某ファンサイト管理人の音楽随想記

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「バラ色の未来」-森昌子

2006年04月15日 | ♪国内 -女性


「 バラ色の未来 」
作詞:なかにし礼 作曲:浜圭介

MAXI SINGLE 2006.06.07 ON SALE

森昌子さんの自伝本が本日発売されました。

「明日(あす)へ」
(幻冬舎、1260円)

私は昨日店頭で見かけて早速読みました。今まであまりプライベートな事を語ってこなかった昌子さんの、事がいろいろな側面が見えて来ました。

パニック障害であったことも告白されています。

※ちなみにこの病気は意外と多くの方が経験されているようです。最近ではKiki Kidsの堂本剛くんもカミング・アウトしてましたよね。身の回りでも結構耳にします。多分ご本人が一人で「自分だけ」と悩みを抱えている以上に、意外と多くの方が一度は経験されているのかもしれません・・・

それはともかく、読めば読むほど感じたのは、昌子さんはごくごく普通の、古くからある一日本女性であったという、予想通りのことでした。つまり特にスキャンダラスな面を持っているような方ではない、とても常識的で、どちらかというと地味で控えめな方であったという事です。なんだかそれを確認できて、なんだかとても安心しましました(^^)

でも昌子さんは今、結果的に離婚という人生の大きな節目を迎えてしまい、
また歌手復帰を予定されています。

「家族のため、生活のため」
とも一部ではいわれています。

でも、応援の意味であえて言いますが、人生を歌う真の歌手はそんなものを背負った方がかえって良い味がある歌を唄えるように思います。"ただひたすら歌うのが楽しい"というのは、一時的にヒットチャートを賑わしすぐに消える「泡沫 お子さま歌手」にまかせておきましょう(^^;。酷なようですが、でも昌子さん、そんな大人の人生を感じる歌をお聞かせ下さい。今の昌子さんだから歌える歌があるはずです。私は応援しております。

本の最後に書いてありましたが、今後は方の力を抜いて歌いたいと・・。そうです、これからは単なる「歌唱」より、更に、一人の人間の生きてきた路を感じさせる、味わいのある歌をお聴か下さいマセ。だって昌子さんの素晴らしさは、音程とかそんなテクニックのレベルをとうに超越しているのですから(^^)。

シンガーの真価は、テクではなく
"佇(たたず)まい"そのものなのです。

私は「新生・森昌子」さんを応援します

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まさにその通りです (ヒロシ)
2007-02-13 18:58:44
「新生・森昌子さんを応援します」を読ませていただきました。書かれていることまさにその通りだと思いました。声を張り上げたりテクニックで上手そうに歌うことが本当にうまい歌手ということで無いとおもいます。本当の歌い手とは聞き手の心をどう動かせるか、歌を通してどう訴えられるかという事だと思います。昌子さんの歌声は実に自然でさわやかです、それでいて心打つものがあります。また昌子さんの歌にはその歌それぞれの景色が思い浮かべられます。だから私は昌子さんが大好きで応援しています。それと人柄もいいですしね。
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