Waigaya Riders Club

Waigaya Riders Club(1998年1月発足)の発起人、タロウのブログ。
バイクの話がメイン

単気筒がキー?

2023-02-10 14:48:00 | 楽屋裏話
私が過去に乗って来たバイクの中で、実はWR250Rはかなり評価が高い。
順位は付けられないけど、R1やドゥカティ999達と比べても、トップクラスの1台。
エンジンパワー的にはその前のTS200Rの方がビンビンで上だったし、125の車体なので振り回し易かった。
、 更に前のDT200Rも乗り易さでは素晴らしかったのに、だ。
まあ実際、前傾バイクか大好きなのに、これなら次はビッグオフで良いな、と考え方を変えたのは、このWRを所有してからだ。
気に入った理由は、オフ車をオンロードで使うのが楽しいからだ、と思ったからだと思っていた。
低めのギヤリングなので加速が良いし、タイヤグリップが低い分、常に怖くない範囲で滑っていて、限界を超えてもいきなり滑る事が無く、むしろ公道では思い切って行ける場面が多く、お気楽に楽しめるからだ、と。
それはまた否定してない。
でも、ホントの所、私はWR250Rの弾けるエンジンが好きだったのではないかな。
それも、以前にも書いたけど、このエンジンは中速回転域のレスポンスがご機嫌に良いのだ。
高回転のビンビンさは、上にも書いた通り負けてない他車も多いから該当しない。
単気筒だ、という事も有るかな。
そんな訳で、ハスクバーナのビットピレン401か701に、今現在は興味津々。
401って400じゃん!
でもね。1気筒あたり400ccって、けっこう上限が近いと思うのです。機械的ね。

サスセッティング 総括その1

2023-01-25 11:22:00 | 楽屋裏話
この所、バイクの買い換えを考えているのですが、候補が絞り切れないのです。
私は元々、MT-07エンジンを使ったオフ車(正確には、もう少しパワーの有るWR250Rが欲しかった。)を待ちきれず、アフリカツインにした人です。
アフリカツインして、後悔は有りません。
とにかくカッコ良いバイクだし、市街地をクルマと一緒のペースでずっと走っても、ストレスが溜まらないリッターバイク。
1日走っても疲れ方が全然楽。
私のは16モデルで電制スロットルでは無いのですが、それでもDCTは優秀。
自分とは違うシフトチェンジが上手い人が、3人入ってます。
エンストの心配が無いメリット、も大きいですが、私は殆どオフには行かないので、それほどでも無いかな?w
大きいのは、2000回転台を使う事が楽しい、と教えてくれた事。
レーサーレプリカやドゥカティが長かったので、3000以下は使わない乗り方が染み付いていたから、これは目から鱗的な新発見でしたね。

つまり、(日本で使う限り)道を選ばないツーリングバイクとしてはトップクラス。
そしてとても楽しかったんです。
ただ、去年?一昨年?くらいから、楽過ぎて飽き気味になったいる事に気がついちゃって。
コロナで自粛していた時期でも有ったから、気がつくのが遅れましたが、要はクネクネ道での楽しさが薄い。
コントロールする実感が得られにくい。
楽故に、ライダーが工夫してもしなくても、大して変わらないから。
ところが、去年末にサスセッティングを今までから大幅に変えた所、操る面白さが出て来た。
そんな訳で、正月休みの8日間+仕事で1日置いて3連休(計11日間)は、毎日アフリカツインに乗っていた。
冬なので1日数時間だったしクネクネ道には行ってないけど、コーナーと呼べる道を選んで、アクセルのオンオフを使ってメリハリを付けて走ったり、見通しの良い交差点でパタコン、っと倒してドバッ!開けて遊んでみたり。
そう、それで久々に、「自分は元々、旋回速度を速くしてもあまりバンクさせないで曲る事を目指していた、それで遊んでいた」と思い出した。

アフリカツインのサスがフルアジャスタブルで良かったなぁ。
と最近は思ってます。

今日はここまで。
冒頭の買い換えウンヌンまで辿りつけなかった💦



買い替え理由を探しているのかな

2022-12-22 16:11:00 | 楽屋裏話
バイクに乗り始め、コーナーリングの醍醐味を覚えてからは、ずっとレプリカ、スーパースポーツ、スーパーバイク一筋で約35年を過ごした私。
でも今は、アフリカツインに乗り出して5年だ。
方向転換の理由は、もちろん年齢的な事も有るけど、やはりセカンドバイクで乗っていたWR250Rが楽しかったからだ。
7年半で7万キロくらい乗ったけど、友人や仲間達とツーリングに行く時、高速を使うというのにドゥカティ999ではなくWRを出すようになっていた程だった。
オフロード車、トレール車は面白い。
そう感じていた所に、アフリカツインがデビュー。
とても乗り易くで楽しいバイク。
カッコ良かったし。
でもね。
相変わらず、オフにはほぼ行かない。
峠ではハングオンでかっ飛んでる。
何に乗ってもやってる事は一緒なのだ。
だから最近、色々考える。
私がWRで気に入ってもいた所は、オフ車部分ではなかったのではないか?と。
はじけるシングルエンジンをブン回してガムシャラに走っていた所だったのかも知れない、と。




近いようでそうでもない。

2022-12-10 19:29:00 | 楽屋裏話

大好きなライター、伊丹孝裕さんの言葉なんだけど、実感です。

 
「乗りやすい」ことと「乗りたくなる」ことは、近いようでそうでもない。
 
 
#261 優しくないバイク|伊丹孝裕@partial|note

#261 優しくないバイク|伊丹孝裕@partial|note

しばらく動かしていなかったスコルパのTY125アドベンチャーを、最近はまたちょろちょろと街乗りに使っている。125ccの空冷単気筒エンジンで、車重は80kgほど。いかにも手軽...

note(ノート)

 
 
 

ずっと不可解だった事が解けたかも。

2022-09-03 20:48:48 | 楽屋裏話

以前、シットオンとシットイン という話を書いたのだけど、それの続編、というか、1つの解答が出た気がしたので記します。

それは、モーターサイクルジャーナリストで有り週刊バイクTVのMC等で活躍中の、REIさんのYouTube動画 新型XSR900とHAWK11の共通項とは。 を見た時に気が付いたのです。

正直、私くらいの年齢だと、レース(否草レース。選手権or国際格式のレースやラリー)に参戦経験が有るとかじゃない人が語ってもなあ、と思っちゃいます。

偉そうにモーターサイクルジャーナリストなんて名乗るんじゃないよ。精々ライターくらいだろ?

という気持ちも有るんですが、彼の話には共感を持つ場合が多く、最近は「彼がそう言うなら、たぶん自分も乗ったらそう思うだろうな」と思ってます。

例えば、スズキというメーカーの立ち位置の話。

ドゥカティは大好きだけど所有しない話。

そしてテネレ700が大好きで、しかもオフで使う気がまるで無い所等。

上記動画、別にXSR900vsHAWK11でもなければヤマハvsホンダ、と言う直接比較の話では有りません。

ただ、この2車(2社でもある)のハンドリングが意外に似ている所、そうは言っても違う部分等を語っている動画です。

その中で彼は、リーンさせた時のハンドルの舵角の付き方が違う、という話をしてます。

具体的には、HAWK11(と多数のホンダ車)は舵角が付くレスポンスが早く、ヤマハ車(ほぼ全車種。名言はしてませんが、ホンダ車以外の多く、みたいな)は遅い、と。

どっちが良い、優位か?と言う話ではなく、どっちで育ったか?で変わる話ですね。

で、本題。

私が気が付いた部分の話。

つまり、ホンダ車で育ってない私の場合、ホンダ車って言うのはフロントの舵角が付くのが早く感じ、それが逆に安心して振り回せない、振り回せると感じない要因だったのではないか?と。

そう仮定すると、バイク重心から近い位置からの入力であるローシートの方が、本来高効率位置のハイシートよりバイクを操りやすいと感じたり、後に荷物を載せていたり(ベストは空パニアケースを付けている時くらい?)、リヤサスのプリロードを落として少し後下がり姿勢にした方が、「よく曲がる、曲げられる」と感じている事の説明が付くのです。

本来よく曲がるサスセッティングは、前下がり&後上げ方向に振るのが普通なのに私の場合は逆でしたから、実は不思議に思ってました。

また、納車された当初のサスセッティングも、フロントを重くした(舵角が付くのを鈍くする方向)のだった。

全て符合するやんw

じゃあ私はホンダ車とは相性が悪いのか? と短絡的に結論は出せません。

今のアフリカツイン、ハンドリングも含めて気に入っているのですから。