「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

2011年度(社)とだわらび青年会議所11月第一例会 基礎から学ぶ親学~親が変われば、子どもも変わる~

2011-11-07 18:30:00 | Weblog
11月は青年会議所の例会が2回あります。うち1回は私の所属する能力開発委員会の事業承継をテーマにした例会。もう1つが今日の親学をテーマとした例会であります。

講師に親学の第一人者である高橋史朗氏(親学推進協会理事長。前埼玉県教育委員会委員長)をお招きし、ご講演をいただきました。学級崩壊、児童虐待、発達障害及び類似する行為の増加(顕在化?)等々以前は思いもよらなかった子どもを巡る課題は近年益々複雑化しています。こうした課題に対して、親学は「子どもの教育は家庭や親が一義的には担うべき」という理念の下、「親としての教育」と「親になるための教育」を実施するものであるとのお話が講師からなされました。以前は親学といった概念は無く、家庭内で施されていたものであったとのことです。

「子どもは社会全体で支えるもの」という理念を持つ「子ども手当」を推し進める民主党の人間としては、こうしたお話は極めて精神論的なものと考えていました。しかし、講師のお話は文化、心理学、脳科学及び歴史学等々深い教養を感じさせるもので、人間が社会の中で人格を養成されていく過程を、極めて学際的に論理的に説いておられました。「三つ子の魂百まで」という日本の諺を実際の事例(重大犯罪を犯した少年が立ち直っていく事例、発達障害が治癒していく事例等)を用いて説明する様はさながら古代の哲学者の様でありました。そんな人見たことあるわけじゃありませんが・・・。

「子どもの自主性は楽しさから生まれる。楽しさは厳しさから生まれる。」横浜高校野球部監督の言葉だそうです。楽しさを芽生えさせる厳しさは慈愛に基づいた厳しさでなくてならない、親の子に対する愛着の欠如が子どもの人格形成に悪影響を及ぼす。といったお話であったと理解させていただきました。

担当委員会の皆様、設営お疲れ様でした。


<写真:講師を務めた高橋史郎氏>

平成23年第4回蕨戸田衛生センター組合議会定例会

2011-11-07 10:00:00 | Weblog
衛生センター組合議会の定例会が開会となりました。昨年度の決算認定が議題であります。

初日は本会議が開かれ、管理者報告、提出議案の上程・説明、監査報告及び委員会付託が行われました。

平成22年度の組合会計歳入歳出決算認定は、管理者(蕨市長)・事務局長から詳細な説明がなされたのち、総務・業務各常任委員会に付託されました。私が所属する総務常任委員会には決算認定中衛生費を除く全科目が付託をされ、人件費のうち特殊勤務手当の内容、行政職24人分の給料内訳等につき質疑がなされた後、討論はなく、本会議において可決すべきものと決しました。

次回は18日に本会議が開かれ、一般質問、付託に対する委員長報告、提出議案に対する討論・採決が行われます。