Cryptic Revelation / Demo 2012


大阪発 Death Metal、Cryptic Revelation
2012年、2曲収録デモ音源。

以前に 1999年の 1stEP音源 を紹介してから、正直バンドのチェックを怠っていましたら、何とメンバーさんより活動しているとコンタクトを頂きました、ありがとうございます! 現在は一度離れたメンバーさんもバンドに復帰し、ライブ活動、音源制作に向け活動中とのことです。

1st EP 「The Truth is Out There」(1999) を紹介した時にも書きましたが、テンポダウンするズリズリなパートを組み込んだ楽曲は、長い時を経ても実にかっこよく、ブルタルで悪さ漂うサウンドで、今で言うスラミングデスな感じではなく、また、ありきたりな (と言うと少し語弊があるかもですが。。) ビートダウンな感じでもなく、NY Death Metal の様なブルタルで悪いグルーヴを持った、Internal BleedingWasteform の様な雰囲気を持ったデスメタルでした。

そして 2012年の音源。
結論から言いますと、新しい音源のリリースが実に待ち遠しくなる、極悪激重デスメタルサウンドです!
前作同様、緩急太いうねりのあるブルタルな楽曲にはダウンテンポするパートが組み込まれているのですが、本デモ音源では更にそこからドゥーミーでスラッジーな遅重テンポへとシフダウンする展開が加わり、これがもう実にえげつなくディープで、暗黒さ、極悪さが蔓延しているのです。。1st EPのラストにも Doomy な曲は収録されていましたが、このズリ重い感じはメンバーさんが別に活動されていた、こちらでも 以前に紹介しました Sludge/Doom、Burden of Despair の遅重さを彷彿とさせるのです。。ボーカルさんのロウ咆哮/喚きボイスも楽曲の悪さに拍車を加えているのです。。。2曲共に Cryptic Revelation 健在な極悪デスメタルサウンドですが、「Conspiracy」 での後半パートでのスラッジ/ドゥームな遅重パート、「Sphrical Light Emitting Objects」 での中間部での極悪ズリズリパートは問答無用です!

本デモ音源の試聴はバンドのfacebookページにてぜひ。

Cryptic Revelation 「Conspiracy」 @namba BEARS (2013)

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