世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

【葛城山】伊豆パノラマパーク FILE:5 さえずりの丘展望台

2022-10-24 14:50:50 | 史跡・観光・他
山頂展望広場より、さえずりの丘展望台を目指し葛城山を南西へ進もう。
まず源頼朝像の後ろにある階段を下り、百体地蔵尊が祀られたエリアへ。

無数に立ち並ぶこれらのお地蔵様は、この地で昔から導き地蔵として信仰されているもので
赤い胸掛けに願い事を記して奉納し、成就したら黄色い胸掛けにてお礼参りをするといった
願掛けが行われている。また胸掛け以外にも、お願い地蔵という小さな地蔵の地蔵棚もあり
これらは毎年9月の例大祭にて供養される。(胸掛け、お願い地蔵は、かつらぎ茶寮にて販売)

そんな百体地蔵があるエリアから更に階段を下ると、山頂天望コースは天城コースへ合流。
Point B、ボードウォークのスタート地点で狩野川コースとも合流し、ここから先は一本道。

以前は、もう1つ。山頂を北側から迂回してPoint Bまで来れる駿河コースもあったようだが
こちらは廃道となり封鎖されていた。(この道の跡にプライベートガゼボが作られたのかな?)

モミジに彩られたボードウォークを進んで行くと、さえずりの丘へ上る階段に到着。
左側の階段が順路となり、階段の上に見えるのが最終到着地点の展望台(Point C)だ。

さえずりの丘に設置されている展望台へと到着。山頂展望台のように
全方位は開けていないけれど、南方一帯の眺めはこちらの方が良好か。

そんな展望台から裏に、木々の合間を抜けて回り込むと、幸せの鐘もある。
かつらぎ茶寮で販売しているハート型の縁結び絵馬は、ここへ奉納しよう。

さえずりの丘展望台から眺める、パノラマの風景。

伊豆の国市と、伊豆市の堺に位置している大仁町付近の街並みに、その間を流れる狩野川。
正面の山の上に見えるのが修善寺ニュータウンで、その奥にそびえ立つのが天城峠となる。
天城峠から左に、万三郎岳、万二郎岳、遠笠山と、天城山に属する山々が連なるかたちだ。

これにて葛城山の山頂エリアは、ひと通り巡る事ができただろう。

秋には紅葉、春には桜といった季節による色の移り変わりと共に、標高452mの山の上から眺める
富士山や駿河湾の絶景。これらを手軽に楽しめるのも、1962年に開業したロープウェイの功績だ。

2022年の4月には期間限定で初となる夜間営業も行われたので、最後にその時の様子を見ていこう。

FILE:4へ戻る  夜間営業へ進む


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