永続のページ別館

愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

プロ」でありましょう!!

2014年03月28日 | 気づき

久々の投稿です。

万協製薬の松浦さんのFacebookの投稿を例によって無断転載によってネタにさせていただきます。
お許しを....


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決算まで、あと3日!今日こそ、着地点を見つけるのだ!!
それにしてもいつも、いつでも表彰式はイイねえ!

今日は3月28日である。我が万協製薬の決算日まで、あと3日だ。
そろそろ着地点を見つけなければいけないのだが、これがまだ出来ていない。しかし、今日は着地点を決めていくつもりだ。
外で出来る仕事もたくさんある。しかし決算だけはそうはいかない。じっくり机に座って、数字とにらめっこして、総務、財務担当者と議論が必要だ。

うちの税理士は、私ほど決算の数字にこだわる社長に会ったことがないという。

しかし、社長の能力を表す数字は決算における数字だけである。
スポーツアスリートがタイムにこだわるのと、経営者が決算数字にこだわるのは同じことなのに、なぜか多くの経営者は決算は、経理部の仕事と考えがちだ。私はこれが不思議で仕方ない。
映画監督が一番楽しいのは、撮影ではなくフイルムの編集だという。
なぜなら、これが最終形を作る作業だからだ。

決算がただ通りすぎて行くだけの日なのだろうか?
いや、しかし決してそうではない。結果を予想して然るべき数値に決算を落とし込むことをやっていかないと社長の能力は、上がらない。
私はそう思っているのだ。
この能力は一年間に一回しか伸ばすチャンスが無いので、私はこの時期を大切にしている。
ちなみに昨日の表彰式では、意外と3月決算の会社が少なくて驚いた。

写真は、昨日のおもてなし経営選に選ばれたスーパーホテルの山本会長と西精工の西くんと私だ。
200近い応募企業の中から28社だけが長い3次に渡る審査を経て受賞出来た。日本で28社というのは、本当にすごい。本当にすごい会社ばかりだった。
その中でも、我々は、3人共に日本経営品質賞のイヤーホルダーである。
だからなんだか特別なのだ!

この日本経営品質賞の続きのように、このおもてなし大賞をみんなでいただけたことは、とても嬉しいことだ!
私達の物語は、まだ続いているということが、とても嬉しかったのだ!!

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◆◆ これについて思うのは ◆◆

松浦さんは『アスリート』ですな。もしくは『アーティスト』

自分の目的に照らして、または、自分の美意識に照らして、この一年の活動がどうであったかを振り返っておられます。(自分のことを考えると穴があったら、入りたい...(汗))

数字にこだわるのは、とってもいい話です。
理想の財務プロポーションというものを追及する人は、細部にまで目が届くようになります。

身長、体重、ウエスト、骨密度、血糖値、γ-GTP、尿酸値....

人の評価をするために、化粧したり、節制したり、逆にシンクロの選手みたいに毎日5000キロカロリーとらないと浮力が保てず勝負にならない人もいたり...

酒飲みの私は肝臓系の数値が気になります。体重を減らしたときは、体重の変化は細かく把握してましたね。そんなアンテナがたつと、摂取するカロリーなんかも、自然に目がいきます。

どこを気にするか、どんなプロポーションでいたいか考えることで、行動が決まってきたりしますね。


◆◆ インプットとアウトプットとアウトカム。

これは、財務・経営でもまったくおなじです。

自己資本比率、使用総資本経常利益率、流動比率、

一年で摂取した栄養がどれだけあって、運動力を引き出すカロリーにどれだけ回って、体調を整えるためにどれだけ使ったか。結果、どんな体格になっていて、これを維持する血流は大丈夫か?血管つまってしまわないか?貧血は大丈夫か?武器は買えたか?その武器を持つに見合う腕力と、振り回す体幹は鍛えられているか?



◆◆

松浦さんの場合は、製薬という国際競争にさらされている業界なので、消費カロリーを減らしていてダメな世界で戦っています。だから、借金してでも栄養を大量に摂取しないといけません。この摂取した栄養が、どこに、どう行き渡っているか? こんな視点が重視されます。

だから自己資本比率は大切だけど、二の次。
使用総資本経常利益率とかのが興味あるかも知れません。
体格で負ける分ピッチ双方で勝負するなら、回転率とかね。

プロポーションでいくならギアリング比(銀行が気にする負債に関連した比率。
安定して借入を増やすなら、気になるかも。勝負かけた投資の場合は、乱れます。)

法人という人の体
寿命はなく、サグラダファミリアのように、どこまでも未完成を楽しむ体。財務プロポーションというか、経営の黄金比というか、勝負意識・美的感覚を持って楽しみながら鍛えないといけないと思いました。




「アスリート」松浦氏の勝負理論。
「アーティスト」松浦氏の芸術論。
「作家」松浦氏の司馬観ならぬ松浦観によるストーリィ構成

こんな切り口で話に耳を傾けると、松浦さんが全てに精通しているプロ意識の強い「マルチタレント」ということに気づかされます。

私も含めて、みなさん、「プロ」でありましょう!!


※今年の決算コンサートは何時でしょう。
今年こそスケジュールが合いますように....



◆◆ おまけ

年に一度の決算期の棚卸。経営に急ブレーキをかける日。国民の義務だからするだけで、付加価値ゼロ。
棚卸をしなきゃと言うと、「面倒だからしない人」が多いかと思うと、一方では「付加価値ゼロと知らず、仕事をしている気になるので、喜んでやる人」がいる。昨夜お客様とそんな話をしたところです。

嫌だけど、みなさん、必要最低限でいいのでキッチリやってくださいね。



かぜのでんわ

2014年03月11日 | ノンカテゴリー
今朝の中日新聞のコラムを読んでこの絵本を知りました。

色々な方が、色々な物を通じて発信しておられます。

少しでも、多くの人が、少しでも多くのグリーフケアを得られますように。

静かに祈ります。


かぜのでんわ
クリエーター情報なし
金の星社





心で話す「風の電話」 岩手・大槌町 遺族と犠牲者つなぐ

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/list/CK2013091102100026.html?ref=rank


http://matome.naver.jp/odai/2137956071847196001