スペインの巨匠ペトロアルモドバル監督の93年の作品だ。いつもながら色彩設計の凄さに圧倒される。正直ストーリーは支離滅裂で、いつも通りにあらすじを書くのも難しい。基本はサスペンスであるけれども、色彩や衣装に目を奪われて話の内容はどうでもいいと思ってしまう。
数あるペトロアルモドバル監督の作品の中でも、登場人物がハチャメチャである。
メイクアップアーチストである女性主人公キカを中心に動いている。でも放浪作家やその息子であるカメラマンを登場させキカと三角関係にさせたり、ちょっと不思議な格好をした異常なニュースキャスターに、ピカソのような顔をしたメイドとその弟にあたりポルノ男優だった犯罪者などを登場させかく乱させる。
ペトロアルモドバル監督の作品はストーリーをまともに受け入れようとすると頭が混乱してしまう。不思議系である。でもずっと見ていて飽きない。それは、色彩設計が非常にうまいからだろう。
原色の使い方の巧みさは群を抜いている。赤、黄色、オレンジといった原色に彩られたインテリアは本当にすごい!美術のセンスがいい作品を見ると、それだけで楽しい。
衣装にもびっくりだ。特にSMクラブのお姉様のようなニュースキャスター役の衣装は映画史上でも際立つ異常さである。
数あるペトロアルモドバル監督の作品の中でも、登場人物がハチャメチャである。
メイクアップアーチストである女性主人公キカを中心に動いている。でも放浪作家やその息子であるカメラマンを登場させキカと三角関係にさせたり、ちょっと不思議な格好をした異常なニュースキャスターに、ピカソのような顔をしたメイドとその弟にあたりポルノ男優だった犯罪者などを登場させかく乱させる。
ペトロアルモドバル監督の作品はストーリーをまともに受け入れようとすると頭が混乱してしまう。不思議系である。でもずっと見ていて飽きない。それは、色彩設計が非常にうまいからだろう。
原色の使い方の巧みさは群を抜いている。赤、黄色、オレンジといった原色に彩られたインテリアは本当にすごい!美術のセンスがいい作品を見ると、それだけで楽しい。
衣装にもびっくりだ。特にSMクラブのお姉様のようなニュースキャスター役の衣装は映画史上でも際立つ異常さである。