Dirty Wombs / Opposite Flow


ギリシャ発 Hardcore/Punk、Dirty Wombs
2014年、10月末リリース、7曲収録 1stアルバム。

これまでの音源も紹介してきました が、ついに 1stアルバムをリリース。
サウンドの紹介タグに 「ジャパニーズ」 とも入れている様に、彼らのサウンドは日本の、それも往年のジャパニーズハードコアバンドから現在に至るまでの影響大なサウンドで、胸を熱くするメロディックなギターのフレーズ、感情を昂らせる抑揚のついた曲展開、そしてダーティーに叫び歌うボーカルにシンガロングなパートが更に熱さを増し、聴いていて拳を突き上げずにはいられないサウンドなのです。。楽曲はストレートではありますがオールドスクールな感じではなく、程好いメタリックさのあるサウンドに緩急の付いたドラマティックですらある曲展開、そしてその上に乗る切なくもかっこいいギターのメロディーが胸を突き刺し、印象的に耳に残るのです。。このサウンドを聴いて熱くならずにいられいでかっ!! てなサウンドで、聴いていると気合が入りまくるのです。

2012年の 1stEP音源から既に現在のサウンドスタイルで、しかも DEATHSIDE のカバー曲が収録されるなど、確かに日本のバンドからの影響は大きいと思いますし、また、実際にメンバーさんとメールにてやり取りをすると、かなり日本のバンドを掘っていて詳しいです。ですが、彼らのサウンドは欧州ヨーロピアンのメロディアスなハードコア/クラスト/パンクなサウンドをベースに、日本のハードコアバンドの様なメロディックな節回しが加味されたハードコアサウンドです。。となれば、これらの要素で叩き出されるサウンドがかっこ悪いわけがなく、また、本 1stアルバムでは音源の完成度、かっこよさが更に高まっており、お気に入りのバンドという贔屓目を除いても問答無用で勧めたい音源です。

こんなにもかっこいいサウンドで、しかも日本のバンドを好きでいてくれているのに、Dirty Wombs の音源はセルフリリースかレーベルとの半セルフリリースだったりするので、コンピ音源以外は日本ではほぼ出回っていないと思います。このことを実に勿体無く思っているので、なんとかしたいと考えております。

本 1stアルバムはリリースに先立って bandcamp にてチェック出来ます。
震える拳が突き上がり、気合がみなぎるサウンドです!
Great! Excellent!! Highly Recommended!!!

Intro - 本音源 1曲目 "Land of Setting Sun"


"Fight Your Way"(DEATHSIDE cover) - "Eternity Shore" from 「We Rise EP」


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