市民と議員の条例づくり交流会議2009プレ企画「議会改革は市民に開かれているか」

午後は、表題の企画に参加するために市ヶ谷の法政大学まで足を運びました。

この企画は地方議会の改革を目指す研究者、自治体議員、市民団体等で構成されるもので、特に地方議会の憲法ともいえる「議会基本条例」の制定状況のフォロー、制定の促進に向けた活動・提言を行っています。

本日は、法政大学の研究者の方々からの報告、議会基本条例を制定した自治体議会関係者、市民団体代表者によるパネルディスカッションが行われました。

パネラーの北海道栗山町議会事務局長を経て、現在は東京財団で研究生活を送られている方からは、「栗山町議会には既に2800名の議員が視察に訪れたが、大半は自分たちの議会では“できない”ことを確認するために来たのではないか？」「開かれた議会を目指し、市民との対話を行うには、議員にも力量が求められる。果たして現在の自治体議員にその力量はあるのか？」という私にとっても耳の痛い提言も出されました。

全国各地で議会基本条例の制定をはじめとする議会改革の動きが出はしめてきています。蕨市議会でも単なる「トレンドを追いかける」改革ではなく、実態の伴う議会各が必要と認識し直しました。