「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

政務調査

2009-06-02 18:30:34 | Weblog
今日の午後は市役所控室に行き、6月定例会一般質問に向けた調査研究を行いました。政務調査なんて言うと仰々しいですが、要するに下調べです。

市の公文書管理、土地開発公社の経営及び公有財産の取扱い、市職員の天下り等々担当より話を伺いました。

明日の本会での議案質疑は珍しくどの議員も登壇しない模様。例年6月定例会は提出議案が少なく、内容的にも法律改正に伴う文言整理等が多く質疑まで至らないことが間々あるそうです。昨年は後期高齢者医療制度導入に伴う専決処分もあり質疑する議案もあったのですが・・・。

提出議案については常任委員会で、市政全般に対する質問・提案は一般質問でさせていただきます。

世襲の弊害

2009-06-02 12:09:41 | Weblog
お昼のニュースで「北朝鮮の金正日後継者に金正雲(キム・ジョンウン)氏が内定」と報じていた。

彼の国のやることはどこまでがホントで嘘なのかよく分からないので、今回の件もその真偽がはっきりするまでに時間がかかると思う。

しかし、曲がりなりにも「地上の楽園」を目指した国が(少なくとも形式的には)世襲でリーダーが決まるとしたらいただけない。社会主義国家で世襲が成り立つとはマルクスとレーニンも御代の国で驚いていることだろう。

世襲の弊害は一言でいえば「能力以外の要素でリーダーが決まってしまう」ということだと思う。江戸時代の大名家でも、基本的には世襲でも資質に問題があれば「廃嫡」ということもあったと聞いたことがある。同じく江戸時代の商人の家でも、経営者にふさわしくなければ店主の座を追われることもあったと物の本で読んだことがある。封建制社会でも「能力」が基準となっていたことの表れではないだろうか。

いわんや平成の日本で・・・。あった×2世襲が。構造改革の末路は自身も「親バカ」と認めた世襲であったという笑えない結論が。

さいたま市長選でも世襲・多選が一つの争点となっていた。我が民主党でも国会議員の世襲制限を打ち出している。世の中「能力」だけでポストが決まらないことが現実としてはあると思うが、世襲の場合余りにも「能力」という基準が排除されてしまうのだと考える。

久しぶりにお昼のニュースを見ながらそんな事を考えた。