「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

2010年を振り返って

2010-12-31 18:57:09 | Weblog
間もなく、我が民主党にとって激動の一年であった2010年が終わろうとしております。

思い起こせば、政権交代直後の高い支持率を維持しながら年明けを迎えた。と思ったら小沢元幹事長の政治とカネをめぐる問題で一気に逆風が吹き荒れる状況で2010年はスタートいたしました。

2月には深谷市で民主党出身の小島進市長が誕生し、自治体にも民主党が浸透してくるものと思いきや、戸田市長選では現職に惜敗。党への逆風を思い知る結果となりました。

そして5月の普天間基地が現行案通り辺野古へ。この頃は人に会ったり駅に立ったりするのが怖かったです。こうした状況は9月以降の尖閣列島を巡る中国との騒動の際にも経験することとなります。

6月には菅直人新首相の下、支持率がV字回復と思いきや参院選での惨敗。埼玉県でも新人「大野もとひろ」候補の当選を勝ち取るも、現職候補の議席を落とすという苦汁をなめる結果となりました。

9月には代表戦が行われ、私は小沢一郎元幹事長を支持したものの、党員・サポーター、地方議員における得票数の差はいかんともしがたく菅首相再選という運びになりました。この時いわゆる「反小沢」と目された人たちに、少なくとも現在の菅さんを批判する権利はないと思う次第であります。(いわゆる親小沢とされた人たちが、あの“政治とカネ”バッシングの中でも支持を変えなかったこととは対照的)

そして、代表選後、小沢元幹事長は検察審査会の議決を経て強制起訴される運びに。この国に「法と証拠に基づく刑事司法」「推定無罪」はホントにあるのか?疑問を持った出来事でした。

いずれにしても、党内のゴタゴタが有権者の不評を買ったことは間違いがないことであります。早急な挙党一致を目指していくべきであります。

本職の市議会に目を向けると、民主党蕨市議団としては今期再三訴えてきた蕨市が保有する滞納債権約26億円に対して、市が債権管理委員会(委員長:蕨市副市長)を立ち上げ、全庁的に収納対策に取り組む体制がとられたことは大きな前進でした。また、私個人としても道路整備、消防団の訓練環境の確保等で若干でも前進できたことが収穫ではありました。更に、消防と高齢者福祉の連携について質問をした際には新聞でも取り上げていただいたことは、率直にうれしかったです。市議会全体としても、懸案となっている中央第一土地区画整理事業地権者の皆様と市議会議員全員との意見交換会が持てたことは、蕨市議会史上画期的な出来事でありました。議会基本条例を制定した自治体議会で多く見られる「会派や議員個人ではなく、議会として有権者に活動報告をする」仕組みができることを望むものであります。

来年は4月の統一自治体議員選挙、6月の蕨市議選・市長選同日選が控えております。「市民のために働く議会」「“あれもこれもやる”というお金の使い方から、“Aをやるのか?Bをやるのか?”という選択と集中に基づくお金の使い方へ」そのためには「しがらみ一掃!」を精一杯訴えていきたいと思っております。

本年一年、私並びに民主党の活動に温かいご支持・ご理解をいただいたすべての皆様に感謝申し上げます。新年も皆様にとって実り多い一年となりますように。

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