市議会教育まちづくり常任委員会の行政視察が行われ、副委員長として参加しました。
視察地は奈良県奈良市と滋賀県守山市。
初日の奈良市では、「地域で決める学校予算事業」をテーマに視察をさせていただきました。
奈良市では現市長の選挙マニフェストに、この事業が掲げられており実施に至ったとのこと。中学校区単位に設置される「地域教育協議会」に対して、一定の基準に基づき予算を配分し、あくまで学習支援につながる事業をメインとしつつ、イベントや環境整備といった事業にも適用されるとのことでした。
地域教育協議会や各小中学校および幼稚園に設置される運営員会では、コーディネーターと称される市民が中心となり事業が企画立案されており、後進コーディネーターの育成にも余念が無い様子でありました。
なにより年間8千万円という予算措置は、奈良市の予算規模からしても羨ましい限りの規模でありました。
2日目の守山市では、「青少年団体育成事業」をテーマに視察をさせていただきました。
守山市では、低迷していた青年団活動に支援することで、青年層・若年層に対して地域活動への参画を促す取り組みをされていました。
青年団活動に参画する中で、市職員となったり、その他継続的に地域活動に参画をするようになった人もいるとのこと。
他の同種の団体(青年会議所等)と比較して、入団・退団の基準が緩やかであることが、メリットでもありデメリットでもあるという印象を持ちました。
いずれの市でも教育委員会から説明を受けましたが、学校を起点とした地域活性化も、若年層の地域活動参画も、どの自治体でも課題となっているものと思われます。蕨市も例外ではなく、今回の視察を少しでも蕨市での施策に反映させていきたいと思います。
<写真:滋賀県守山市にて、市教委担当者より説明を受ける。>
視察地は奈良県奈良市と滋賀県守山市。
初日の奈良市では、「地域で決める学校予算事業」をテーマに視察をさせていただきました。
奈良市では現市長の選挙マニフェストに、この事業が掲げられており実施に至ったとのこと。中学校区単位に設置される「地域教育協議会」に対して、一定の基準に基づき予算を配分し、あくまで学習支援につながる事業をメインとしつつ、イベントや環境整備といった事業にも適用されるとのことでした。
地域教育協議会や各小中学校および幼稚園に設置される運営員会では、コーディネーターと称される市民が中心となり事業が企画立案されており、後進コーディネーターの育成にも余念が無い様子でありました。
なにより年間8千万円という予算措置は、奈良市の予算規模からしても羨ましい限りの規模でありました。
2日目の守山市では、「青少年団体育成事業」をテーマに視察をさせていただきました。
守山市では、低迷していた青年団活動に支援することで、青年層・若年層に対して地域活動への参画を促す取り組みをされていました。
青年団活動に参画する中で、市職員となったり、その他継続的に地域活動に参画をするようになった人もいるとのこと。
他の同種の団体(青年会議所等)と比較して、入団・退団の基準が緩やかであることが、メリットでもありデメリットでもあるという印象を持ちました。
いずれの市でも教育委員会から説明を受けましたが、学校を起点とした地域活性化も、若年層の地域活動参画も、どの自治体でも課題となっているものと思われます。蕨市も例外ではなく、今回の視察を少しでも蕨市での施策に反映させていきたいと思います。
<写真:滋賀県守山市にて、市教委担当者より説明を受ける。>