「おむすびクリスマス」 - さだまさし
アルバム「ADVANTAGE」(1985年)収録
アルバム「ADVANTAGE」(1985年)収録
さだまさしさんについて語るのは結構難しい・・・
それに、さだまさしさんへの好き嫌いが割とはっきりしているので、嫌いな人は何を書いても「聞く耳をもたない」状態だ。
「正直しんどい(by 堂本剛)」(^^;
そういう自分も、実は以前、さださんについて熱く語っている人を見るのは「ちょっと・・・」だった。きっとそれはある種の信仰を語る「熱さ」に通じるものあるからなのかもしれない・・・。更には、音楽ファンからは音楽通ではないようなレッテルを発言者にも貼られてしまいかねない感じだ。うっかりした事を言うと熱心なファンからは叱られそうだし。
※ちなみにこれは、あのジョン・デンバーなんかも同じタイプですね。"いい人/優等生"キャラで出てきたアーティストは、一度貼られたそのレッテルから解放されるのには10年単位かかる・・・。ホントその後は大変な道のりだと思います。
そうそう、私はカミさんに洗脳されて、いや"教育"されてさださんの素晴らしさに目覚めました。ホント、つい語りたくなるほどいろいろ素晴らしい方です。
ところで、この曲です。既にタイトルに既にドラマを含んでいます。このタイトルを見ただけで天才振りがわかると思います。曲の内容は、"ひもじい/貧しい"思いをした事がない世代/人には分からない感情かな~。いずれにしても最近の若い子には理解できない世界だろうなぁ。
日本が経済的に豊かになったゆえに、"心"の領域では失った大切なものが多いか如何に多いか・・・なぁんて考えたりしました。
※このジャケット、全然さださんらしくないですね。この時期さださんは中島みゆきさんと共に「暗い」音楽とバッシングされていた頃です。悩みつつ、精一杯イメージの転換を試み、もがいていた時期でもあった事が伺えます。これは同時にまた、日本人が"バブル"の中で"お金"に目が眩み、人の心がすさんでいった時期の証左でもあります・・・。
"心が豊かな、佳き時代"には決してもう戻れない・・・
時は経(ふ)る・・・
時は経(ふ)る・・・
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