気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

ソチ団体戦

2014-02-10 22:01:22 | フィギュアスケート大会
オリンピック初の団体戦、楽しみました。起きている根性はなく、録画して見ましたが。
公式リザルト

日本の選手たちも海外の選手たちもよく頑張って素晴らしい演技を見せてくれました。
特に印象に残っているのは、ロシアの選手の強さと応援のものすごさと、高得点(リプニツカヤとプルシェンコのPCSは高すぎに感じます)。
日本のペアとアイスダンスが予想以上に健闘してくれたこと。結弦君のさすがの勝負強さ。彼は舞台が大きいほど力が発揮できるタイプですよね。町田君も2回目の4回転が残念だったけれど、1本目はきれいだったし、何より後半に楽しそうに生き生きと滑っていたのが印象的でした。女子は今回ちょっと残念だったけれど、2人とも個人戦で実力を発揮してくれることを期待しています。
アシュリーもいい演技をしていましたが、グレーシーはとうとう全米に続いて能力を全開にした感じですね。メリル&チャーリーがショートとフリーの両方でテッサ&スコットに勝ったのも印象的です。

でも率直な感想としては、最初団体戦ができると知ったときにもなくていいんじゃないかと思いましたが、見終わってもその気持ちに変わりはありません。選手達が個人ではなくチームメイトのため、国のために戦う姿は素晴らしいし、キスクラで仲間達が演技後の選手を迎える姿を見られるのもおもしろいんですけれどね。
理由としては、メダルの色まで予想が付いてしまうから、勝負としてのおもしろみに欠けるということ。今回全種目でメダルが狙える選手がいるのはロシアだけなのだから、ロシアが優勝するのは当たり前のこと。(しかも地の利みたいなのがありすぎです。)以下カナダ、アメリカが来るのも当然ですよね。もちろん棄権などということがあれば順位は変わってきますが。
フィギュアスケート大国のために存在する種目なのだなと思います。でも日本のようにシングルに偏っている国が、ぺアやアイスダンスを強化しようというきっかけになるというプラス面はあります。
もう1つは単に私の気持ちの問題なのですが、選手達にいい演技をしてはもらいたいのですが、ここでいい演技をしすぎて、個人戦の分まで神演技券を使い果たしたらどうしよう、などと変な心配をしてしまうことです。(笑)
あとは万が一個人戦に怪我や疲れなどを持ち越したりしたらという心配は、やはりありますね。今回団体戦中に怪我をしたりして、個人戦に影響してしまうような選手がいなかったのは何よりです。次回も団体戦をするなら、個人戦の後にできないだろうか、などと思ってしまいます。
でも選手にとって、個人戦の前にOPの感覚を味わうことができるというメリットもありますね。今回、多くの国でショート・フリーで同じ選手を使ったほうが高得点を狙える場合でも選手を交代してきたのは、選手の疲れや怪我に対する配慮だけでなく、1人でも多くの選手に会場の雰囲気を味わわせておこうという配慮なのだろうと思いました。

次はいよいよ個人戦。大ちゃんの元気な姿もキスクラで見ることができましたね。
今回団体の選手が発表される前、大ちゃんが出なくて済むように祈っていて、そうなってほっとしました。もちろん彼が何の心配も抱えてなければ見たかったのですが。そして町田君のフリー出場が発表される前は、そうはならないだろうと思いつつ、もうどっちもゆづでいいじゃん、と思ってました。(笑)

そして団体戦の直前に例の作曲者についての報道。本当に誰もが、そして大ちゃん自身も思ったように、なぜこのタイミングなんだと思いました。フィギュアスケートのことを少しでも知っていたならあり得ないタイミング。
不愉快な気持ちはありましたが、大ちゃんならこの程度のことは大丈夫だろうと心配はしていませんでした。彼は強いし、何より曲もプログラムも本当にいいものなのですから。
ただ大ちゃんに関係なく、詳細を知るうちにあきれ果てました。でもまあ、本当に優れた音楽家が作曲したということだけはわかりました。
でもどんな人が作曲した曲であろうと、その曲がいいもので、彼のスケートに合っているならば、それで十分です。
オリンピックなのだから、ドキドキハラハラしないわけがないし、足やジャンプの調子も心配。でも個人戦を精一杯楽しみたいと思います。