日々の事など

時には、旅人

一人婆さんち

2022-10-28 | 

 昔、子供の頃、小さな小屋のような家に一人婆さんが住んでました。玄関先に子供の駄菓子や女の子の好きなリリアンやらおはじき、多分、男の子の好きなものが並んでました。表面の壁の下にはご飯を炊くお釜やらが並んでました。友達が何か持ってると、私はよく聞きました。「それ、どこで買ったの?」「一人婆さんち」

 さて、月日は流れて、今、私は一人婆さんをやってます。好きなことをして幸せです。この幸せもいつかなくなりことでしょう。時々、平安な幸せが怖くなります。

 結婚して、子供が出来て、夫となった人は穏やかで、子供は手がかからず、幸せでした。時々。その幸せが怖かったのです。そして、やってきました。風邪もあまりひかない人が、癌になり逝ってしまいました。そう、幸せすぎると何か起こると、学びました。

 今、一人婆さんやってます。小さな幸せだから大丈夫かな?駄菓子屋の一人婆さんの人生はどんなだったのでしょう?


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