「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

子宮頸がんワクチンを考える緊急学習会!「子宮頸がんワクチン・ここが問題~薬害を追った経験から」

2014-06-28 18:30:00 | Weblog
朝霞市で行われた、標題の学習会に参加をしました。

子宮頸がんワクチンによる副反応につき、理解を深めることが趣旨でありました。

講師は隈本邦彦氏(江戸川大学教授)でした。隈本氏は、NHK記者として数々の薬害被害を取材した経験から、現在は大学で科学コミュニケーション、科学ジャーナリズムにつき教鞭をとられております。

講師からは、ワクチンの仕組みからはじまり、子宮頸がんで死亡する人数は年々減っている実態、許容される副作用の範囲、ワクチン開発までの知られざる実態、ワクチンの安全性につき審議する厚労省の審議会メンバーの利益相反等々、多岐に渡る指摘がなされました。

また、民主党政権時代にワクチン定期接種に向けて300億円の予算措置が組まれた点、その財源として検診クーポン券の予算が減らされた点につき、講師から厳しい批判のコメントがありました。

党員としては、大変耳の痛い指摘でありますが、大いに反省しなくてはならない指摘であります。

講演後は、被害者からの訴え、支援のお願いがありました。

本当であれば青春を謳歌できた10代の女性が、寝たきりになってしまっている。。。副反応によるとみられる記憶障害で、自分の母親の顔と名前まで忘れてしまっている。。。

ワクチン定期接種に賛成した立場として、何とも言えない罪の意識にさいなまれる時間が流れました。

であればこそ、贖罪の意識も込めて、支援に向けた提言を続けていくべきとの思いを新たにした学習会でした。

私は、市議会6月定例会にて、子宮頸がんワクチン接種に伴う副反応につき質問し、市独自で接種者への追跡調査、医療費等への支援を提案させていただきました。事態の徹底した調査・研究を求める意見書も提案し、採択いただきました。

今後も、この問題は注視し提言を続けていきます。




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