翼を広げた大きさが5メートル超とみられる史上最大の鳥の化石が、チリ北部の約500万~約1千万年前の地層でこのほど見つかった。ドイツのゼンケンベルク自然博物館などが20日までに発表した。
見つかった化石は全身の70%。翼幅は5・2メートル以上で、体重は16~29キロと推定できる。空を飛ぶことが可能な鳥の翼幅としては「確認できるもので最大」(同博物館)という。
この鳥は長いくちばしが特徴で、くちばし内にはとがった歯のようなものがのこぎり状に並んでいる。これを使って、イカや魚を捕獲していたとみられる。
化石は、過去のものと比べて骨格の保存状態が最も良好。同博物館は「これまで発見されたものは骨が砕けていたため、翼幅などの正確な推定ができなかった」と、今回の発見の意義を指摘している。
見つかった化石は全身の70%。翼幅は5・2メートル以上で、体重は16~29キロと推定できる。空を飛ぶことが可能な鳥の翼幅としては「確認できるもので最大」(同博物館)という。
この鳥は長いくちばしが特徴で、くちばし内にはとがった歯のようなものがのこぎり状に並んでいる。これを使って、イカや魚を捕獲していたとみられる。
化石は、過去のものと比べて骨格の保存状態が最も良好。同博物館は「これまで発見されたものは骨が砕けていたため、翼幅などの正確な推定ができなかった」と、今回の発見の意義を指摘している。
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