映画「僕と世界の方程式」は2017年日本公開の英国映画だ。

昨年は数学者ラマルジャンの若き日を描いた「奇跡がくれた数式」があったが、こういう数学の天才の話は自分がそうでないだけにあこがれる。今回は自閉症の数学好きの少年が「数学オリンピック」でのメダル獲得を目指すという話だ。あれ?こんな映画公開されたっけと思うほど、話題になっていないのでてっきりDVDスルーの映画かと思っていた。
でも見てみると面白い。「数学オリンピック」の会場がケンブリッジで「奇跡がくれた数式」にだぶる。傑作というわけではないが、なんかほのぼのとしていい感じだ。
大好きだった父を事故で亡くし、母親や周囲に心を閉ざしてしまった少年ネイサン(エイサ・バターフィールド)は、他人とのコミュニケーションが苦手な反面、数学の理解力に関しては飛びぬけた才能を持っていた。母親ジュリー(サリー・ホーキンス)は、普通の学校に適応できない息子の才能を伸ばそうと、数学教師マーティン(レイフ・スポール)に個人指導を依頼し、ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれるまでになる。

代表チームの台北合宿に参加したネイサンは、そこでライバルの中国チームの少女チャン・メイ(ジョー・ヤン)と出会う。彼女と共に学ぶ日々は、数学一色だったネイサンの人生をカラフルに変えていく。そして、数学オリンピック当日、ネイサンは人生最大の選択を迫られる… (作品情報より)
異様に数字に強い自閉症の男は、なんといっても「レインマン」のダスティン・ホフマンに勝るものはない。でも最近でもベンアフレックの新作「コンサルタント」で自閉症の会計士がむちゃくちゃ数字に強い。この少年も子供の時に数字に目覚めるが、「お前は特別だ」と父親に言われている矢先に交通事故で父親を亡くす。

母親は自閉症の息子をもてあますが、レベルの高い学校で受け入れてくれ、特別な数学の教育を受け数学オリンピックを目指す。同じ志の仲間は優秀だけど、超変わっている奴らばかりだ。数学オリンピックでは中国が強い。そこで合同合宿をすることになり、台湾に向かう。そこでは中国のメンバーとペアで行動することになり、一緒になったのが可愛い中国人の少女だ。変人のネイサンをみて、世話好きのメイがやさしくしてくれる。自閉症のネイサンでも少しづつ違う感情を持つようになるのだ。

普通に学校の授業についていくのを第一段階だとすると、一般の入試にでるような暗記数学で対応できる範疇が第二段階だ。ここまでは進めるようになってもここからが難しい。一定以上のパターンを知っていても、それだけでは解けないレベルがある。そんなレベルに達するにはどうしたらよいのかはわからない。小さい時からの数字への修練ができているかどうか?あとは遺伝だね。これだけはどうにも一般人では届かない世界があるような気がするなあ。
この映画の最後に向けての展開は若干意外に進む。
それはそれでいいかも?

昨年は数学者ラマルジャンの若き日を描いた「奇跡がくれた数式」があったが、こういう数学の天才の話は自分がそうでないだけにあこがれる。今回は自閉症の数学好きの少年が「数学オリンピック」でのメダル獲得を目指すという話だ。あれ?こんな映画公開されたっけと思うほど、話題になっていないのでてっきりDVDスルーの映画かと思っていた。
でも見てみると面白い。「数学オリンピック」の会場がケンブリッジで「奇跡がくれた数式」にだぶる。傑作というわけではないが、なんかほのぼのとしていい感じだ。
大好きだった父を事故で亡くし、母親や周囲に心を閉ざしてしまった少年ネイサン(エイサ・バターフィールド)は、他人とのコミュニケーションが苦手な反面、数学の理解力に関しては飛びぬけた才能を持っていた。母親ジュリー(サリー・ホーキンス)は、普通の学校に適応できない息子の才能を伸ばそうと、数学教師マーティン(レイフ・スポール)に個人指導を依頼し、ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれるまでになる。

代表チームの台北合宿に参加したネイサンは、そこでライバルの中国チームの少女チャン・メイ(ジョー・ヤン)と出会う。彼女と共に学ぶ日々は、数学一色だったネイサンの人生をカラフルに変えていく。そして、数学オリンピック当日、ネイサンは人生最大の選択を迫られる… (作品情報より)
異様に数字に強い自閉症の男は、なんといっても「レインマン」のダスティン・ホフマンに勝るものはない。でも最近でもベンアフレックの新作「コンサルタント」で自閉症の会計士がむちゃくちゃ数字に強い。この少年も子供の時に数字に目覚めるが、「お前は特別だ」と父親に言われている矢先に交通事故で父親を亡くす。

母親は自閉症の息子をもてあますが、レベルの高い学校で受け入れてくれ、特別な数学の教育を受け数学オリンピックを目指す。同じ志の仲間は優秀だけど、超変わっている奴らばかりだ。数学オリンピックでは中国が強い。そこで合同合宿をすることになり、台湾に向かう。そこでは中国のメンバーとペアで行動することになり、一緒になったのが可愛い中国人の少女だ。変人のネイサンをみて、世話好きのメイがやさしくしてくれる。自閉症のネイサンでも少しづつ違う感情を持つようになるのだ。

普通に学校の授業についていくのを第一段階だとすると、一般の入試にでるような暗記数学で対応できる範疇が第二段階だ。ここまでは進めるようになってもここからが難しい。一定以上のパターンを知っていても、それだけでは解けないレベルがある。そんなレベルに達するにはどうしたらよいのかはわからない。小さい時からの数字への修練ができているかどうか?あとは遺伝だね。これだけはどうにも一般人では届かない世界があるような気がするなあ。
この映画の最後に向けての展開は若干意外に進む。
それはそれでいいかも?