気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

Cutting Edge 2011 Plus

2011-07-20 23:12:52 | フィギュアスケート雑誌・本
Cutting Edge 2011 Plus、昨日届きました。ちゃんと発売予定日に届いたし、内容も充実していてよかったです。
ほとんどの選手のページで単独インタビューがあるのが嬉しい。海外選手のページも充実していました。

巻頭は大ちゃん。写真も充実していて、後ろ姿のワールドピアソラ衣装は生地の質感までじっくりと観察できました。
ソチに向けてスケートに対して語っている部分はやや引き気味かな。ソチまで現役を続ける厳しさを誰よりもわかっていて、それでもやり抜こうと覚悟を決めているのが本人なのだと思います。
アイスダンスのメリルが好きだというのは嬉しい!私と好み同じ。
シングルを引退したら、アイスダンスをやりたいというのも実行してほしいな~。できれば趣味で終わらせず、競技で。でも踊るだけならともかくリフトがあると、パートナー探しが難しいですね。アイスダンスをやるならと名前を挙げ合っているあっこちゃんとじゃ厳しいかな・・・

小塚君は4回転について随分語ってくれています。今の4回転ジャンパーは、2種類取得を視野に入れないといけないから大変ですね。
彼の語っている2種類の4回転と、トリプルアクセル、トリプルルッツ各2回の構成は体力的に厳しくはあるけれど、近いうちに誰かがやってくれそうな気もします。
大学でやっている研究の話も興味深かったです。スポーツ系の学部・学科に通っている選手はスケートに関する研究をして、大学の勉強をスケートに生かすこともできるのですね。
今日のチュッキョフィギュアでは、彼も真央ちゃんとシングル引退後アイスダンスをやるなんて話をしていましたよ。つい期待したら、「ウソです」と言ったのでぬか喜びだったけれど。(笑)→チュッキョフィギュア
(THE ICEの放送予定も書いてありましたね。中京テレビにて7月31日午後3時より。完全版の放送も望まれます。昨年のように各地方局やCS放送も期待したいところです。)

結弦君は震災の話を生々しく語っています。これほど辛い思いをしたのかと思うと、あの日、彼が無事だとわかった時点でほっとしてしまったのすら申し訳ないような気持ちになりました。
それでも彼はやはり気持ちの強い人ですね。どんな経験も乗り越えていってくれるような気がします。ガチ君の活躍のことを語っているところは予想通りの悔しがり方なので、新シーズンの活躍を待ちたいと思います。

刑事君のインタビューを読むと、本人はまだちょっと自信なさげで謙虚ですね。でも林コーチが刑事君について語っている言葉が熱いです。自分の教え子の才能にコーチが惚れ込んで、熱心に指導しているというのは、最高の状況でしょうね。
「僕が刑事について感じるのは、いい意味でのダークさ」、まだ16歳という年齢なのに刑事君から確かに感じます。出そうと思っても中々出せる雰囲気じゃないので、順調に伸ばしてほしいと思います。このあたりは大ちゃんにも通じるものがありますが、同じ岡山県民の血でしょうか?

健人君と龍一君の対談も、ところどころが普通に男の子同士が話している感じが出ていておもしろかったです。この2人は刑事君のページでも出てきていますが、健人君が龍一君に対しても刑事君に対しても過去の戦歴を分析していて、選手同士はお互いの試合結果をよく覚えているものなのだなと思いました。

アモーディオのインタではワールドのフリーでボーカル入りの曲を使ったことについても話が出てきました。この件に関してはキャンデロロも語っているけれど、結局未だによく理解できません。
ジュべやトマシュのインタもあったのは嬉しかったです。

世界ジュニアで2年連続4位で表彰台を逃しているキーガンのインタもよかった。彼は小柄な体で力強い個性的な演技をしますが、オリンピックに対する気持ちもはっきりと言葉にしていて、インタビュー全体もエネルギッシュです。
かなり好きな選手なので、ソチで見たいと思います。SPはよくてもFSで自爆というパターンが多いので、両方をまとめることができれば、全米を勝ち抜ける可能性はあるかと思います。

南里君や中庭君や小林君など、引退したスケーターのインタビューも嬉しいですね。
傑作は岳斗さんのFOI出演時の女装プログラム秘話の数々でしょうか。衣装を買いに行って試着室の扉を開けた瞬間は、怖すぎてリアルに想像できません。(笑)

各選手のインタビューだけでなく、「エールの花束」も読み応えがありました。
ウケたのはアイスダンスのブルザの大ちゃんに対するユーモアたっぷりの一言。言う相手が間違っている気がする。(笑)

連盟から発表されました。→2011-12年国際協議会派遣選手選考方法
昨年もほとんど同じ選考要綱が発表されていたからそれほど期待できませんが、四大陸に全日本4~6位の選手が派遣されることを希望します。