Waigaya Riders Club

Waigaya Riders Club(1998年1月発足)の発起人、タロウのブログ。
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たかだか250なんだけど。

2015-11-21 07:05:00 | 楽屋裏話
WRが楽しい&絶賛してる理由の1つに、割と気軽に「スロットル全開で回しきれる」が有るんじゃないかな。
まあ流石に1速オンリーだけど。
試乗会でも、販売店から「回せるだけ回しちゃって下さい。良い加速しますよー」と言われた事を思い出します。
レブリミッターは、おそらく1万2千プラスで作動すると思われますが、それまでの250単気筒って、大抵は8000位がピークで、後は回るけどダラ~となるのが普通で、ロードモデルでツインカムRFVCヘッドのGB250でさえ、10000くらいでダラ~でしたから、ビィィーン!と力強く加速しながらリミッターに当たるWRは、これは凄いエンジンだ、と思ったものです。

因みにカタログ上の最高馬力発生は10000rpmで31PSですが、超えてもグングン伸びるから、リミッターが利く寸前だと、もう2~5馬力くらい出てるんじゃないだろか?←誉め過ぎか?
とまあ、ここまでWRエンジンのピークは凄いんだぞ、って話をしていてなんなのですが。。。
このエンジンの最大の魅力は、中速回転域のツキの良さの方だと思ってます。
いくらピークは凄いと言っても、所詮は250単気筒ですから、たかがしれているのです。
直線で400クラスにもかないません。
でも、峠等の脱出加速の気持ち良さは、スーパースメ[ツ並みかも、、。
いや、ピュアな600や1000のスーパースメ[ツには適わないとは思いますが、充分に良いのです。
ギヤ比や車体特性、そして車重の軽さも関係してくるので、エンジンだけでは語れませんけど。
ああ、ただ、スーパースメ[ツとオフ車は、走らせ方がけっこう違うんだな、と、最近になって思い直してます。
リッターと小排気量車の違いも有るかも。