永続のページ別館

愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

何が当たり前か?

2007年03月25日 | 気づき
◆◆ 当然を当然と思うなかれ

少林寺拳法を学ぶ長男の所属する道院の大会が本日ありました。

結果は...。

帰りの車中で、『もっと腹から声を出して気合が入ると良かったね』という話をすると衝撃的な回答がありました。

『腹から声を出すという感覚がわからないから、腹から声を出せない』


私自身、昨日は腹の底からほえた事実があるように、腹から声を出すことは簡単にできます。でも長男はその感覚がないのです。

先生は腹から声を出せと言っていますが、長男はそれには何をすれば良いのかを知らないということを初めて知りました。言われてみれば兄弟喧嘩のときでも何でもノドからひねりだすような感じの声です。臍下丹田に力が入っていない(チャクラが練れていない)感じなのは、やっていなのではなく、どうして良いかわかっていないとは...。

何が問題か?視点がズレていたことを親として反省します。
先生に呼吸法から教授いただくようにお願いします。

自分ができるので、当然にわかると思っていた感覚を長男は持っていないのです。何が当たり前か?自分の当然は他人の当然ではないことを思い知りました。経営でもそうですが言葉の定義があいまいでは、社員は何をして良いか分かりません。

伝える前に伝えたいことの定義を明確にする。
子供から学びました。


◆◆  しかし

毎年恒例のこの会場。とにかく『寒い』です。
今年は雨が降っていて、例年のような晴れによる放射冷却がない分は楽でした。
それでも、服を5枚重ねて、さらに毛布を持ち込んで、やっとちょうどいいぐらいです。


◆◆  待っている間に

待時間が長いので、読書にふけっていましたが、素晴らしい本に出会いました。
素晴らしい理論書なのですが、素晴らしい実践書です。
コンサルタント、実際の経営者。二つの立場で輝かしい実績を出している人が書いた本ならではの中身の濃い使える本です。読みかけで終わりましたが、いつか、内容を紹介したいと思います。