令和6年8月1日2日3日(木金土)と、福井県の有名どころへ行ってきた。
実は春頃に外国旅行ベトナムへ予約して楽しみにしていたんだけど、7月になって中止の連絡があり、とても残念だったけど、急遽、同じ日程の今回の旅行に予約を入れた。
ツアーの名前は「北陸新幹線延伸開業 特別企画 越前・若狭まるごと10景ハイライト 3日間」と少々長い名称だが、その名の通り見どころ満載で、福井県を網羅した感じだった。
全くもって残念なことに、たくさん写真を撮ってきたのに、1日目の写真が全部消えてなくなってしまった。どうしたことか原因が分からないまま、このブログを書いている。
ちなみに1日目の行程は、サスペンスドラマで犯人を追い詰める場所でよく使われている東尋坊。何とこの地名はこの場所から突き落とされたお坊さんの名前なんだそうで、驚いた。高橋英樹さんが立っているのが目に浮かんだ。
次に行ったのは、一乗谷朝倉氏遺跡。戦国時代の城で一乗谷城(山城)と山麓の城下町(朝倉氏及び家臣の居館)からなる。戦国5代目の朝倉義景が足利義昭を迎え入れたことでも有名である。夜には、丸岡城のプロジェクションマッピングに行った。この城にまつわる歴史や伝説が丸岡城に色鮮やかに映し出されていて、きれいだった。またこの丸岡城は柴田勝家の甥の勝豊が建てた。
この丸岡には、日本一短い手紙コンテストがある。「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥せ」と家康の家臣が陣中から奥方に書いたこの文が、短い文の中に伝えたいことが端的に書かれてあることから有名になり、毎年一筆啓上コンテストが開かれていて、全国から応募があるらしい。一つ記憶に残っているのが、娘さんからお母さんへあてた手紙で、「上京して気づきました。私がだだいまという前にいつもお帰りなさいと言ってくれていたことに」
一日目で行ったところは、リンクを張って、それで写真を見るしかない。仕方ない。
2日目は、越前大野城からである。「天空の城」と呼ばれ、年に数回、地上に雲が湧き出し、城が浮かんでいるよに見えることがあるようである。石垣が見事で昔のままで現存していた。野面積み
大野城の天守から見た景色
白山平泉寺へ。苔寺として有名なんだそうだ。また、東尋坊の地名にもなったお坊さんの東尋坊がこの白山平泉寺で修行していたということも驚いた。
本社にあった昇り龍・降り龍の彫刻は見事だった。足の形をしたくぼみが弁慶の足跡とされていて、この足跡を踏むと走るのが速くなるといわれているそうだ。ちなみに義経はここから平泉に出立したとか。東尋坊たちが住んでいたとされる場所が入口のすぐ脇にあった。
次に、福井県立恐竜博物館。夏休みだからかとても混んでいた。福井といえば恐竜である。最初に発見された「ワニ」、そして、のちに命名された「フクイザウルス」にもお目にかかった。
1億5千万年前の地層から発見された恐竜の化石たち。白亜紀といっていたが、どれだけの時間なのかもう想像もできない。
次には近くの勝山駅からローカル列車「越後鉄道」に乗って永平寺口駅まで。
永平寺へ。曹洞宗の大本山であり、僧侶が修業する場である。
伽藍の一つに傘松閣(さんしょうかく)があり、この天井に花や鳥の絵が描かれていて、鯉2枚、唐獅子2枚、リス1枚の計5枚の彩色画を見つけると願いが叶うといわれて探したけど、3枚しか見つけられなかった。
3日目の朝、泊っているアパホテルの周りを散策する。福井城があり、本丸は今は県庁になっていた。家康の次男の結城秀康が関ヶ原の戦いの功績により拝領したそうだ。勇ましい銅像が立っていた。
三方五湖のレインボーライン山頂公園へ行く。ここは前に行ったことがあるので、一応リフトで上まで行ったけれど、如何せん、クマンバチがたくさんいて刺されると怖いので、すぐ降りてしまった。でも、景色はよかった。日本海は波もなく紺碧に輝き、太陽の日射しを浴びてきらきら光っていた。
昼食は日本海さかな街。ここはさすが海に近いだけあって、お金を出したかいがあったというほど美味しかった。
最後の名所は「氣比神宮」。高さ10.9メートルの木造の大鳥居は有名だ。春日大社、厳島神社と合わせて3大鳥居といわれている。7柱(神様の数え方、ひとはしら、ふたはしらと数える)の神様を祀ってあるそうだ。北陸道総鎮守である。
この神宮の近くに「金ヶ崎城」がある。今読んでいる「極楽征夷大将軍」で新田義貞がこの城を本拠地にして尊氏らと戦ったと書いてあった。それに、足利直義(あしかがただよし・尊氏の弟で実際の政務を執り行っていた)が兄尊氏と袂を分かった際にこの金ヶ崎城を本陣に措いたところでもある。
偶然にも近くに行けてラッキーと思ったが、山を越えた海側だと聞いて実際には見ることはできなかった。山は撮ってきた。
最後に越前そばの里で試食とお土産を買う所によって終了となる。この越前そばは偶然にも3日前に福井駅に着いたときに、昼食時間が与えられ、何人か待っていたが、美味しそうだからと名物とは知らずに食したそばだった。大根おろしとねぎと鰹節が乗っていて並んだかいがあったと思った。これもちゃんと写真に撮ったのに残念だ。
終わってみれば3日間はあっという間だった。今回はほんと10景といううたい文句そのままで、見たり歩いたり強行スケジュールで、それにこの炎天下。バスに逃げ込むという表現がぴったりであった。でも添乗員さんが物腰が柔らかく、参加者もみんな協力的でよかった。総勢41人もの参加で家族や友人で参加はもちろん多かったけれど、今は一人で参加する人たちが結構いて、そういう時代なんだなーと思った。
また、今回も恒例の「城めぐり」アプリを起動して、78のお城をゲットしてきた。
主なお城としては、一乗谷城、福井城、小松城、松任城、勝山城、越前大野城、波多野城、富山城、金ケ崎城、敦賀城等々である。現在の総合計は782城である。
実は春頃に外国旅行ベトナムへ予約して楽しみにしていたんだけど、7月になって中止の連絡があり、とても残念だったけど、急遽、同じ日程の今回の旅行に予約を入れた。
ツアーの名前は「北陸新幹線延伸開業 特別企画 越前・若狭まるごと10景ハイライト 3日間」と少々長い名称だが、その名の通り見どころ満載で、福井県を網羅した感じだった。
全くもって残念なことに、たくさん写真を撮ってきたのに、1日目の写真が全部消えてなくなってしまった。どうしたことか原因が分からないまま、このブログを書いている。
ちなみに1日目の行程は、サスペンスドラマで犯人を追い詰める場所でよく使われている東尋坊。何とこの地名はこの場所から突き落とされたお坊さんの名前なんだそうで、驚いた。高橋英樹さんが立っているのが目に浮かんだ。
次に行ったのは、一乗谷朝倉氏遺跡。戦国時代の城で一乗谷城(山城)と山麓の城下町(朝倉氏及び家臣の居館)からなる。戦国5代目の朝倉義景が足利義昭を迎え入れたことでも有名である。夜には、丸岡城のプロジェクションマッピングに行った。この城にまつわる歴史や伝説が丸岡城に色鮮やかに映し出されていて、きれいだった。またこの丸岡城は柴田勝家の甥の勝豊が建てた。
この丸岡には、日本一短い手紙コンテストがある。「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥せ」と家康の家臣が陣中から奥方に書いたこの文が、短い文の中に伝えたいことが端的に書かれてあることから有名になり、毎年一筆啓上コンテストが開かれていて、全国から応募があるらしい。一つ記憶に残っているのが、娘さんからお母さんへあてた手紙で、「上京して気づきました。私がだだいまという前にいつもお帰りなさいと言ってくれていたことに」
一日目で行ったところは、リンクを張って、それで写真を見るしかない。仕方ない。
2日目は、越前大野城からである。「天空の城」と呼ばれ、年に数回、地上に雲が湧き出し、城が浮かんでいるよに見えることがあるようである。石垣が見事で昔のままで現存していた。野面積み
大野城の天守から見た景色
白山平泉寺へ。苔寺として有名なんだそうだ。また、東尋坊の地名にもなったお坊さんの東尋坊がこの白山平泉寺で修行していたということも驚いた。
本社にあった昇り龍・降り龍の彫刻は見事だった。足の形をしたくぼみが弁慶の足跡とされていて、この足跡を踏むと走るのが速くなるといわれているそうだ。ちなみに義経はここから平泉に出立したとか。東尋坊たちが住んでいたとされる場所が入口のすぐ脇にあった。
次に、福井県立恐竜博物館。夏休みだからかとても混んでいた。福井といえば恐竜である。最初に発見された「ワニ」、そして、のちに命名された「フクイザウルス」にもお目にかかった。
1億5千万年前の地層から発見された恐竜の化石たち。白亜紀といっていたが、どれだけの時間なのかもう想像もできない。
次には近くの勝山駅からローカル列車「越後鉄道」に乗って永平寺口駅まで。
永平寺へ。曹洞宗の大本山であり、僧侶が修業する場である。
伽藍の一つに傘松閣(さんしょうかく)があり、この天井に花や鳥の絵が描かれていて、鯉2枚、唐獅子2枚、リス1枚の計5枚の彩色画を見つけると願いが叶うといわれて探したけど、3枚しか見つけられなかった。
3日目の朝、泊っているアパホテルの周りを散策する。福井城があり、本丸は今は県庁になっていた。家康の次男の結城秀康が関ヶ原の戦いの功績により拝領したそうだ。勇ましい銅像が立っていた。
三方五湖のレインボーライン山頂公園へ行く。ここは前に行ったことがあるので、一応リフトで上まで行ったけれど、如何せん、クマンバチがたくさんいて刺されると怖いので、すぐ降りてしまった。でも、景色はよかった。日本海は波もなく紺碧に輝き、太陽の日射しを浴びてきらきら光っていた。
昼食は日本海さかな街。ここはさすが海に近いだけあって、お金を出したかいがあったというほど美味しかった。
最後の名所は「氣比神宮」。高さ10.9メートルの木造の大鳥居は有名だ。春日大社、厳島神社と合わせて3大鳥居といわれている。7柱(神様の数え方、ひとはしら、ふたはしらと数える)の神様を祀ってあるそうだ。北陸道総鎮守である。
この神宮の近くに「金ヶ崎城」がある。今読んでいる「極楽征夷大将軍」で新田義貞がこの城を本拠地にして尊氏らと戦ったと書いてあった。それに、足利直義(あしかがただよし・尊氏の弟で実際の政務を執り行っていた)が兄尊氏と袂を分かった際にこの金ヶ崎城を本陣に措いたところでもある。
偶然にも近くに行けてラッキーと思ったが、山を越えた海側だと聞いて実際には見ることはできなかった。山は撮ってきた。
最後に越前そばの里で試食とお土産を買う所によって終了となる。この越前そばは偶然にも3日前に福井駅に着いたときに、昼食時間が与えられ、何人か待っていたが、美味しそうだからと名物とは知らずに食したそばだった。大根おろしとねぎと鰹節が乗っていて並んだかいがあったと思った。これもちゃんと写真に撮ったのに残念だ。
終わってみれば3日間はあっという間だった。今回はほんと10景といううたい文句そのままで、見たり歩いたり強行スケジュールで、それにこの炎天下。バスに逃げ込むという表現がぴったりであった。でも添乗員さんが物腰が柔らかく、参加者もみんな協力的でよかった。総勢41人もの参加で家族や友人で参加はもちろん多かったけれど、今は一人で参加する人たちが結構いて、そういう時代なんだなーと思った。
また、今回も恒例の「城めぐり」アプリを起動して、78のお城をゲットしてきた。
主なお城としては、一乗谷城、福井城、小松城、松任城、勝山城、越前大野城、波多野城、富山城、金ケ崎城、敦賀城等々である。現在の総合計は782城である。
私は、石川県の人間で福井県はお隣。福井は、東尋坊と永平寺ぐらいであまり観光地というイメージがなかったけど、和香ちゃんのブログで福井を新しく知りました。
それに、東尋坊は2回ぐらい行った事あるのにお坊さんの名前だと初めて知りました。
日本海側の景色、懐かしく見せてもらいました。ありがとう!!