ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

130816 恒例となった孫招待温泉ツアー、嬉野へ。息子がセットしてくれた!

2013年08月16日 | マイ家族

恒例となった孫一家招待温泉ドライブ。今年は孝行息子のセットで20年ぶりの嬉野へ。孫一家は先行して現地周辺観光。年寄り組はなにせこの暑さゆえ旅館直行。16時入館。大村屋は創業天保元年(1830年)の老舗。江戸時代、長崎大村藩の脇本陣だったとのこと。玄関には無心という掛け軸がでんとしつらえてあり伝統を感じさせる。

部屋にはそれぞれに合わせた生け花や掛け軸、ハンドメイドのステンドガラスの常夜灯など文豪の定宿をコンセプトにしたようなしつらえ。

畳とフローリングのバランスもよく、休憩ロビーにはジャズの心地よい響きに古い写真や書籍がマッチ、冷たい紅茶がフリードリンクで置いてある。メニュには利き酒セット1500円也というのがあった。酒どころ、茶どころ嬉野の食が味わえる。文庫コーナーには明治の文豪たちの古書がならんでいる。富安風声の添削中心俳句の作り方という黄ばんだ表紙の本を手に取る。昭和10年の発行、中身が濃さそうな俳句入門書だった。

例によってまずは温泉。文字通り広い広い大浴場をわれわれ2~3人が独り占め。外は嬉野川の渓流、大木のこずえにアオサギがとまっているのがみえる。6時半から夕食。しゃぶしゃぶにおつくり、素材を生かした料理、板さんおすすめの地酒ほか満喫満腹。酒器がなかなか良かった。作陶チャレンジしてみよう。

なんか生ビールと地酒1合ですっかり酔いがまわってしまう。だいぶ弱くなったのか暑さで疲れ気味なのかわからないが8時過ぎお開き、部屋で休憩。孫たちは予約しておいた貸し切り家族風呂へ。利用時間がまだあるというので私も行ってみる。大浴場と違いこじんまりとした総ヒノキの家族風呂。実に気持ちがよかった。ありがたきかな、幸せかなである。エアコンの効いた部屋で11時前就寝。久しぶりに掛布団をかぶって眠りにつく。翌朝6時前に目覚め、女将推奨の轟の滝までの川沿い遊歩道片道散歩コースに下駄をひっかけカメラをぶらさげて出かける。川べりにはハグロイトトンボがあちこち飛んでおり、カモも数羽群れている。

途中、ごいさぎの幼鳥などに遭遇したが約30分歩いても滝にたどりつかず引き返す。汗ばんだ体を大浴場でさっぱりと流し朝食。温泉豆腐に舌鼓をうち久しぶりにおいしい味噌汁もいただいて結構な朝食。10時チェックアウト。外はあいかわらず暑い。美人の女将や気持ちの良いスタッフにおくられて武雄の科学博物館にむかう。武雄にこんなところがあったとはまったく知らなかったが駐車場は車でいっぱい。

館内は涼しく、世界のめずらしい生物、魚、昆虫、レンズ磨きの実習室やマイナス20度体験コーナー、子供ずれには一日中遊べる対象がいっぱい。

12時半から40数年ぶりにプラネタリウムをみる。なかなかのもので孫たちも興味津々。結構でした。

14時、孫一家とわかれて我々は武雄物産館で昼食。お母さんの手料理という500円ランチ、結構でした。土産をかって帰路につく。長崎道から大分道、小郡インターでおりて帰宅15時半。家の中は猛暑でした。

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