◆◆ 人災とはいいたくない。
水、電気、ガス。何でも手に入ると思っていた。
で、いざ手に入らなくなると、とんでもないことになる。
昔は水も燃料(薪)などは地域で手に入った。
今はというと、水も燃料も自分では手に入れられない。
ライフラインと呼ばれるものが切れると原始人以下の生活が始まることになる。
「水」のない世界が生物が住んでいると、初めて気づきました。
正確には「ない」ではなく「なくした」のですが。
◆◆ 国難
師匠の川畑さんもおっしゃっていました。今回のことは「国難」であると。
であるので、国民全員が復興の当事者として苦楽を共有し、役割を果たす必要があると思います。
◆◆
ブロックスの西川さんが、できることとして23日のブログで「日本を元気にする支援活動」として企画を書いておられましたが私も同じことを考えていました。
単純に寄付ではなく、何かお金を使うと一部が寄付に行くという仕組みです。
寄付をしたいという純粋な動機も大切ですが、購買意欲にはなりません。
これを買うと自動的に寄付が増えるそんな、消費者の背中を押すものがあってもいいと思います。今までの消費大国の流れを利用するものもあるし、逆に、人としてより良き暮らし方の流れを誘導するものもあるし、色々考えたいと思います。
というわけで、本日、税務調査立会の最中、不審点がないと出番がないので、色々考えていました。
ブレストなので、「そんな」って言ってつぶさないでくださいね。
Facebookでみんなの知恵を結集するのがいいかもしれない。
ページ、どうやって作るんだろう...?
◆◆ 切手
ワンピースの切手は思わずたくさん買ってしまいました。
年賀状のカーポンオフセットのイメージで+1円とか。
嵐、AKBの写真の切手出したら何枚売れるか考えたことありますか?
これは本人と事務所がOKすれば実現する話です。
お客様のところへ行って「寄付をしないといけないね」と話をしていたら、
「もう済ませた」という職員さんがおられました。
「何でそんなに早いの?」との問いに
「Gactの呼びかけがあったから...」との返答です。
これがヒントです。
何を買うか、誰が呼びかけるか...
つまりお金を使うことの背中を押してくれるものがどんなものかということです。
ここが企画のポイントではないでしょうか。
切手のいいところは、ムダな買い物ではなく使う物ということ。
他のチャリティー商品は原価がかかってしまいます。
記念切手の本当の狙いは使わずにコレクションしていただくことで、入金はあるけど
消費はない(対価の交付がない)という美味しい話。つまり原価がいらないことです。
(私はそれを使ってしまうのでタチの悪い購買者ですが)
◆◆ 消費税
前も書きましたが。消費税アップ。
被災した人は自分たちのため、被災していない人もみんなのため。
そして、この財源は大きいので。口蹄疫とか鳥インフルエンザとか、噴火とか、
法的に規制等かけて特定の人が被害をうけた場合にも使えるようにするとか。
上乗せの特別消費税形式でもいいですねぇ。電気税。インフラ税。復興税。
何がいいたいかと言うと「国難」ですから、痛みは分かち合いましょうということです。
国の借金問題も同様の痛みの共有なしでは解決できないですよね。
今より生活がきつくなるのでこれは「覚悟」のいることです。
「愛」とは覚悟と渡辺和子先生も言っておられます。
愛のある税制を敷いていただきたいものですね。
感謝税とか...。感謝デーでは一日で終わりですが、こちらは継続されます。
なんでもあるのは「当たり前」と思っていませんか? 有難いことなのです。
◆◆ 売上
瞬間ではなく、継続的にするためには毎月売上の○%とする。
社会基盤を使って商売をしているわけで、社会が何をしてくれるかという
依存体質から脱出して、社会に何ができるかを考える。
社会があって、生きてこられて、教育がうけられて、仕事ができていると捉えましょう。
恩返し・恩送りを考えたいものです。
◆◆ 電気
原発の問題って難しいですね。
反対と言っている人も電気は使うわけで。その水力・火力で発電した電気ではとうてい足らないので恩恵をうけているのですよねぇ。クジラを食べない人がクジラを食べるなとか、宗教上の理由で一切の牛は口にしないとかありますが、電気は違います。水も電気で浄化してるし...。
かといって、手放しで賛成できる訳ないですよねぇ。
いざというときの危険度はハンパでないですから。
先に述べた原始人以下の生活を全員が受け入れられれば廃絶は可能でしょうが。
電気を使うことはやめられないというのであれば、これを逆手にとって、今後は太陽光・風力を法的にすすめるとか。例えば、新築する家屋には一定の設備をつけ、既存のものも家庭用の火災報知機と一緒で整備するよう制度をつくるとか。ビルの場合も緑地の確保とかありますよね。
補助金は電気代をほんの少し高くすることで財源を確保。
電話も同様にほんの少し高くして整備を進める。(有線も無線も)
携帯で7円とられているやつを10円増やすと5千万台あれば、これで毎月5億。
◆◆ 印税
矢沢永吉さんとかが新しいDVDの売上を寄付するとか言っていませんでしたっけ。
印税の一部というのはなかなかだと思うのですが。
着メロ、CD、DVD、カラオケ....
We are the Worldみたいなものつくるとか。
大事なのはその曲がいいこと。
その曲を聴きたいと思って買うと寄付が生まれるということ。
寄付するために買うのもいいけど、それは限度があります。
「被災そのものを印税の対象」として、取り上げるなら一部が寄付に回るようにする。
ドキュメンタリー映画をつくる。
防災教育につかうなどする。地域でも毎年訓練してるし。
上映料などいただいて復興資金落ちるようにする。
制作費はもちろん被災地におちる形の業者選定をする。
◆◆ シール
国がシールを作って販売する。
シール一枚○○円。買って商品に貼る。そのお金はもちろん復興へ。
競馬・宝クジと一緒配分は厳密にする。(国の経費とか財団とかでのピンハネは禁止)
貼ってある商品は、買う側がいくら復興に回るかわかるようにする。
シールの種類はいろいろつくる。
国全体、県、市など...行き先を指定できるようにする。
仙台牛のパックを買うと、国一枚、仙台一枚とかはってあるとか...
AKBのシールにして48種にするとか...
もちろんアタリを入れるべし。
(コンビニでワンダの缶が瞬間消えたときは驚きました)
忘れないようにするには水のペットボトル、トイレットペーパーなど
今回不足しているものに貼るのが効果的かな。
大事なのは、シール分は売り手でなく買い手が負担すること。つまり価格にオン。
そして、寄付は強制でなく志なので、貼ってあるものと無いものがあるといい。
その上で時がたっても、シールの貼ってあるものが売れて、貼ってないものが売れない。
貼ってないとクレームがつくぐらいになって欲しい。
日本人の良心を信じたい。
◆◆ ゴミ拾い
企業が協賛して、海岸のゴミ拾いとかして、一袋いくらで寄付する。
野口健さんと富士山清掃とか。私は若村麻由美さんのやっていた無名塾の芝居とゴミ拾いツアーというものに魅かれたことがあります。
子供会とかにも来てもらって、寄付と子供会と両方にお金を贈る。
了解が得られれば、子供会の分も寄付にまわる。
ゴミ袋は協賛企業の名前入りにするとか
欲と道連れ(汗)方式でいくか、純粋な奉仕方式でいくか。色々あります。
◆◆ つもりの数々
つもり貯金も色々あると思います。
・一食抜く。
・一杯控える。
・ホテルでアメニティ使わない場合もありますよね。(これチェックアウトのときに自分目の前でいくらか募金箱に入れて欲しいとか思います。)
・銀行の金利
数円しかつかない普通預金利息、個々はたいしたことないけど集めると結構な額に。
もらったつもりで寄付口座へ。
◆◆ 参加費の上乗せ
参加費の一部が寄付にまわるのはよくある話。
これも商品と同じで魅力ある企画を前提として成立します。
・東京マラソンの参加費を上乗せ。
・個人的な話では、同友会の全国研究集会の参加費を上乗せ。
通常2万のところ3万にするとか。
ポイントは課税庁がその一部を寄付といわない事。全額経費・損金として認めること。
(来年3月は福島開催予定なのです。
中止するのか、こんなときだからこそ開催してお金を落としてくるか。
設営も地元でなくてこ入れがいるので、中同協の決断のしどころです。)
・政治家さんのパーティー券は上乗せでなく、そのまま流用とか...
(これ魅力ある企画ではなかったですね。)
・プラチナチケットを作り出す。
あちこちで、特定の人にとってのプラチナチケットが欲しいですね。
→渡辺和子先生と佐藤初女さんが対談するといったら、私、いくら出すかなぁ。
→バンダイの工場見学、ガンダム生みの親の富野由悠季の話とか
→とんねるずとイチロー選手のリアル野球盤(正月に松阪投手とかとやってるやつ)を公開する
→塚越会長と鍵山相談役の対談(一部マニアにはたまらない話でしょ)
→西水さんと行くブータンツアー。祈ってくれた国王へのお礼つき。
(ちょっとマニアな小金持ち向け)
→芸能人のコンサートは多分やるでしょう。夢の共演は誰と誰?
昔の青春映画、時代劇だとプロダクションの壁を越えた作品があったようですが。
◆◆ オークション
チャリティー・オークションは基本中の基本
有名人の物は当然として、ハンマープライスみたいな企画・権利獲得ものがいいですねぇ。
→芸人の土田さんのようにガンプラ作ってもらえるとか。
→猪木さんのビンタを受ける権利とかもあったような気が...
→復興の際、建てる建物に手形を残せる権...(有名人も同じ面に残すとか)
→ポケモン一体、生みだせる権
「物」でなく「体験」を売る。ですね。
島田紳介さんのカンボジア支援のプロジェクトみたいに「絵」もいいです。今回、鳥山明さんや、スラムダンクの井上さんが書いた絵。あれは出せば高額な値がつきます。
一発入札形式でどうでしょうか。
優勝したときのバットとか、一点ものは限度がありますけど、絵などは生み出せますからね。
大前提が全て、特定の方の好意をあてにして「たかる」ということになってしまいますが。
◆◆
そしてネーミングが大事だ。
全部一連の企画を統一したキャンペーンのような名前が欲しい。
・メイク・ザ・ヘブン(一から天国つくりましょう)
そうだ、ついでに秋元センセーにこれでAKBの歌をつくってもらおう。
印税も一部というかたくさん、復興へ下さいね。
○○○ with AKB
○○○ with 嵐
○○○ with 氷川きよし ← ここのパワーも侮れない。
とかシリーズ。
最後にはそれを集めたアルバムつくる。
・ルネッサンス東日本(復興って意味なかったっけ)
・レッツ元気玉(これ使うなら集英社の契約を乗り越えて鳥山センセーに一役)
・結まーるJAPAN(国難を一つになって乗り越える、そのまんまです)
・セーブ・ザ・ジャパン
(国難です。救う対象は東日本でなく日本全体。全体で全体を救う。情けは人のためならず)
語学力が怪しい私には難しい...
ケタはずれに巨額の報酬を必要とする電通さんに頼むでもなく、絶対、糸井さんに助けてもらうべし。
ザ・手弁当でお願いします。
◆◆ 繋げる
「忘れていいこと、忘れてはいけないこと、忘れないといけないこと。」があると新聞に載っていました。
偶然被災していない私たちにできるのは、「忘れてはいけないこと」を忘れないこと。
寄付一発で終わらずに、色々続けたいものです。
◆◆ もう一度いいますけど...
立会の合間にテキトーに考えた事なので真面目に反論しないでくださいね。
ちょうど時間となりました。
明日も余裕があったら考えます。