気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

DOIのBS放送

2011-07-10 17:57:08 | アイスショー・イベント
いつもDOIは選手たちの新しいプログラムが発表されるのが嬉しいのと同時に、選手たちの成長に目を見張るショー。今回も若い選手たちの成長振りに驚かされました。
BS放送は全選手の演技を放送してくれるのが嬉しいですよね。地上波放送はうちの地域ではなかったのですが、あれを見るといつもストレスが溜まるので、BSだけ見られて却ってよかったです。
(見なきゃいいんだろうけど、自分の住んでいる地域で地上波が放送されれば、つい見てしまうしね。)
数人だけですが簡単に感想を。

木原君。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。チャイコンといえば大ちゃんだけど、無良君も使ったし、日本男子はクラシックの中でもこの曲をよく使いますね。
木原君のチャイコンも中々素敵でした。彼は2シーズン前ぐらいと比べると、ぐんとうまくなりましたね。きれいに大きく動けるようになって表現面が格段にアップ。あとは難易度の高いジャンプの取得が課題ですね。

健人君。宮本さん振付のSP、ピアソラのフガータ(Fugata 組曲「タンガータ」のうちの1曲)。思っていた以上に大人っぽい個性的なタンゴでした。フガータはバッハのフーガの影響を受けているらしいのですが、フーガっぽく同じメロディーが重なり合っていますね。
曲の印象が強いのかもしれませんが、女性をホールドするような振り付けが何度もあるのに、恋の甘さや情熱よりも、もっと悪魔的なものを表現しているかのような不思議なタンゴです。日本男子では健人君しか似合わなさそうなプログラムです。
振付から1週間しか経ってない時点での演技なので、今後滑りこんだらどんなによくなるかと楽しみです。
スピンも上達していますね。アウトエッジに乗ったキャメル、世界Jr.のときよりもずっとスムーズです。

今井遥ちゃんは全日本以来久し振りに見ましたが、やはり素敵なスケーターですね。スタイルがよくて華やかさもあって、3-3が跳べて。これからも見ていたいスケーターのうちの1人です。

無良君はFSでアランフェス。見る前から無良君にアランフェスと聴いただけで、いかにも彼に似合いそうだなと思ったのですが、ど真ん中路線のプログラムです。

結弦君のFSのロミオ、体の表現だけでなく顔の表情もすごくて、激しさや情熱が気迫となって伝わりました。プログラムの後半だからか、恋の甘さのようなものはそんなに感じませんでしたが。そういうのはプログラム全体を見られるときに楽しみにしておきます。
大ちゃんと健人君のファンの私が書くのは変ですが、実は次の世界選手権で一番見たい日本の選手が結弦君。(いつも思うがひどいファンです。)彼の今季の活躍と全日本初表彰台を期待しています。
(余談ですが、ロミオって実際はこれぐらいの年齢だったんだよな~、だからこれぐらいの年齢の選手が演じるのがぴったりなのかもと思いながら見ていました。ロミジュリを演じた当時二十歳を超えていた大ちゃんのロミオ評は、「若気のいたり」とかかなり冷めてましたもんね。ロミオのバカさ加減と疾走感は10代ならでは。それに引きずりこまれるジュリエットも10代前半の純真さと世間知らずですね。なぜシェークスピアが若すぎるような年齢に恋人たちを設定したのか、大ちゃんのロミジュリのときに原作を読んでやっとわかりました。2人が大人だったらあんな愚かな方向に話が進みません。)

成長振りに一番驚いたと言っていいのは、佳菜子ちゃんかも。
世界選手権のときにシニアのトップ選手の中ではまだ子供っぽいな~と確かに私も思ったのですが、2ヶ月という短期間でこんなにも大人っぽい滑りができるようになっていたとは。
プログラムや衣装やお化粧だけではないですね。立っているときの姿勢からして違い、スケーティング姿勢も違います。
世界選手権の経験と悔しさが彼女を短期間でこんなにも成長させたのですね。いかにもシニアらしくなった彼女の今季に期待です。

ランビエールのラフマニノフよかったです。彼が引退したのは納得していることなのに、こうして見ているとついついもう一度競技で見たいな~と思ってしまうんですよね。おもしろい動きの入った素敵なプログラム、振付は彼自身なのでしょうか?

ごく一部の選手の感想しか書きませんでしたが、その他の選手もみんな素晴らしかったです。日本の現役選手を中心に見られるDOIは、本当に素敵なショーですね。

男子本の発売は嬉しい

2011-07-10 00:05:19 | フィギュアスケート雑誌・本
DOIのBS放送、ちゃんと全選手の演技を放送してくれて、よかったですよね。ほとんどの選手が新しいプログラムですごく楽しめました。感想は明日書けたら書きたいと思います。

ところで、スキージャーナルからフィギュアスケート日本男子 Fan Book Cutting Edge 2011 Plusが7月19日に発売されますね。
いつも延期になる雑誌だからちゃんと予定日に発売されるのか、手元に来るまで不安ですが。(笑)
詳しい内容はこちら。→スキージャーナル