「サンシャインクリーニング」はエイミーアダムス主演のコメディタッチのドラマだ。「ジュリー&ジュリア」でも活躍した人気急上昇中エイミーアダムスのさわやかイメージを想像したが、少し違った。妹役と一緒にする役柄は事件現場の掃除が仕事だ。えげつない仕事だ。
主人公ことエイミー・アダムスは30代半ばのシングルマザーだ。ハウスクリーニングの仕事をしながら、警察官の恋人との不倫関係を続けていた。主人公の妹エミリー・ブラントは、どんな仕事に就いても長続きせず、父親と実家で暮らしている。二人の姉妹は、幼い頃に目撃した母親の死にまつわるトラウマを拭い去ることができずに生きてきた。そんな中、エイミーの8歳になる息子オスカーは、先生の足をなめるなどの奇行が目立ち、小学校の校長から厳重注意を受けた。エイミーは腹を立て、自主的に転校させ息子を私立の小学校に入れることにした。恋人から「事件現場を掃除する仕事で金が稼げる」と聞いたエイミーは、嫌がる妹を誘った。ワゴン車を買い、そこに“サンシャイン・クリーニング”という会社のロゴを刻み込みスタートした。しかし、犯罪現場の後始末は究極のどぎつさで、二人は四苦八苦した。次から次へと舞い込む仕事をこなしながら姉妹は順調かと思えたが。。。。
以前サミュエルジャクソン主演の「クリーナー」という映画を見た。今回と職業的には一緒だが、サミュエルはこの仕事が似合う顔をしている。逆にこの女性2人はまったく似合わない。「おくりびと」の主人公本木くんが最初に死体の処理をしたときに戻したのと同じように、事件処理をした二人はいきなり戻してしまう。匂いは臭いし、虫はでるじゃやってられない。自分には到底無理だ。
美人の主人公2人なのに、えげつないシーンが続く。でも2人はお金を稼がなければならない。脇役に個性的な存在が目立ち、この2人をひきたてる。脚本には優しさがにじむ。悪くはない。
でも「リトルミスサンシャイン」のスタッフがつくった映画ということで注目した割にはもう一歩だった。実は「リトルミスサンシャイン」は個人的には高く評価している。ロードムービーとしての面白さに展開のスピード感が重なってすばらしい。逆にこの映画は序盤戦からスピード感がなく、取り上げる逸話もやさしさがにじむが今一つおもしろくない。ものたりないなあ。
主人公ことエイミー・アダムスは30代半ばのシングルマザーだ。ハウスクリーニングの仕事をしながら、警察官の恋人との不倫関係を続けていた。主人公の妹エミリー・ブラントは、どんな仕事に就いても長続きせず、父親と実家で暮らしている。二人の姉妹は、幼い頃に目撃した母親の死にまつわるトラウマを拭い去ることができずに生きてきた。そんな中、エイミーの8歳になる息子オスカーは、先生の足をなめるなどの奇行が目立ち、小学校の校長から厳重注意を受けた。エイミーは腹を立て、自主的に転校させ息子を私立の小学校に入れることにした。恋人から「事件現場を掃除する仕事で金が稼げる」と聞いたエイミーは、嫌がる妹を誘った。ワゴン車を買い、そこに“サンシャイン・クリーニング”という会社のロゴを刻み込みスタートした。しかし、犯罪現場の後始末は究極のどぎつさで、二人は四苦八苦した。次から次へと舞い込む仕事をこなしながら姉妹は順調かと思えたが。。。。
以前サミュエルジャクソン主演の「クリーナー」という映画を見た。今回と職業的には一緒だが、サミュエルはこの仕事が似合う顔をしている。逆にこの女性2人はまったく似合わない。「おくりびと」の主人公本木くんが最初に死体の処理をしたときに戻したのと同じように、事件処理をした二人はいきなり戻してしまう。匂いは臭いし、虫はでるじゃやってられない。自分には到底無理だ。
美人の主人公2人なのに、えげつないシーンが続く。でも2人はお金を稼がなければならない。脇役に個性的な存在が目立ち、この2人をひきたてる。脚本には優しさがにじむ。悪くはない。
でも「リトルミスサンシャイン」のスタッフがつくった映画ということで注目した割にはもう一歩だった。実は「リトルミスサンシャイン」は個人的には高く評価している。ロードムービーとしての面白さに展開のスピード感が重なってすばらしい。逆にこの映画は序盤戦からスピード感がなく、取り上げる逸話もやさしさがにじむが今一つおもしろくない。ものたりないなあ。