ねぶた家の人々 (ねぶたけのひとびと)

2011年1月5日オープン!青森市文化観光交流施設ねぶたの家ワ・ラッセ公式BLOGです。

太鼓の革を張り替えしました♪

2017年01月12日 17時26分18秒 | 日記

さ、さむい

しばれるね~

現在青森市は最強の寒波が来襲

なんと-6℃

めっちゃくちゃ寒いです

それでもワ・ラッセは絶好調営業中でございます

ハネト体験で温まってくださいね

 

さて、今日は太鼓の革を張り替えました

紐も新調しましたよ~

ワ・ラッセでは毎日のように太鼓が使用されているので

太鼓の消耗も激しいのであります

気持ちよく使っていただきたい・・・・

そんなことで、ウチの太鼓持ち職員べりょうさん指導のもと、

囃子練習用の太鼓4台が新しい革になりました

まだ「ダーーン」ではなく、「クァーン」という高く伸びない音なので

叩いて慣らしていくしかありません

 

新年あけての各囃子団体さんによる囃子練習は来週から再開します

良い音が出るよう、各団体の皆さまにご協力いただければと思います

 

ササキングのレポート

 


矢の根 ~ねぶた面づくり教室~

2017年01月09日 15時16分56秒 | 日記

1月7日(土)・8日(日)の2日間、

毎年恒例のねぶた面づくり教室が行われました

講師はねぶた師北村春一さんです

参加されたのは20名のねぶた好きな方々

なかには親子で制作される方もいました

 

さて、今回のねぶた面の題材は歌舞伎十八番の一つ「矢の根」です

骨組み・電気配線・紙貼り・書き割り・ろう書き・色付け

全ての行程を体験していただきます

 

初日・・・

早速骨組み作業です

事前に先生が用意した番号が振られたパーツを

順番に組み立てていきます

この骨組み作業がなかなか難しい

全行程の中で一番時間がかかったかもしれませんね

ようやく面の形になったところで、照明を入れます

照明は先生が入れてくれました

 

照明を入れると紙貼り作業に入ります

一マスずつ丁寧に貼っていきますが、

鼻の部分が難しいため、先生による実演が行われました

皆さん真剣です

紙貼りの途中であっという間に初日の終了時刻となりました

 

翌日・・・

再び参加者の皆さんに集まっていただき、作業を再開いたしました

 

皆さん黙々と紙貼りをし、出来上がった白ねぶた(面Ver.)

ここまで来ると完成が一気に近づいたような気がします

「この線は太くするように」といった感じに、書き割りの指導が入ります

墨が入るといよいよねぶたのお面っぽくなってきましたね

書き割りは線の太さを調整することがかっこよく見えるコツなようです

ろう書き、隈取を入れて・・・

ついに「矢の根」五郎の面が完成

最後は先生と一緒に記念撮影

大変な作業だったと思いますが、皆さん夢中になって作っていたのがとても印象的でした

お疲れ様でした!

 

ササキングのレポート

 


妖怪のお話です。

2017年01月08日 17時40分46秒 | 日記

1月8日(日)、ワ・ラッセ2Fイベントホールで

北村麻子さんの「やさしいねぶた学」が行われました

 

2016年青森ねぶた祭で制作された大型ねぶた

「陰陽師、妖怪退治」(あおもり市民ねぶた実行委員会)

ついて解説をしていただきました

 

そもそも、「陰陽師」や「妖怪」といった類いのテーマは

全く構想していなかったそうです。

きっかけとなったのは2015年に制作された大型ねぶた

「執金剛神 平将門」の送りである「滝夜叉姫」だったそうです

これを調べたところ、「陰陽師」が題材となった歌舞伎の演目があります。

ストーリーは、ある日安倍晴明が百鬼夜行に遭遇し、その中に

美しい一人の娘がいたとのこと。

すると都では怪事件が多発しました。晴明が原因を調べたところ20年前に討伐された「平将門」が

関係していたことが判明、その美しい娘とは将門の娘「滝夜叉姫」であった・・・

というような感じで、その後事件を解決していくというような内容になっています

そのストーリーがきっかけで、「陰陽師」や「妖怪」といった題材に興味が湧いたとのことです。

 

また、ジブリの「千と千尋の神隠し」にも影響している部分があるとのこと

この映画には様々な妖怪が登場し、参考にするところがあったとのことです。

あるワンシーンの中で、ハクを追いかける人形(ひとかた)と呼ばれるお札が

たくさん出ます。

陰陽道なので使われる式神もこういったお札が使用されるわけであります。

そうした様々な点と点が結びつき、「陰陽師、妖怪退治」という題材が決定したそうです

 

送りの部分についても語っていただきました

送りは化け猫を子どもたちが退治するようなパロディになっているとのこと

全く歯が立たないので顔に落書きをしたり、一方で泣き出す子もいます。

化け猫は子ども相手に手を出すわけにもいかないので動じません

しまいにはねずみにもバカにされ、猫の頭の上にはねずみが乗っかっているという

クスッとしてしまうような場面になっています

北村麻子さんの遊び心が表現されているわけでもあります

ねぶた本番のときも、沿道にいる子どもたちに「猫だー」と言ってもらえて

うれしかったそうです

 

ねぶたは見ている人がわかるように作っているとおっしゃっていました

とても参考になる、やさしいねぶた学でした

このやさしいねぶた学は近日青森ケーブルテレビで放送される他、

30分に短縮した動画をHPに掲載する予定となっていますのでお楽しみに

 

ササキングのレポート

 


お誕生日

2017年01月05日 18時21分32秒 | 日記

みなさん明けましておめでとうございます

新年一発目のべりょうのブログです

今年もワ・ラッセの様子を分かりやすく伝えられるような

ブログを書いていこうと思っておりますので

どうぞよろしくお願いいたします

 

 さて本日1月5日はワ・ラッセの誕生日です

ワ・ラッセは6年前の2011年1月5日に誕生し、今年で6歳になりました

ここまで支えてくださった関係者の皆様、そしてお客様

本当にありがとうございます。

 

これからもスタッフ一同

一丸となってがんばっていきますので

今後ともどうぞよろしくお願いいたします

6周年の朝は快晴

 

誕生日の本日、

開館6周年セレモニーが執り行われました

 

まず最初に小野寺青森市長のご挨拶から…

「ねぶたは青森市民の宝です。」

というお言葉に、

改めてねぶたを発信・伝承していくことに

職員一同気が引き締まる思いでご挨拶を聞いておりました

 

市長の挨拶の後は

青森観光コンベンション協会の奈良会長が

りんごジュースで乾杯を行い、

その場にいた関係者、お客様とともに

お祝いをいたしました

乾杯のあとは

毎年恒例の

「若松十六乃会」の皆さんによる

伝統芸能宮田獅子舞の披露

 

見ていくとストーリー性があって非常におもしろいんですよ~

皆さんありがとうございました

 

 

獅子舞の演舞で開館セレモニーは終了

その後お正月らしくおしるこの振る舞いも行われました

(ぽっちゃりにも関わらず、お餅が苦手な私ですがおいしくいただけました)

 

セレモニー終了後は

ねぶた師北村春一さんによる

青森凧絵教室が開催されました。

 

現役ねぶた師の北村春一さんが

青森の伝統工芸である

「青森凧」の作り方をやさしく教えます。

 

小さなお子様も

迫力ある絵がばっちり

北村春一さんが仕上げを行います

 

筆の使い方や手法は

ねぶた制作に通ずるものがあるので

興味を持つ人が出てくればいいな~と思います

 

完成後はみなさんで記念撮影~

上手に出来ました

参加された皆さんお疲れ様でした~

 

 

開館6周年イベントは9日まで続きます

皆さんのお越しをお待ちしております~

開館6周年イベント詳細

 

 

べりょうでした~

 


あけおめことよろ!

2017年01月02日 17時20分34秒 | 日記

新年あけましておめでとうございます

今年もねぶたの家 ワ・ラッセをよろしくお願いいたします

 

本日1月2日、ワ・ラッセは新年一発目の営業となります

と同時に、開館6周年イベントもスタートしました

皆さまのおかげで、ワ・ラッセは1月5日に開館6周年を迎えます

誠にありがとうございます 

 

新年一発目も盛り上がっております

今日の囃子方はねぶた愛好会の皆さま

お正月ということでたくさんのお客様がハネト体験に参加されました

お話を聞いてみると県外からのお客様がいっぱいでした

 

 

1月15日(日)まで

「旧き青森の写真パネル展 ~ねぶたが通った青森の街~」

ねぶたホールの一角で開催されています

 

ここが入口です

明治・大正・昭和初期といった貴重な資料(写真・絵葉書など)を

展示し、当時のねぶたの運行形態等をご紹介しております

「へ~昔はワ・ラッセが立っている場所がねぶたの運行コースだったんだ~」

というような驚きがいっぱいありますよ~

 

ワ・ラッセ工房は1月9日(月・祝)まで1Fエントランスで毎日開催しております

①10:30~12:00  ②13:30~15:00

ミニ金魚ねぶたやねぶた面の色付けなど制作体験できます

(教材費有料)

こちらはねぶたぬりえうちわを体験してくれた親子

 

上手に書けたかな?

 

ねぶたホール出口付近にある紙貼り体験コーナーでは

ミニ書割体験もできますよ

貼った紙にメッセージなどが書けます

5分ほどでできる簡単な体験ですのでぜひチャレンジしてみてくださいね

 

開館6周年イベントはまだ始まったばかり

ご家族・お友達お誘いあわせの上、遊びに来てくださいね 

開館6周年イベント詳細

 

ササキングのレポート