Lucky☆Sardonyx

ばるご☆の戯言ブログです(^^)

浮桟橋?

2012-09-23 23:52:14 | コメント
 米ハワイ・モロカイ島沖で21日までに、浮桟橋のようなものが漂流しているのが見つかった。

 地元テレビの報道によると、日本語とみられる表示があり、東日本大震災の津波による被災地からの流失物の可能性がある。米沿岸警備隊は付近を航行する漁船などに無線で警戒を呼び掛けている。

 これとは別に、18日ごろにオアフ島沖に浮いているのが見つかった漁業用の大型プラスチック容器が、宮城県女川町の水産会社から津波で流失したものであることが確認された。ホノルルの日本総領事館によると、津波による流失物がハワイに到達したのが確認されたのは初めて。

 浮桟橋のようなものは縦9メートル、横15メートルほどの大きさで、ロープを結び付ける金具のようなものが据え付けられている。17日にマウイ島沖で見つかり、20日にはモロカイ島北方沖で目撃された。

 今年6月には、太平洋に面した西部オレゴン州の海岸に、津波で青森県から流失した浮桟橋が漂着している。

2000年間に5回

2012-09-23 23:36:25 | コメント
 関東南部周辺を震源とするマグニチュード(M)8級の巨大地震「関東地震」が約2000~4000年前の2000年間に少なくとも5回起こっていたことを示す津波堆積物を筑波大や東大などのチームが23日までに、神奈川県の三浦半島で発見した。

 津波堆積物は、巨大地震による津波で残ることが多く新しいほど浅い。今回調査した場所では、2000年前より新しい地層はきれいに残っておらず、1923年の関東大震災以外の津波堆積物は見つからなかった。チームはさらに調査範囲を広げて過去2000年の堆積物を探し出す方針だ。

 関東地震は、相模湾から延びる相模トラフ沿いが震源。これまで200~400年周期で起こると考えられていたが、資料は少なく、確実なのは関東大震災と元禄地震(1703年)の2回のみだった。

 チームは三浦半島の南側にある江奈湾で、干潟や湿地から地層を採取。長さ3メートル前後の柱状の地層試料に、海から運ばれて堆積したとみられる砂や珪藻の化石などを含む厚さ約5~20センチの地層を計6層見つけた。

 一番上の層は関東大震災の津波で、残りの5層は約2000~4000年前に起きた地震の津波で運ばれたと推定された。元禄地震の層は確認できなかった。約3千年前に積もった層は厚さが約20センチあり、大量の土砂を運ぶ津波だったとみられる。

 ほかの場所で過去に見つかった地盤隆起の跡や、地震の繰り返す性質を合わせると、関東地震は数百年おきに発生したと考えられるという。チームの千葉崇・筑波大研究員は「空白期間の一部を埋めることができた」としている。