ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

160128 雪の後始末大変。加島祥造氏の詩、「求めない」が春秋に登場、荘子がバックボーンか!

2016年01月28日 | アフターセブンティ

やっと雪がやんだ。美しい雪景色の後始末大変。重労働。

(ペンタックスK3、ハイコントラスト処理)

27日の西日本新聞の朝刊、春秋に 故、加島祥造詩集「求めない」が紹介されていた。「荘子」がバックボーンか!!

  昨日、ブログで紹介した「荘子」ヒア・ナウの著者が加島祥造氏であったのだが偶然にも今朝の「春秋」で昨年末、亡くなられた詩人であることを再確認。詩集「求めない」に

 <求めない・・すると 今十分に持っていると気づく。求めない・・すると今持っているものがいきいきとしてくる>

 便利さに囲まれながらもっともっとと多くを求めて、思いどおりにならなくていらだつ日常。大雪で水道管凍結破裂断水、水のない生活がいかに悲惨か思い知らされた人が多いのではないか。蛇口をひねり、すぐ飲料水がでてくる国は世界にそう多くはない、いかにすごいことか認識できていない。時刻表通りにくる電車やバスがとまってしまい如何に苦労するか。水を求めて給水車を往復する、水のなんと重いことか、思い知らされたりする。水、電気、きれいな空気、この当たり前の条件が維持できているかが近代国家の条件。日本はすごい国だがそこに住んでいる国民の心が乾いている。わが家周辺は幸い、凍結、断水などなくてよかったが水道の配管がどうなっているのか、どこをどうすれば凍結防止になるのかわかっている家庭がどのくらいあるのか?

 あらためて「荘子」のタオイズムをじっくり味わうべきと思う、<求めない・・すると それでも案外 生きてゆける。>と知り。

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