Lucky☆Sardonyx

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年間12万円損?

2012-08-27 23:28:06 | コメント
 メタボリック症候群の人の医療費が、そうでない人よりも年8万~12万円多いことが27日、厚生労働省の調査で分かった。医療費を増やす原因となった病名は調べていないが、高血圧などの生活習慣病が医療費を押し上げた可能性がある。

 中高年が対象の「メタボ健診(特定健康診査)」の受診率は40%台と低迷しているが、医療費の差が具体的に示されたことで、生活習慣を改善してメタボ脱却を目指す人が増えそうだ。

 医療費のうち患者が医療機関で支払う自己負担額は、70歳以上が原則として医療費の1割、70歳未満が3割。自己負担が3割の場合、医療費の差が10万円なら自己負担額の差は3万円になる。

 調査では、メタボ男性はそうでない人より40~49歳で医療費が年10万円程度多く、女性では70~74歳でメタボの人が9万円程度上回った。40~54歳の女性は差が17万~18万円程度だったが、厚労省は「この年齢層の女性にはメタボが少ないので、一部の医療費の高い人が平均を押し上げた可能性がある」とみて、差額は8万~12万円との説明からは除外している。

 調査は、09年度にメタボ健診を受けた40~74歳の人のうち10年度の医療費が判明した約269万人が対象。男女別に40歳から5歳ごとに年間の医療費の平均を算出した。