

空気が違う。

2009年01月14日 | ノンカテゴリー
月曜日の朝からやる気になる働き方
大久保 寛司
かんき出版

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大久保寛司さんの新刊です。

本の帯には
「優しさが最高の仕事力」
「関心と思いやりが人を育てる」
「見えない自分を見る」
と記されています。

表紙だけみても勉強になります。

伊那食品工業さん、川越胃腸病院さん、沖縄教育出版さん、バグジーさんを例に、暖かな職場・空気がなぜあるのか・できるのか、などを解説しておられます。

大久保さんは、その会社に深くとけ込み社員さんなどからもいろいろと話を引き出して、その本質を探っておられます。経営者に聞けばいいことしか言うはずありません。だから社員に聞くのが一番というのがポリシーで、そのために多くの時間を注いでいます。

そして、そこから見出した共通点が本にまとめられています。



文中にある沖縄で遭遇した障がいのある方にまつわる出来事は事実です。
平成19年5月30日で、私もその場にいましたが、感動しました。

お勧めの一冊です。



川越胃腸病院さん以外はその気になれば現地へ行くことも難しくありません。

その気がおきる一冊です。

空気を作り出す。

2009年01月13日 | 名言・迷言
あなたが他人に対して尊敬と思いやり、そして暖かい心を抱いていれば、
それは気温や空気の香りのようにまざまざと相手に伝わります。
そしてあなたの人間関係は肯定的なものとなります。



ロバート・コンクリンという方の言葉だそうですが、耳が痛いです。



どうしても苦手に人というものはいるもので、自分でも身構えているのがわかります。すると、当然、相手はその空気を感じているはずです。そんな状態で関係がよくなるわけありませんね。


北川八郎先生なら
「人生を生きるとは、この世から嫌いな人をできる限り少なくしてゆくこと」

渡辺和子先生なら
「ありがとうと言ってくれない人にこそ、ありがとうで返す」

自分が変わらないと相手が変わらない。
大きな課題です。

念願かなって

2009年01月09日 | 家族・プライベート
今年に入って小さな夢をかなえました。

小さいのでよくわからないかもしれませんが、お湯の中で生きられる魚、「ドクターフィッシュ」に私の足をキレイにしてもらっている写真です。

ブリーダーがいたとは。

一度、お目にかかかりたいとおもっていた魚です。
なるほど・ザ・ワールドで知って以来ですから20年以上たってので達成です。

冬になると、乾燥してザラザラになってしまう私のかかと。
笑っちゃうぐらいなめらかになりました。
肌もツルツルになります。

最初は足に群がってくるのでビックリしますがすぐに慣れて、角質をついばまれるのも心地よくなってきます。

いつかは、本場トルコで全身お願いしたいものです。
「なるほど」では口の中もやっていたっけ。

岡崎のアピタで12日までやっています。

正月は

2009年01月06日 | ノンカテゴリー
謹賀新年

みなさま、今年もよろしくお願いいたします。


正月は完全にゲーム三昧でした。

基本的にゲームはやらないのですが、「ポケモンコロシアム」だけは、都合によりやっています。意味がよくわからないのですが、どうやら、自分がクリアしたデータはそのままとっておいて、新しいディスクで一からやり直して、ゲットしたポケモンをAに移し、それをBに移すことができるので、要はBに連れて行くポケモンを捕まえろということらしいです。

子供は別のゲームのクリアに忙しいので、私が作業員として駆りだされています。

ポケモンは相手を殺すわけではないので感情的に受け入れやすく、しかも水だの火だのという特性を考慮しないと効果があがらないので、頭を使います。瞬間の反応で無感情に敵を殺すのではなく、ゆっくりコマンドを考えて選択できるのでしょうに合っています。

子供に相談しながら進めていくので普段よりもコミュニケーションがとれたと思います。寝顔しかしらない普段より何倍もマシです。


このゲームをやる時間の確保に協力してくれたのが、テレビです。
正月の特集はどこもかしこも騒がしくて、同じ芸人さんとか、あっちにもこっちにも出ていて、見る気がしませんでした。

そう思うと、つまらんテレビも無駄ではないみたいです。


◆◆ 面白かったのは

面白かったのはカンブリア宮殿の再放送。
「いろどり」の横石さんでした。

「朝、起きて、これをやらなければというものが必要」

この一言をいただきました。

村上龍さんは「やることのない恐ろしさ」といっていました。

同感です。


◆◆ もうひとつは

サンデープロジェクトです。

新春スペシャル
ヒントは北欧にあり
~ 日本の課題を解くカギ ~


膨らみ続ける国の借金、ワーキングプア、消えた年金、崩壊する医療・・・その一方、国は2011年度の消費増税を閣議決定した。少子高齢化が急速に進む日本は「中福祉・中負担」から「低福祉・高負担」の国へと変わろうとしているのか。
去年11月に放送し、大反響があった「北欧2カ国取材 格差なき成長は可能だ」。そのうちのフィンランドは、高福祉・高負担を維持しながら高い経済成長を続けている。

成長を牽引するのが、携帯電話世界シェアトップの「ノキア」。携帯電話という21世紀最初の世界標準を握った背景には、国を挙げての「産官学の共同」がある。さらに、高負担・高福祉でも国民に不公平感がなく、高い経済成長維持の基盤となっているのは、言うまでもなく「人材」・・・「教育は国力」という明確な政策を実践する現場は。

2009年新春。年の初めに、日本が直面する課題を解くヒントを北欧に探り、今年、私たちが何をすべきかを考える。

≪出演≫
財部 誠一 (経済ジャーナリスト)

以上はHPより拝借してきました。


◆◆ 教育・福祉国家

昨年、師匠の川畑さんがフィンランドに視察に行って、教育・福祉国家フィンランドのすごさに感動して帰ってきました。伊那フォーラムのときにしみじみと語っていたのを思い出しました。


フィンランドの教育は思考力を高めることに重点をおいています。
「知識や技術は一生を通じて学ぶ」ものと捉えています。
だから一度覚えた知識が陳腐化しても、すぐに次を学ぶことができるのでしょう。
今の知識を覚えるのが目的になっている日本の教育とは大違いです。

学校は「学び方を学ぶ」ところです。

◆ テスト・塾がない

だから競争がないそうです。

真っ先に思い出したのは伊那食品工業さんでした。
競争意欲はないけど成長意欲はある。
フィランドの多くの人が伊那食品工業の社員さんと同じ欲求レベルではないのかと推察しました。

であるとするなら、フィンランドが国際競争力1位というのもうなづけます。

◆ 

人口が500万人しかいない。
国内の需要は知れているので最初から世界を目指したノキア。
日本の家電メーカーの衰退は国内需要に依存していたからという話と整合性があります。

「産・官・学」の連携もすばらしいようです。
お互いの役割がはっきりしているし、必ず評価が求められるという点が、日本のそれとは違うと感じました。



税などの負担が60%という高負担な社会。
「政治に汚職のない社会」
これが成立の大前提であるという話がでてきました。
大大大納得です。

これは国民性に通じるものであるので短期にはどうもならないのが歯がゆいです。
またJ民党とM主党の「国民のため」と銘打った国民を無視した覇権争いが始まるのかと思うと残念です。

何に使われているか、どうなっているか透明性の確保なしに社会は健全になりえません。企業も同じですね。


税金が高いので他の国へいく人がいる一方で、インタビューに出てきた女性は、こここで、「社会に役に立つ仕事がしたい」と言っていました。
フィンランドという「社会に育てられた」実感があるから、社会に恩返しをしたいと思っているのでしょう。

日本の多くの人は「社会に育てられた」とは思っていないはずです。
社会から自分だけ搾取するのではなく、社会に感謝する。
この感情がとても大事であると感じました。


いい番組でした。
感謝します。